Thorough Analysis on Carbon Fiber and it’s Applied Products Market
■ 発 刊:2014年5月16日
■ 定 価:80,000 円(税込 88,000 円)
* メルマガ登録者は 72,000 円(税込 79,200 円))
■ 体 裁:A4判 並製 216頁
■ 編集発行:㈱シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-904482-08-7
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★ お知らせ ★ 本書の内容に関連したセミナー「CFRTP(熱可塑性炭素繊維複合材料)の特徴と成形技術および含浸挙動予測」が、2014年6月18日(水)に開催されました。
本レポートの特徴
◇ 急速に需要が立ち上がる炭素繊維・製品市場の全容を解明!!
◇ 航空機、自動車等注目応用分野の動向と市場実態を分析!!
◇ 炭素繊維、織物加工、プリプレガー、成型加工の各メーカー動向とサプライチェーンも詳述!!
刊行にあたって
炭素繊維は1970 年代に上市されて以降、軽量・高剛性・高強度という特性を生かし、テニスラケットやゴルフクラブなどのスポーツ用途を始め、航空機の一次構造材への採用、産業用途では風力発電のブレードや圧力容器、自動車部品、工業用ロール、建造物の耐震補強材など幅広い分野で使用され、その市場を順調に伸ばしてきた。
特に近年、炭素繊維を取巻く社会環境は大きく変化してきており、航空機や自動車産業では燃費向上、CO2排出削減が強く求められ、原油価格の高騰に伴って炭素繊維の費用対効果が大きく向上してきた。炭素繊維は環境問題に対応できる素材として、そのニーズは一層高まっており、鉄、アルミに続く第3 の構造材料として、将来も高い成長が見込まれている。
このような炭素繊維産業の中で中心的な役割を果たしているのが、東レをはじめとした国内メーカーである。日本のメーカーは30~40 年の製造経験を持ち、技術改良・事業拡大を図ってきた結果、日本の炭素繊維生産は品質、生産量共に世界一の実績を誇っている。
かつて日本の産業界で牽引役だった半導体や家電製品などで、中国、韓国などの追い上げにあい国内工場の閉鎖や事業縮小等苦戦している中、炭素繊維は日本が世界的に優位に立つ数少ない有力産業といえる。
本書では、今後大きな飛躍が期待される炭素繊維産業について、第1章から第3章で炭素繊維、マトリック樹脂、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のメーカー動向と市場動向、及びサプライチェーンについて分析した。第4章ではCFRP の応用分野別需要動向と今後の需要予測をまとめた。また第5章ではメーカー動向として、炭素繊維メーカーと今後応用分野のすそ野を拡げるうえで重要となる中間材加工メーカーの動向を、また第6章、第7章では海外での市場動向と今後の課題等についてまとめた。
このように炭素繊維・製品市場の全容を分析、詳述した本レポートが、関連する炭素繊維メーカー、樹脂メーカー、中間材加工メーカーをはじめ炭素繊維の利用を考えるユーザーの方々にとって貴重な情報源となることを確信し、ご購読をお勧めする。
特に近年、炭素繊維を取巻く社会環境は大きく変化してきており、航空機や自動車産業では燃費向上、CO2排出削減が強く求められ、原油価格の高騰に伴って炭素繊維の費用対効果が大きく向上してきた。炭素繊維は環境問題に対応できる素材として、そのニーズは一層高まっており、鉄、アルミに続く第3 の構造材料として、将来も高い成長が見込まれている。
このような炭素繊維産業の中で中心的な役割を果たしているのが、東レをはじめとした国内メーカーである。日本のメーカーは30~40 年の製造経験を持ち、技術改良・事業拡大を図ってきた結果、日本の炭素繊維生産は品質、生産量共に世界一の実績を誇っている。
かつて日本の産業界で牽引役だった半導体や家電製品などで、中国、韓国などの追い上げにあい国内工場の閉鎖や事業縮小等苦戦している中、炭素繊維は日本が世界的に優位に立つ数少ない有力産業といえる。
本書では、今後大きな飛躍が期待される炭素繊維産業について、第1章から第3章で炭素繊維、マトリック樹脂、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)のメーカー動向と市場動向、及びサプライチェーンについて分析した。第4章ではCFRP の応用分野別需要動向と今後の需要予測をまとめた。また第5章ではメーカー動向として、炭素繊維メーカーと今後応用分野のすそ野を拡げるうえで重要となる中間材加工メーカーの動向を、また第6章、第7章では海外での市場動向と今後の課題等についてまとめた。
このように炭素繊維・製品市場の全容を分析、詳述した本レポートが、関連する炭素繊維メーカー、樹脂メーカー、中間材加工メーカーをはじめ炭素繊維の利用を考えるユーザーの方々にとって貴重な情報源となることを確信し、ご購読をお勧めする。
本レポートの目次構成
第1章 総 論
第2章 マトリックス樹脂の動向
第3章 CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の動向
第4章 炭素繊維複合材料の応用分野別市場動向
第5章 メーカー動向
第6章 海外の市場動向
第7章 炭素繊維・複合材料の市場展望と課題
構成および内容
目次一覧PDF
第1章 総論
1 炭素繊維の開発と市場開拓
1.1 PAN系炭素繊維(ポリアクリロニトリル系炭素繊維)開発の歴史
1.2 PAN系炭素繊維メーカーの生産体制
1.2.1 炭素繊維各社の生産能力
1.2.2 PAN系炭素繊維の地域別、繊維別生産能力
1.2.3 企業グループ別生産能力
1.3 炭素繊維プリカーサ開発と生産
2 PAN系炭素繊維の市場
2.1 PAN系炭素繊維市場の概況
2.2 炭素繊維の用途別市場展望
2.2.1 スポーツ・レジャー用途
2.2.2 航空機用途
2.2.3 産業用途
(1) 圧力容器
(2) 自動車用途
(3) 風力発電
(4) 土木建築用途
(5) 高圧電線心材用途
(6) 電子機器箇体用途
3 ピッチ系炭素繊維
3.1 ピッチ系炭素繊維開発の歴史
3.2 ピッチ系炭素繊維のメーカー別、繊維別生産能力
3.3 ピッチ系炭素繊維の市場展望
3.3.1 メゾフェーズピッチ系炭素繊維
3.3.2 等方性ピッチ系炭素繊維
4 炭素繊維複合材料供給組織体制(サプライチェーン)
4.1 サプライチェーンの概況
4.2 炭素繊維複合材料・中間材加工業者
4.2.1 織・編み物加工業者
4.2.2 国内の中間加工業者の系列状況
5 まとめ
第2章 マトリックス樹脂の動向
1 はじめに
2 熱硬化性樹脂
2.1 エポキシ樹脂
2.2 フェノール樹脂
2.3 ポリイミド樹脂
2.4 不飽和ポリエステル樹脂
2.5 ビニルエステル樹脂
2.6 ビスマレイミド樹脂
2.7 シアネートエステル樹脂
3 熱可塑性樹脂
3.1 ポリアミド樹脂
3.2 ポリプロピレン樹脂
3.3 ポリフェニレンサルファイド樹脂
3.4 ポリエーテルイミド樹脂
3.5 ポリカーボネート樹脂
3.6 ポリエーテルエーテルケトン樹脂
4 炭素繊維強化炭素(C/C)複合材料
第3章 CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の動向
1 CFRPとは
1.1 炭素繊維の種類
2 CFRPの需要動向
2.1 現在の用途別需要実績
2.2 今後の需要予測
2.3 炭素繊維の価格推移
2.4 CFRPの形状
2.5 CFRPの成形技術
2.6 CFRPのリサイクル技術
3 CFRPの国内動向
4 CFRPの海外動向
第4章 炭素繊維複合材料の応用分野別市場動向
1 スポーツ・レジャー分野
1.1 釣竿
1.2 ゴルフシャフト・ヘッド
1.3 テニスラケット
1.4 その他のスポーツ用品
2 輸送分野
2.1 自動車
2.2 レーシングカー
2.3 鉄道車両
2.4 船舶
2.5 その他
3 航空宇宙分野
3.1 民間航空機
3.2 ロケット・人工衛星
3.3 ヘリコプター
3.4 ジェットエンジン
4 土木建築分野
4.1 補強材
4.2 建築資材
4.3 橋梁
5 エネルギー分野
5.1 風力発電
5.2 燃料電池
5.3 リチウムイオン電池
5.4 電線
5.5 耐圧容器
5.6 海底油田
6 一般産業用
6.1 コンポジットロール
6.2 医療機器
6.3 モバイル機器筐体
6.4 ロボットハンド
6.5 ブレーキディスク
6.6 断熱材
第5章 メーカー動向
1 PAN系炭素繊維メーカーの動向
1.1 東レ
1.2 東邦テナックス
1.3 三菱レイヨン
1.4 Hexcel
1.5 CYTEC
1.6 台湾プラスチック
1.7 Zoltek
1.8 SGLGroup
2 ピッチ系炭素繊維メーカーの動向
2.1 クレハ
2.2 三菱樹脂
2.3 日本グラファイトファイバー
2.4 大阪ガスケミカル
3 織物加工メーカーの動向
3.1 サカイ産業
3.2 綾羽工業
3.3 松文産業
3.4 日東紡績
3.5 シキボウ
3.6 一村産業
3.7 中国紡織
3.8 丸井織物
3.9 創和テキスタイル
4 プリプレグ加工メーカーの動向
4.1 JX日鉱日石エネルギー
4.2 日本ポリマー産業
4.3 ミズノテクニクス
4.4 エーシーエム
4.5 サカイオーベックス
4.6 ミツヤ
4.7 丸八
4.8 日本カーボン
5 成形加工メーカーの動向
5.1 横浜ゴム
5.2 日立化成
5.3 川崎重工
5.4 ジーエイチクラフト
5.5 福井ファイバーテック
5.6 有沢製作所
5.7 新日鉄住金マテリアルズ
5.8 フドー
5.9 スーパーレジン工業
5.10 フジワラ
5.11 日機装
5.12 UCHIDA
第6章 海外の市場動向
1 PAN系炭素繊維メーカーと新規参入企業動向
2 PAN系炭素繊維複合材料の海外市場
2.1 CFRP市場規模
(1) 米国
(2) 欧州
(3) アジア
2.2 炭素繊維メーカーの特徴
(1) 韓国の動き
(2) 中国の動き
2.3 炭素繊維の海外需要のトピックス
(1) 自動車用途
(2) 航空機用途
(3) 風力エネルギー産業用途
3 ピッチ系炭素繊維の国内外市場
4 炭素繊維の海外市場での将来展望
第7章 炭素繊維・複合材料の市場展望と課題
1 PAN炭素繊維・複合材料の市場展望
1.1 航空機用途の需要展望
1.2 洋上風力発電装置の需要展望
1.3 シェールガス革命に係わるCFRP耐圧容器の需要展望
1.4 軽量化車体自動車の需要展望
1.5 燃料電池車(FCV)の需要展望
1.6 供給炭素繊維の種類についての展望
2 ピッチ系炭素繊維・複合材料の市場展望
2.1 汎用炭素繊維の需要展望
2.2 低弾性率炭素繊維の需要展望
2.3 高弾性率、高熱伝導率炭素繊維の需要展望
3 炭素繊維・複合材料の今後の課題と展望-炭素繊維産業発展の課題-
3.1 コストと環境・エネルギー負荷の低減
3.2 量産成形加工技術
3.3 リサイクル
3.4 サプライチェーン
(1) サプライチェーンに関連したPAN系炭素繊維メーカーの動き
(2) プリカーサの合弁事業
4 おわりに
1 炭素繊維の開発と市場開拓
1.1 PAN系炭素繊維(ポリアクリロニトリル系炭素繊維)開発の歴史
1.2 PAN系炭素繊維メーカーの生産体制
1.2.1 炭素繊維各社の生産能力
1.2.2 PAN系炭素繊維の地域別、繊維別生産能力
1.2.3 企業グループ別生産能力
1.3 炭素繊維プリカーサ開発と生産
2 PAN系炭素繊維の市場
2.1 PAN系炭素繊維市場の概況
2.2 炭素繊維の用途別市場展望
2.2.1 スポーツ・レジャー用途
2.2.2 航空機用途
2.2.3 産業用途
(1) 圧力容器
(2) 自動車用途
(3) 風力発電
(4) 土木建築用途
(5) 高圧電線心材用途
(6) 電子機器箇体用途
3 ピッチ系炭素繊維
3.1 ピッチ系炭素繊維開発の歴史
3.2 ピッチ系炭素繊維のメーカー別、繊維別生産能力
3.3 ピッチ系炭素繊維の市場展望
3.3.1 メゾフェーズピッチ系炭素繊維
3.3.2 等方性ピッチ系炭素繊維
4 炭素繊維複合材料供給組織体制(サプライチェーン)
4.1 サプライチェーンの概況
4.2 炭素繊維複合材料・中間材加工業者
4.2.1 織・編み物加工業者
4.2.2 国内の中間加工業者の系列状況
5 まとめ
第2章 マトリックス樹脂の動向
1 はじめに
2 熱硬化性樹脂
2.1 エポキシ樹脂
2.2 フェノール樹脂
2.3 ポリイミド樹脂
2.4 不飽和ポリエステル樹脂
2.5 ビニルエステル樹脂
2.6 ビスマレイミド樹脂
2.7 シアネートエステル樹脂
3 熱可塑性樹脂
3.1 ポリアミド樹脂
3.2 ポリプロピレン樹脂
3.3 ポリフェニレンサルファイド樹脂
3.4 ポリエーテルイミド樹脂
3.5 ポリカーボネート樹脂
3.6 ポリエーテルエーテルケトン樹脂
4 炭素繊維強化炭素(C/C)複合材料
第3章 CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の動向
1 CFRPとは
1.1 炭素繊維の種類
2 CFRPの需要動向
2.1 現在の用途別需要実績
2.2 今後の需要予測
2.3 炭素繊維の価格推移
2.4 CFRPの形状
2.5 CFRPの成形技術
2.6 CFRPのリサイクル技術
3 CFRPの国内動向
4 CFRPの海外動向
第4章 炭素繊維複合材料の応用分野別市場動向
1 スポーツ・レジャー分野
1.1 釣竿
1.2 ゴルフシャフト・ヘッド
1.3 テニスラケット
1.4 その他のスポーツ用品
2 輸送分野
2.1 自動車
2.2 レーシングカー
2.3 鉄道車両
2.4 船舶
2.5 その他
3 航空宇宙分野
3.1 民間航空機
3.2 ロケット・人工衛星
3.3 ヘリコプター
3.4 ジェットエンジン
4 土木建築分野
4.1 補強材
4.2 建築資材
4.3 橋梁
5 エネルギー分野
5.1 風力発電
5.2 燃料電池
5.3 リチウムイオン電池
5.4 電線
5.5 耐圧容器
5.6 海底油田
6 一般産業用
6.1 コンポジットロール
6.2 医療機器
6.3 モバイル機器筐体
6.4 ロボットハンド
6.5 ブレーキディスク
6.6 断熱材
第5章 メーカー動向
1 PAN系炭素繊維メーカーの動向
1.1 東レ
1.2 東邦テナックス
1.3 三菱レイヨン
1.4 Hexcel
1.5 CYTEC
1.6 台湾プラスチック
1.7 Zoltek
1.8 SGLGroup
2 ピッチ系炭素繊維メーカーの動向
2.1 クレハ
2.2 三菱樹脂
2.3 日本グラファイトファイバー
2.4 大阪ガスケミカル
3 織物加工メーカーの動向
3.1 サカイ産業
3.2 綾羽工業
3.3 松文産業
3.4 日東紡績
3.5 シキボウ
3.6 一村産業
3.7 中国紡織
3.8 丸井織物
3.9 創和テキスタイル
4 プリプレグ加工メーカーの動向
4.1 JX日鉱日石エネルギー
4.2 日本ポリマー産業
4.3 ミズノテクニクス
4.4 エーシーエム
4.5 サカイオーベックス
4.6 ミツヤ
4.7 丸八
4.8 日本カーボン
5 成形加工メーカーの動向
5.1 横浜ゴム
5.2 日立化成
5.3 川崎重工
5.4 ジーエイチクラフト
5.5 福井ファイバーテック
5.6 有沢製作所
5.7 新日鉄住金マテリアルズ
5.8 フドー
5.9 スーパーレジン工業
5.10 フジワラ
5.11 日機装
5.12 UCHIDA
第6章 海外の市場動向
1 PAN系炭素繊維メーカーと新規参入企業動向
2 PAN系炭素繊維複合材料の海外市場
2.1 CFRP市場規模
(1) 米国
(2) 欧州
(3) アジア
2.2 炭素繊維メーカーの特徴
(1) 韓国の動き
(2) 中国の動き
2.3 炭素繊維の海外需要のトピックス
(1) 自動車用途
(2) 航空機用途
(3) 風力エネルギー産業用途
3 ピッチ系炭素繊維の国内外市場
4 炭素繊維の海外市場での将来展望
第7章 炭素繊維・複合材料の市場展望と課題
1 PAN炭素繊維・複合材料の市場展望
1.1 航空機用途の需要展望
1.2 洋上風力発電装置の需要展望
1.3 シェールガス革命に係わるCFRP耐圧容器の需要展望
1.4 軽量化車体自動車の需要展望
1.5 燃料電池車(FCV)の需要展望
1.6 供給炭素繊維の種類についての展望
2 ピッチ系炭素繊維・複合材料の市場展望
2.1 汎用炭素繊維の需要展望
2.2 低弾性率炭素繊維の需要展望
2.3 高弾性率、高熱伝導率炭素繊維の需要展望
3 炭素繊維・複合材料の今後の課題と展望-炭素繊維産業発展の課題-
3.1 コストと環境・エネルギー負荷の低減
3.2 量産成形加工技術
3.3 リサイクル
3.4 サプライチェーン
(1) サプライチェーンに関連したPAN系炭素繊維メーカーの動き
(2) プリカーサの合弁事業
4 おわりに