化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年3月8日(月)13:30~16:30 
       受 講 料:40,000円 + 税  * 資料付
          *メルマガ登録者 36,000 円 + 税
          *アカデミック価格 24,000 円 + 税
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2名目は無料、3名目以降はメルマガ価格の半額です。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 水上 渉 氏  大阪大学 先導的学際研究機構 特任准教授

【講師経歴】
 平成18年 京都大学 工学部 工業化学科 卒業
 平成20年 東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 博士前期課程 修了
 平成23年 総合研究大学院大学 物理科学研究科 機能分子科学専攻 博士後期課程 修了
 平成23年 英国ブリストル大学 訪問研究員
 平成24年 英国ブリストル大学化学科 Marie Curie Research Fellow
 平成26年 理化学研究所 杉田理論分子科学研究室 基礎科学特別研究員
 平成27年 九州大学 総合理工学研究院 助教
 平成31年 現職
 科学技術振興機構 さきがけ研究者(兼任)、㈱QunaSys 技術顧問(兼任)、大阪大学大学院 基礎工学研究科招聘准教授(兼任)、理化学研究所 杉田理論分子科学研究室 客員研究員(兼任)

【活動内容】
 第一原理計算の手法開発と応用の双方に取組んでいる。現在のメインテーマは、量子コンピュータの量子化学計算への応用を目指したアルゴリズム開発。

セミナーの趣旨

 量子コンピュータの開発は近年大きく進展し、昨年Googleが量子超越を達成したことが大きな話題となりました。Googleの量子超越の事例では現実世界の問題を解くには役に立たない特殊な問題を扱っていましたが、潜在的に大きな計算能力を持つ量子コンピュータができつつあることは間違いありません。この量子コンピュータの応用先として期待されているのが化学分野です。新聞やネット上での記事を見ても「材料開発」「触媒開発」「新薬開発」に量子コンピュータが役に立つのでは?という表現を多く見かけます。本セミナーでは量子コンピュータを用いた量子化学計算に焦点をあて、何故(量子)化学計算なのか、現在開発がどこまで進んでいるのか、といったことが学ぶことができます。「量子コンピュータとは?」や「量子化学計算とはなんなのか?」といった基礎から出発し、最新事例も含めてわかりやすく解説します。

セミナー対象者

 ① 量子コンピュータの応用先としての化学計算に興味がある研究者、技術者
 ② 量子コンピュータを用いた量子化学計算に興味のある化学や材料系の企業の研究開発企画、技術企画、新事業企画などの担当者
 ③ 量子コンピュータを用いた量子化学計算の事例を知りたい方

セミナーで得られる知識

 ① 量子コンピューティングの概要
 ② 量子化学計算は何故量子コンピュータの文脈で注目を集めているのか
 ③ 量子コンピュータを用いた量子化学計算アルゴリズムのこれまで
 ④ 量子コンピュータを用いた量子化学計算の最新動向と展望
 ⑤ 量子コンピュータを用いた量子化学計算の大まかな仕組み

プログラム

            ※ 適宜休憩が入ります。
1. 量子コンピュータの概要
 1-1 量子ビットとは?
 1-2 量子回路と量子コンピュータの動作の仕組み
 1-3 量子コンピュータとエラー訂正
 1-4 量子コンピュータの開発状況:NISQの時代
 1-5 量子コンピュータの期待される応用先

2. 計算化学と量子化学計算の概要
 2-1 計算化学とは?
 2-2 量子化学計算とは?
 2-3 現在の量子化学計算の予言能と問題点について

3. 量子コンピュータと量子化学計算
 3-1 量子コンピュータの応用先としての量子化学計算
 3-2 何故、量子化学計算なのか?
 3-3 量子コンピュータを用いた量子化学計算アルゴリズムの紹介

4. 量子コンピュータの研究開発動向
 
 

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