化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2021年1月18日(月)10:30~16:30 
       受 講 料:50,000円 + 税  * 資料付
          *メルマガ登録者 45,000 円 + 税
          *アカデミック価格 24,000 円 + 税
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
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講 師

 鵜野 将年 氏  茨城大学 工学部 電気電子工学科 准教授

【講師経歴】
 1979年7月5日生。
 2004年3月 同志社大学大学院 工学研究科 電気工学専攻修了。
 2004年4月 宇宙航空研究開発機構に入所、宇宙機電源システムの研究開発に従事。
 2012年3月 総合研究大学院大学 物理科学研究科 博士後期過程修了。
 2014年10月より茨城大学工学部電気電子工学科 准教授、現在に至る。
 主として再生エネルギーシステム用パワーエレクトロニクスに関する研究開発に従事。

【活 動】
 蓄電池、太陽光発電、宇宙機電源システム用途のパワーエレクトロニクスに関する研究開発に従事。電気学会、電子情報通信学科、IEEE所属

セミナーの趣旨

 再生エネルギーや電動車両の普及に伴いリチウムイオン二次電池や電気二重層キャパシタ等の蓄電源の利用が急速に拡大している。用途に応じて複数の蓄電セルを直列に接続しバッテリを構成して使用するが、バッテリを長期に渡り安全に使用するためには各セルを適切に管理する必要がある。そのためにはバッテリマネジメント技術が必要不可欠であり、その中でも特に重要となるのがセルバランス技術である。蓄電システムでは各セルの固体差に起因してセル電圧にアンバランスが生じるが、これはセルの過充電や過放電のみならず蓄電システム全体としての早期劣化や利用可能エネルギーの低下といった各種の悪影響を及ぼす。このアンバランスを解消するのがセルバランス技術であり、近年では蓄電源の利用拡大に伴い盛んな研究開発が行われている。本セミナーではバッテリマネジメントならびにセルバランス技術について解説する。

セミナー対象者

 蓄電池システムの研究開発に従事する技術者

セミナーで得られる知識

 リチウムイオンバッテリの基礎特性、バッテリマネジメントならびにセルバランスの基礎知識

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1.背景
(1)蓄電池の用途拡大に伴う課題
(2)リチウムイオン電池と電気二重層キャパシタの特性

2.バッテリを使用する際の課題
(1)過充電と過放電
(2)過大電流
(3)温度管理
(4)セルアンバランス
(5)充電状態推定

3.バッテリマネジメントシステムの役割
(1)充電制御(定電流-定電圧充電)
(2)電圧監視
(3)電流・電圧保護(過大電流、過充電・過放電)
(4)温度管理
(5)充電状態推定

4.バッテリマネジメントシステムの構成

5.セルバランスの概念
(1)受動方式(損失型)
(2)能動方式(非損失型)

6.受動方式のセルバランス回路

7.能動方式のセルバランス回路
(1)隣接セル間バランス
(2)ストリング-セル間バランス
(3)セル選択方式(ストリング-セル間)
(4)セル選択方式(中間貯蔵方式)

8.まとめ
(1)各種セルバランス方式の長所と短所、用途
(2)大規模システムにおけるバランス回路

 

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