~ 計算技術の創造的融合で切り拓く現在の物質開発とこれからの物質開発 ~
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2020年12月16日(水)10:30~16:30
受 講 料:47,000円 + 税 * 資料付
*メルマガ登録者 42,000 円 + 税
*アカデミック価格 24,000 円 + 税
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2名目は無料、3名目以降はメルマガ価格の半額です。
★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
杉本 学 氏 熊本大学 大学院先端科学研究部 准教授
【講師経歴】
京都大学 工学部 石油化学科卒、大学院工学研究科 分子工学専攻 修士課程終了、同合成化学専攻 博士課程修了、京都大学博士(工学)。
1993-1996年 住友金属工業㈱ 未来技術研究所 研究員。
2000-2001年 米国ブルックヘブン国立研究所 客員研究員
2001年 米国イリノイ大学 アーバナシャンペーン校 客員研究員
2007-2009年 文部科学省 研究振興局学術調査官。
九州大学・北海道大学・東京工業大学・お茶の水女子大学 非常勤講師。長崎県 工業技術センター・東京大学 先端科学技術研究センター 客員研究員、インドネシアスラバヤ工科大学 客員教授、量子化学研究協会理事。日本化学会理論化学・計算化学ディビジョン副主査、日本化学会ケモインフォマティクス部会幹事、日本薬学会 構造活性相関部会 常任幹事。日本コンピュータ化学会 2017年秋季年会 実行委員長、ケモインフォマティクス討論会 実行委員長、構造活性相関シンポジウム実行委員長などを歴任。
【専 門】
物質インフォマティクス、理論計算化学、量子化学、機能物質科学
【著 書】
「材料およびプロセス開発のためのインフォマティクスの基礎と研究開発最前線」(シーエムシー・リサーチ)(分担執筆)、
「23の先端事例がつなぐ計算科学のフロンティア」(近代科学社)(監修)、
「マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集」(技術情報協会)(分担執筆)、
「金属錯体の量子・計算化学」(三共出版)(分担執筆)、
「配位空間の化学―最新技術と応用―」(シーエムシー)(分担執筆)
セミナーの趣旨
実験、理論に続いて80年代に本格的に登場した計算シミュレーションは今や日常的に行われるようになり、現在は集積される様々なデータから未来、現在、過去を予測するデータ科学に大きな注目と期待が集まっている。
本セミナーでは、物質科学における計算シミュレーション研究を90年代から企業、大学で行い、2010年ごろからインフォマティクス技術を取り入れて研究を行っている演者が、これまでの知見、経験、現状認識にたって、今後計算技術をどのように活用するのか、どのような発展が可能であるかについて議論する。新型コロナ感染症拡大によって、人々の生活が変わるNewNormal時代にあって、物質開発研究、製造業も姿を変えざるを得ないかもしれない。
本セミナーでは、物質探索と物質最適化に関する物質開発研究に焦点をしぼり、これからどのような計算技術の展開が必要かにつ
いて考えたい。
セミナー対象者
・計算技術で物質開発研究を行っている研究者・技術者・企業で将来の計算技術導入を検討している管理部門の方
セミナーで得られる知識
・物質研究での計算技術・これから必要となる計算技術・未来像からみて導入すべきと思われる計算技術・育成すべき技術者・必要な技術者教育・大学・研究機関との有機的連携に関するヒント・新しいビジョンを持ちたい研究者
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
講義1:DX 時代の新しい物質研究を考える
講義2:コンピューティングで新次元のモノ作りに突入できるか?
・偉大なる「計算物質科学」からの旅立ち(守破離)
講義3:計算機を単なる計算機として使わない計算技術(その1)
・電子状態インフォマティクス: 物質と機能を的確に数字で表現する
講義4:計算機を単なる計算機として使わない計算技術(その2)
・知恵を生み出すコンピューティング
講義5:研究者をパワーアップする計算技術を考える
・脳をパワーアップする道具として使う
・SF に学ぶ
講義6:マン-マシン・コラボレーションで新しい価値と可能性を切り拓く
・マシンを仲間にする:量子コンピューター・アルゴリズム開発を例として
・マシンだけで物質開発できるか?