化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

当該ウェビナーは、同日同時刻の セミナー が【ライブ配信】のみの開催に変更になったものです。

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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2020年9月18日(金)10:30~16:30 
       受 講 料:48,000円 + 税  * 資料付
          *メルマガ登録者 43,000 円 + 税 
          *アカデミック価格 24,000 円 + 税
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2人目は無料、3名目以降はメルマガ価格の半額です。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

セミナー対象者

 ① フッ素関連企業の研究員、開発者、営業担当者
 ② 有機フッ素化学の基礎を学びたい方、有機フッ素化合物の合成方法を学びたい方、含フッ素機能性化合物の開発研究に携わっている方
 ③ フッ素樹脂の用途開拓の方
 ④ ケミカル材料を活用する立場 (部品やデバイス)の方

セミナーで得られる知識

 ① フッ素化学の基礎知識、最近のフッ素関連動向と今後の展開、開発の指針
 ② 低分子有機フッ素化合物が持つ化学的、物理的、生物学的特徴
 ③ 医薬品・農薬及び液晶性化合物等にフッ素原子を使用する目的や導入効果
 ④ 有機フッ素化合物の合成法など
 ⑤ フッ素樹脂の応用例、および最新のトピックス

プログラム

講演 1.
フッ素の基礎、最近の動向と今後の展開
10:30~12:20
(質疑含)
講 師 松尾 仁 氏  ㈱FT-Net 代表取締役 工学博士
 【講師略歴】  東京大学工学系大学院博士課程修了、旭硝子(現 AGC)入社後フッ素化学の開発に携わる。化学品事業本部 事業部研究所所長、開発本部化学領域研究所所長などを歴任。定年後、韓国の三星精密化学の顧問などを経て、 ㈱FT-Net を立ち上げ、現在に至る。

【専 門】
 フッ素化学

【学協会等】
 日本フッ素化学会

【セミナー概要】  フッ素の基礎知識、最近の関心事と今後の動向を習得し、開発すべき事項とその応用分野を考えていく指針を得る。
【講演プログラム】 1 はじめに

2 フッ素の基礎知識
 フッ素の位置づけ、歴史、基本的な構造・特徴、危険性・毒性について、正しい取り、扱い方・ 使用の際の留意点、応用の際の留意点、製品となるまでの流れ

3 フッ素と環境問題
 地球温暖化、関連の法規制と求められる対応 PFOS・ PFOA問題

4 各分野における最近の情報~フッ素応用の着眼点~
 エレクトロニクス、エネルギー、ライフサイエンス、工業・自動車、その他 主に表面改質に関する最近の情報 を中心に述べる。

5 事業・開発の今後の動向纏め


講演 2.
有機フッ素化合物の基本構造・特性・合成方法
 
13:00~14:50
(質疑含)
講 師 井上 宗宣 氏  
公益財団法人 相模中央化学研究所 副所長 農学博士
 【講師略歴】 1999年 東京大学 農学生命科学研究科 博士課程修了
1999年 米国 Yale大学 博士研究員
2001年  (財)相模中央化学研究所 研究員
2004年  同上 精密有機化学グループリーダー
2017年  同上 副所長

【専 門】
 有機合成化学、フッ素化学、有機ファインケミカルズ(医農薬、液晶、香料、高分子モノマー等)の新規製造方法や含フッ素機能物質の開発研究を行っています。

【学協会等】
 日本化学会、日本農芸化学会、有機合成化学協会、日本フッ素化学会、アメリカ化学会

【セミナー概要】  医薬の15%、農薬の30%、液晶性化合物の30%程度にフッ素原子が含まれていることが示すように、有機機能物質の開発において、フッ素原子の利用が重要視されている。本セミナーでは、フッ素原子や低分子有機フッ素化合物の基本的性質とともに、これら有機フッ素化合物の構造的特徴、機能改善を目的としてフッ素原子を導入することの意義、さらに、有機フッ素化合物の合成法について解説する。
【講演プログラム】 1 はじめに
 1.1 フッ素原子の特徴と性質
 1.2 身の回りの有機フッ素化合物
 1.3 フッ素化学工業の概観
 1.4 有機フッ素化合物の開発の歴史

2 有機フッ素化合物の基本特性及び構造的特徴
 2.1 フッ素原子の置換基効果
 2.2 含フッ素官能基及び有機フッ素化合物の構造と性質

3 有機フッ素化合物においてフッ素原子を導入する目的と効果
 3.1 フッ素原子を導入する目的と効果(医農薬)
 3.2 フッ素原子を導入する目的と効果(機能性物質)

4 有機フッ素化合物の合成法
 4.1 有機フッ素化合物の合成法の基礎
 4.2 含フッ素脂肪族化合物の合成法
 4.3 含フッ素芳香族化合物の合成法
 4.4 含フッ素複素環化合物の合成法
 4.5 含フッ素医農薬の合成法
 4.6 含フッ素機能性物質の合成法

5 まとめ

 
講演 3.
フッ素樹脂の特性及び加工法と用途展開
 
15:00~16:30
(質疑含)
講 師 青崎 耕 氏   ㈱FT-Net 取締役 技術士(応用理学部門)
 【講師略歴】  1979年~2018年 AGC㈱(旧社名:旭硝子)化学品カンパニー。世界初の透明フッ素樹脂「サイト ップ」開発、世界初の連続ウェット法による反射防止フィルムやPDP用光学フィルターの事業化など、ディスプレイ・光学・エレクトロニクス関連の材料・部材の開発と新事業推進に携わった。
 2018年6月~ ㈱FT-Net 取締役

【公的受賞】
 日本化学会 化学技術賞(2001年)、日本化学工業協会 技術特別賞(2005年)

【学協会等】
 特定非営利活動法人 日本フォトニクス協議会 理事、公益社団法人 日本技術士会 応用理学部会 部会長

【主な著書】
 「光学材料の屈折率制御技術の最前線」(シーエムシー出版、共著)
 「透明ポリマーの材料開発と高性能化」(シーエムシー出版、共著)

【セミナー概要】  フッ素樹脂は 1938年のPTFE発見以来、様々な新規な樹脂が開発され、化学プラント装置や電線被覆などの基幹分野をはじめ、自動車や電子・電気などの先端分野で活用されている。これらフッ素樹脂およびその特長を基礎的に解説し、次に最新のトピックスも含めて応用について紹介する。講師の専門である透明フッ素樹脂の電子・光分野へ果たす役割についても紹介する。
【講演プログラム】 1 はじめに

2 フッ素樹脂の種類・特徴と合成法
 4つのカテゴリーによるフッ素樹脂の分類及びそれぞれの特徴、フッ素樹脂の合成法

3 フッ素樹脂の特性・機能とその効果・活用のポイント
 元素としてのフッ素の特長、フッ素樹脂の特性・機能とその効果、透明フッ素樹脂の光学特性、フッ素樹脂の設計・ 活用のポイント

4 フッ素樹脂の加工法
 PTFEに特徴的な加工法、一般的な加工法とそのポイント

5 フッ素樹脂の用途展開と適用シーン
 従来からの用途展開 (自動車、化学プラント、電力、建設、農業などの基幹分野、およびエレクトロニクス、二次電池、光、などの先端分野)、今後期待される新用途(ナノインプリント(バイオミメティック)、エネルギーハーベスティング、ディスプレイ、紫外 LED など)

6 おわりに(まとめ)

 

 

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