化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2020年12月21日(月)13:30~16:30 
       受 講 料:45,000円 + 税  * 資料付
          *メルマガ登録者 36,000 円 + 税    20%OFF
          *アカデミック価格 24,000 円 + 税
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】通常の特典(2名目無料,3名目以降半額)は適用外となりますが,定価の20%引きでご参加いただけます。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 佃 諭志 氏   東北大学 多元物質科学研究所 講師

【講師経歴】
 2002年3月 新潟大学 工学部 化学プロセス工学科 卒業
 2004年3月 大阪大学大学院 工学研究科・物質科学 専攻博士前期課程 修了
 2007年1月 大阪大学大学院 工学研究科・物質科学専攻博士後期課程 修了 博士(工学)
 2007年2月~2020年3月 東北大学・多元物質科学研究所・助教
 2015年11月~2019年3月 大阪大学・産業科学研究所・招 へい教員(兼任)
 2020年4月~現在 東北大学・多元物質科学研究所・講師

【研究歴】
 2007~2015年:高分子ナノワ イヤーの合成と新機能創出に関する研究に従事
 2010~2018年: 金属ナノ粒子の合成および高分子ナノワイヤーとのハイブリッド化による新機能材料創製に関する研究に従事,2015~2018 年:Ni ナノワイヤーの液相合成に関する研究に従事
 2016年~現在: 非カドミウム系QD蛍光体の開発とその機能評価に関する研究に従事

【所属学会】
 応用物理学会、 日本セラミックス協会、金属学会

【著 書】
 Colloidal Zn(Te,Se)/ZnS core/shell quantum dots exhibiting narrowband and green photoluminescence, H. Asano, S. Tsukuda, M. Kita, S. Fujimoto, T. Omata, ACS Omega , 3, 6703 (2018).

セミナーの趣旨

 量子ドットは、サイズにより発光波長を制御でき、単色性の高い発光を呈するため、ディスプレイ用蛍光体として注目されている。CdSe量子ドットを搭載したディスプレイが既に市販されているが、Cdは高い毒性を有するため、より安全な非Cd系量子ドットの開発が急務となっている。本講演では、コロイダル量子ドットの特性、合成法、カドミウムフリー量子ドットの世界的な開発動向から応用展開を含め解説する。

セミナー対象者

 コロイダル量子ドットに興味がある方、これから開発に従事する方、数年程度の従事経験のある方を対象とする。

セミナーで得られる知識

 量子ドットの特性、コロイダル量子ドットの合成方法、カドミウムフリー化の研究動向、ディスプレイ用途を含めた応用展開とその課題に関する知識の習得を目指す。

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1 量子ドットについて
 1.1 量子ドットの特性
 1.2 量子ドットの作製方法
 1.3 コア/シェル量子ドット
 1.4 量子ドットの応用 
 
2 量子ドット蛍光体のディスプレイ応用
 2.1 ディスプレイ用蛍光体
 2.2 CdSe量子ドット蛍光体の特徴
 2.3 CdSe量子ドットの合成方法 
 2.4 カドミウムの規制状況 
 
3 カドミウムフリー量子ドットの合成法とその特性
 3.1 III-V族半導体量子ドット 
 3.2 I-III-VI2族半導体量子ドット 
 3.3 II-VI族混晶量子ドット 
 3.4 ペロブスカイト型量子ドット 
 3.5 その他の量子ドット 
 
4 量子ドットディスプレイの今後の展開 
 4.1 量子ドットディスプレイの実装様式 
 4.2 量子ドット液晶ディスプレイ(QD-LCD) 
 4.3 量子ドットカラーフィルター(QDCF) 
 4.4 量子ドットLED(QD-LED) 
 4.5 量子ドットディスプレイの周辺技術と課題 
 
5 まとめ 

 

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