化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2020年10月2日(金)12:30~16:30 
       受 講 料:42,000円 + 税  * 資料付
          *メルマガ登録者 37,000 円 + 税
          *アカデミック価格 24,000 円 + 税
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2名目は無料、3名目以降はメルマガ価格の半額です。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 森川 安理 氏  アンリ・コンサルティング 代表

【講師経歴】
 1975年3月 東京大学 理学化学科(向山研究室)卒業
 1977年3月 東京大学大学院 理学系研究科(向山研究室)卒業
 1977年4月 旭化成 入社 スクリーニング化合物の合成、プロセス化学研究に従事。この間、エリルの構造活性相関の研究で薬学博士号取得。その後医薬原薬の工場長を10年経験。
 2013年2月 旭化成 退社
 2013年3月 個人事業主として技術コンサルタント業開始
 原薬の製造についての解説記事を31回に渡り下記HPに連載している。
  http://www.gmp-platform.com/topics_detail2/id=59

セミナーの趣旨

 連続プロセスは、大型化学プラントで用いられて来ました。一方、連続プロセスは少量多品種生産には適応されてきませんでした。近年、ウランの濃縮技術から派生したマイクロリアクターが開発され、少量多品種生産に連続プロセスを適応する例が増えてきました。
 筆者は、1977年アクリル繊維の工場の研究課か初任配属でした。当時既に、アクリロニトリルの重合、ポリマーろ過・乾燥・溶解、紡糸、糸の延伸・乾燥・熱処理・梱包まですべて連続一貫生産プロセスが完成しておりました。連続プロセスは、決して新しいものではなく、年産1000トン以上の化学工場では常識的なプロセスです。
 筆者はその後医薬原薬の世界に転向し、バッチプロセスの世界に身を置いたので、バッチと連続の両生産プロセスの違いを、身をもって体験してきました。そこで、これから連続プロセスを導入しようとしている、バッチプロセスの技術者に対して、連続プロセス特有の問題点、工業化に際して解決せねばならない問題点、連続プロセスのメリット等を紹介していきたいと思います。

セミナー対象者

 これから連続プロセスの検討を行いたいと思っているか、もしくはすでに検討を行っているバッチプロセスの技術者。専門は、生産管理、生産技術、プロセス化学、化学工学、品質工学等

セミナーで得られる知識

 ・連続プロセスをラボから工場にスケールアップすることを念頭にして、連続プロセスの基礎技術について述べる。

プログラム

           ※ 適宜休憩が入ります。
1 連続プロセスの歴史

2 連続プロセスとバッチプロセスの違い

3 連続プロセスのイメージ
  滞留時間と装置容量

4 連続プロセス特有の問題点
  特に単位操作と単位操作の連結

5 単位操作の各論 反応、抽出、晶析、スラリーろ過、乾燥それぞれについて
 5.1 装置の紹介
 5.2 バッチとの違い。特に物質収支、熱収支の観点から。
 5.3 スタートアップ、ストップ操作
 
 

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