* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2020年6月24日(水)13:30~16:30
受 講 料:43,000円 + 税 * 資料付
*メルマガ登録者 34,000 円 + 税 (20%引き)
*アカデミック価格 24,000 円 + 税
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。 詳細は こちら をご覧ください。
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】通常の特典(2名目無料、3名目以降半額)は適用外となりますが、 定価の20%引 でご参加いただけます。
講 師
鵜飼 育弘 氏
Ukai Display Device Institute 代表、技術コンサルタント、工学博士
【講師経歴】
1968年:大阪大学卒業、同年ホシデン㈱ 入社
1979年から主にトップゲート型a-Si TFT-LCDのR&Dおよび事業化に従事
1989年:Apple Macintosh potableに世界で初めて10型モノクロ反射型のa-Si TFT- LCDが採用された
1994年:世界で初めて民間航空機(ボーイング777)コックピット用ディスプレイと してTFT-LCDが採用された。スペースシャトルのコックピット用ディスプレイとしても採用された
1997年:Du Pontとa-Si TFTとSeによる直接変換型X線ディテクタ(FPD:Flat Panel Detector)を開発実用化
1999年:東京工業大学から工学博士号授与される 同年3月 退職
1999年:ソニー㈱ 入社 STLCD(ソニーと豊田自動織機の合弁)技術部長として LTPS TFT-LCDの量産立ち上げに従事。世界で初めてガラス基板上にLTPS TFTによるシステム・オン・パネルの量産
2002年~:モバイルディスプレイ事業本部担当部長及びコーポレートR&Dディスプレイデバイス開発本部 Chief Distinguished Engineerとして、技術戦略・技術企画坦当。In-Cell化技術を学業界に提唱し事業化を推進
2008年3月:ソニー㈱ 退職
2008年4月~:現職
Journal of Display Technology (A Joint IEEE/OSA Publication) Co-Editor
九州大学、大阪市立大学 大学院非常勤講師歴任
関西コンバーティングものづくり研究会 幹事
応用物理学会終身会員 Society for Information Display Senior Member
「薄膜トランジスタ技術のすべて」「実践ディスプレイ工学」、“High Quality Liquid Crystal
Displays and Smart Devices ” Vol.1&Vol.2 Edited by S. Ishihara, S. Kobayashi and
Y. Ukai IET (2019) など、著書多数
セミナーの趣旨
スーパーハイビジョンTV用8k TFT-LCDおよび大型OLED-TVのバックプレーン(TFTアレイ)として欠かせない存在となったIGZO-TFT。AMOLEDの電極材料や電子注入層や輸送層として酸化物半導体の開発実用化が始まっている。さらに、ディスプレイ以外への応用としてLSIやX線ディテクタを取り上げる。
このセミナーでは、これらの最新の技術及び商品化動向を把握し理解する上での基礎から最新技術を分かり易く説明します。
このセミナーを受講頂いて得られた知識が、明日からの業務に知恵として役立つように対応します。
セミナー対象者
デバイス(TFT,ディスプレイ、センサなど)関係技術者、部材(ターゲットなど)、装置関連(スパッタリング装置など)技術者や 経営企画管理等の方々。
セミナーで得られる知識
・TFT、TFT-LCD、AMOLEDおよびX線ディテクタの基礎
・IGZO-TFTの特徴と課題
・Si系TFT(a-SiやLTPS)とIGZO-TFTの違い
・酸化物半導体とその応用に関する最新技術と開発動向
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.酸化物半導体とは
2. 酸化物半導体TFT
(1) Si系との違い
(2) 非晶質IGZO-TFT
(3) 結晶IGZO-TFT
(4) 信頼性
3.TFT-LCD への応用
(1) 半導体エネルギー研究所
(2) シャープ
4.AMOLED への応用
(1) シャープ
(2) ソニー
5.ディスプレイ以外への応用
(1) LSI
(2) X線ディテクタ
6.グリーンプロセスによる酸化物半導体の作製
7. まとめ