* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2020年6月11日(木)10:30~16:30
受 講 料:45,000円 + 税 * 資料付
*メルマガ登録者 36,000 円 + 税 (20%引き)
*アカデミック価格 24,000 円 + 税
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。 詳細は こちら をご覧ください。
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】通常の特典(2名目無料、3名目以降半額)は適用外となりますが、 定価の20%引 でご参加いただけます。
講 師
名雲 文男 先生 名雲技術士事務所 技術士(電気・電子部門)
【講師経歴】
東京工業大学 電子工学科、同修士課程修了、ソニー中央研究所社長直轄 CCD研究プロジェクト所属(プロジェクト X)。半導体事業本部。情報機器事業本部 カメラ商品開発部長。同事業部長。東京メトロポリタンテレビジョン(MXTV)常務取締役技師長。㈱シーアイエス常務取締役技術担当。現在:名雲技術士事務所所長、(一社)日本インダストリアルイメージング協会監事
【活 動】
IEEE-CE 年間論文賞受賞(CCD Digital Color Camera)、他受賞多数。取得特許件数、略100件
【所属学会】
映像情報メディア学会
【著 書】
テレビジョンカメラの設計技術、映像情報メディア学会編(共著)
セミナーの趣旨
撮像技術が大きな時代の転換点にある。“見る”から“測る”への用途拡大で、センサ開発軸は性能から機能進化へ舵を切った。その武器が3D積層技術であり、CMOSイメージングとコンピューティングの融合である。本講座ではこうして突き進む機能進化の現状を解説する。
イメージセンサの新たな進化はセンサへの機能の集積である。集積先は画素内蔵と積層型センサの機能層である。これで不可視像撮像や超高速など“超”のつく撮像を実現する。画素内に人の視神経に類似の機能を詰め込むイベントドリブンセンサもある。これがAIビジョン(頭脳)に加われば究極の視覚認知機能が実現する。
イメージングとコンピューティングの融合という機能進化も進行中だ。コンピュテーショナルイメージングは3D撮像やレンズ無しカメラという撮像新機能を創出する。撮像出力はコンピュータビジョン、AIビジョンで処理され情報を抽出する。これが機器内に組みこまれて(エンベデッドビジョン)、IoTの眼、自動運転や自律ロボットなどへと発展中だ。
本講座ではこうしたCMOSイメージセンサの機能進化と、CMOS製の視覚認知機能とでも言うべきセンサシステムの機能進化について解説する。
セミナー対象者
イメージセンサ設計技術者、イメージセンサ材料技術者、同企画担当者、画像処理技術者、画像システム技術者、カメラ関連技術者、同企画 担当者、マシンビジョン、ロボットビジョン関連技術者、同企画担当者
セミナーで得られる知識
CMOSイメージセンサの最新性能、機能に関する知識、および技 術開発動向、新しいイメージセンサ技術商品化動向(不可視光センサ、新概念のセンサ)、撮像システム最新技術動向=イメージングとコンピューティン グとの融合、コンピューテーショナルイメージング(マルチカメラ、3D ビジョン)、車載LiDAR(レーザーレーダー)技術、組込型コンピュータビジョン (エンベッデドビジョン)、AIビジョン
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1 CMOSイメージセンサの性能成熟、機能進化
1.1 撮像性能の進化、成熟、残された課題
1.2 撮像機能の進化=画素内に機能集積、3D積層で機能集積
1.3 最新のカメラモジュール=撮像新技術を総集積した部品カメラ
2 新しいイメージセンサの開発、商品化動向
2.1 光電膜積層型イメージセンサ
2.2 新概念のイメージセンサ
3 撮像システムの機能進化
3.1 コンピュテーショナルイメージング技術
3.2 3Dイメージング技術とセンサーフュージョン
3.3 車載用LiDAR技術
3.3 コンピュータビジョンとAIビジョン
3.4 エンベデッドビジョン=新技術を総集積したCMOS製視覚認知システム