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~ 触媒からみる CO2利用、メタン利用、水素製造、バイオマスの利用技術 ~
 
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CMCリサーチセミナーのご案内

       開催日時:2020年5月15日(金)10:30~16:30 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア B1F ミーティングルーム 002
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21  → 会場へのアクセス 
       受 講 料:47,000円 + 税    ※ 資料・昼食付
             * メルマガ登録者は 42,000円 + 税
             * アカデミック価格は 24,000円 + 税
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 【メルマガ会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2人目は無料です(1名価格で2名まで参加可能)。また、3名目以降はメルマガ価格の半額です。※ 他の割引と併用はできません。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
【講師経歴】
 1968年 福島高専工業化学科卒業後、住友金属鉱山㈱入社、1969年 日本エンゲルハルド㈱ (旧エヌ・イーケムキャット㈱) 2003年 執行役員、2006年 触媒学会副会長 2008年 アイシーラボ設立、BASFジャパン主席顧問 2009年 日本ガス合成執行役員 2014年 NEDO 技術戦略研究センター環境・化学ユニット、客員フェロー

[表 彰]
 2005年 触媒学会功績賞

[著 書]
 2003年「工業貴金属触媒」JITE社
 2008年「工業触媒の劣化対策と再生、活用ノウハウ」 S&T社
 2013年「工業触媒の最新動 向」CMC出版
 2013年「シェールガス・オイル革命の石油化学への影響」S&T出版
 2014年「シェールガス革命 “第二の衝撃” 日刊工業 新聞社
 2017年「触媒からみるメタン戦略・二酸化炭素戦略」シーエムシー・リサーチ
 2019年「触媒からみる二酸化炭素削減対策 2019」シーエムシー・リサーチ

セミナーの趣旨

 地球温暖化ガスである二酸化炭素の削減には多くの削減法が提案されているが、CCSは一定期間地下に貯蔵しておくだけで根本的な削減法とは言えない。二酸化炭素をリサイクルするCCUは還元剤であるメタン又は水素が必要である。将来、水素は太陽光などの再生可能エネルギーから製造されなければならない。しかし、再生可能エネルギーを用いた水素が安価に普及するのは2050年以降と考えられる。それまでには二酸化炭素の発生の少ない天然ガスを利用しなければならない。米国ではシェールガス革命が本格化し始めた。二酸化炭素削減戦略には、時間軸を考慮した水素とメタン、バイオマスの3戦略が必須である。触媒技術を用いた二酸化炭素原料のエネルギー、化学品の製造技術、メタンを原料とした化学品の製造技術、さらに実現可能なバイオマスや廃プラ原料のエネルギーと化学品製造技術を最新の欧州、米国、中国の動向を含め解説する。

講師から

 二酸化炭素削減技術は遠い先の技術ではなくなってきた。2019年ドイツや英国は再生可能エネルギーの割合は化石資源エネルギーを越えた。再生可能電力の価格次第で国内での燃料や化学品の製造も夢ではなくなりつつある。

セミナー対象者

 ・地球温暖化対策に関心のある研究者・技術者、技術企画、経営企画部門の方・二酸化炭素、メタン、水素のいずれかまたはすべてに 興味のある研究者・技術者、技術企画、経営企画部門の方

セミナーで得られる知識

 ・二酸化炭素排出削減、利用の取り組みの最新動向・ Power to Gas, Power to Liquidの実際・天然ガス/メタン利用の最新動向・再生可能エネルギーを用いたエネルギー, 化学品製造技術 ・水素社会関連技術の最新動向

プログラム

  ※ 適宜休憩が入ります。

1. エネルギー・化学原料戦略
 1.1 エネルギー資源原料の変化
 1.2 シェールガス革命:天然ガス原料エチレン価格、日本への影響

2. メタン戦略
 2.1 メタンの利用
 2.2 メタンから化学品の製造
 2.3 メタンからメタノールの直接合成

3. 合成ガス戦略
 3.1 合成ガス:水蒸気改質, Auto Thermal Reforming(ATR) 迅速部分酸化
 3.2 GTL:Topsoe TIGASプロセス、小型FT合成
 3.3 合成ガスから化学品の合成: C2~C4オレフィン、 エタノール、etc.

4. メタノール戦略
 燃料、化学品(オレフィン、芳香族)の合成、MTO、MTP、MTA

5. 二酸化炭素戦略
 5.1 CO2の分離回収:CO2回収技術、DAC(空気中のCO2捕集)
 5.2 CCSの現状:日本での CCS、EOR、CarbFix, 気硬性セメント
 5.3 CO2から合成ガスの製造:ドライリフォーミング(DRM)逆シフト
 5.4 CO2のメタン化:PowertoGas、CO2のメタン化触媒
 5.5 CO2からメタノール:メタノールプラント、炭素循環
 5.6 CO2を用いた燃料の合成:メタノール、DME、LPG
    e-fuel、e-fuelコスト、国産ガソリン
 5.7 CO2から化学品の製造:エタノール、酢酸、軽質オレフィン
    新たなC1ケミストリー
 5.8 電解によるCO2の還元:SOEC、共電解
 5.9 発酵法による CO2の資源化:LanzaTech、古細菌
 5.10 CO2を用いたポリマーの合成
 5.11 CO2を用いた化学品の製造コスト:メタノール、酢酸、エタノール

6. 水素戦略
 6.1 水素の製造:CO2フリー水素の製造、光触媒による水素製造
 6.2 水素の貯蔵・輸送:有機ハイドライド、アンモニア、液体水素

7. バイオマス・廃プラスチック戦略
 7.1 バイオマスから液体燃料
 7.2 都市ごみから水素、メタノールの製造

 

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        材料・合成技術

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