化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2019年9月26日(木)10:30~16:30 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       受 講 料:50,000円(税込)   ※ 資料付・昼食付
             * メルマガ登録者は 45,000円(税込)
             * アカデミック価格は 25,000円(税込)
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 【メルマガ会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2人目は無料です(1名価格で2名まで参加可能)。また、3名目以降はメルマガ価格の半額です。※ 他の割引と併用はできません。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
 

講 師

 越部 茂 氏  ㈲アイパック 代表取締役

【講師経歴】
 1974年 大阪大学工学部 卒業
 1976年 同大学院工学研究科 前期課程 終了
 1976年 住友ベークライト㈱ 入社 フェノール樹脂、半導体用封止材料等の開発に従事
 1988年 東燃化学㈱ 入社 半導体用シリカ、民生用シリコーンゲル等の開発に従事
 2001年  ㈲アイパック設立、技術指導業を担当、寄稿及びセミナー等で新旧技術を紹介、半導体および光学分野の素部材開発において国内外の複数メーカーと協力を行っている。

【活 動】
 技術指導業を担当、寄稿・セミナー等で新旧技術を紹介。半導体および光学分野の素部材開発において国内外の複数メーカーと協力を行っている。また海外の研究機関や業界団体でも活動中で半導体・光学分野の最新情報に明るい。特許出願多数(≧200件)、最先端・最前線で活動し続ける数少ない開発者の一人である。

セミナーの趣旨

 現在、民生用ディスプレイの主役はLCDである。但し、スマートフォンでは、OLEDディスプレイが優勢であり、テレビでも市場拡大を狙っている。また、次世代ディスプレイとしてマイクロLEDやQLEDを用いたディスプレイが開発されている。今回、これらディスプレイの開発経緯・特徴および今後の開発動向を説明する。ディスプレイは電子情報機器に必須で、その市場拡大が期待されている。しかし、「スマホ中毒」や「テレビ離れ」が心配される状況でもある。このような状況の中、連続画面・折畳み型スマートフォンやQLED-TVが宣伝されている。これら企業PRに惑わされずに事実を見極めることが必要です(例;フレキシブルOLEDとは?)。今回、各種ディスプレイを客観的に解説致します。各種ディスプレイの用途展開がどうなるか? 関心を持って頂く機会になれば幸いです。

セミナー対象者

 ディスプレイ関連の営業・技術に携わる関係者、ディスプレイに興味をお持ちの方。ディスプレイ情報が氾濫し、判断に困っている方々

セミナーで得られる知識

 ・ディスプレイの基礎知識、マイクロLED・QLEDの開発状況 ・OLEDディスプレイとLCDの用途、スマートフォンの実態

プログラム

  ※ 適宜休憩が入ります。

1.ディスプレイ
 1)種類;LEDディスプレイ、LCD、OLEDディスプレイ、PDP
  その他(PTA、SED)
 2)情報; 全体市場、画素寸法(テレビ、スマートフォン)
  民生用ディスプレイの比較(LCD vs OLED)

2.OLEDディスプレイ
 1)構造;スマートフォン、テレビ
 2)課題;価格、封止方法(気密封止)、性能向上
 3)その他;回路基板(リジッド、フレキシブル)

3.LCD
 (1)構造;組立構造(例;バックライト/液晶/カラフィルター)
 (2)液晶部品;液晶分子、セパレーター、他(偏光膜、拡散膜等)
 (3)背景灯;白色LED(ディスプレイ寸法と配置)
 (4)進化;狭額縁化、高鮮明化、超薄型化、低価格化

4.マイクロLEDディスプレイ
 1)概要;定義、報道、比較(vs OLED)、現状
 2)LED製法の応用; LED製法 課題(微細化/切断、映像化/搭載、コスト、他)
  検討状況(スモール化、ミニ化、マイクロ化)
 3)仮想製法;集合体製法、キャビティ製法
 4)封止技術

5.ディスプレイ光源
 1)LED;開発経緯、発光特性、封止技術、課題
 2)OLED;開発経緯、発光特性、製造方法、封止技術 用途(ディスプレイ、一般照明)、課題(性能、樹脂封止:透湿対策)
 3)QLED;発光原理、用途(照明光源、補助光源)、課題
 4)ナノLED;課題(発光性能、光取出効率、赤色域輝度)、対策(嗜好性LED、ナノLED;ワイヤー型/ロッド型)

6.各種ディスプレイの市場展開
 1)形状;湾曲型(スマートフォン、モニター) 折畳み型スマートフォン、折曲げ型スマートフォン
 2)用途;ウエアラブル、フレキシブル提案
 

 

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