* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチセミナー
開催日時:2019年8月22日(木)13:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア 502会議室 → 会場へのアクセス
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
受 講 料:48,000円(税込) ※ 資料代含
* メルマガ登録者は 43,000円(税込)
* アカデミック価格は 25,000円(税込)
パンフレット
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★ 【メルマガ会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2人目は無料です(1名価格で2名まで参加可能)。また、3名目以降はメルマガ価格の半額です。※ 他の割引と併用はできません。
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講 師
佐藤 登 氏 名古屋大学 未来社会創造機構 客員教授
【講師経歴】
1978年 横浜国立大学大学院 工学研究科修士課程修了
同年 本田技研工業㈱入社、1979-1989年 腐食防食技術の開発に従事
1988年 腐食制御機構研究と技術開発成果により東京大学工学博士
1990年 ㈱本田技術研究所和光基礎技術研究センター エネルギー研究に従事、アシスタントチーフエンジニア、1992年 チーフエンジニア、1993年 同社和光研究所 マネージャー、1995年 同社栃木研究所 チーフエンジニア、1997年 名古屋大学工学部非常勤講師併任
2002-2004年 「先進自動車用電池国際会議(AABC)」第2回~第4回セッション・チェアマン委嘱
2004年9月 サムスンSDI Co., Ltd.に Vice President(中央研究所 常務)として入社
2005年 国立大学法人東京農工大学客員教授併任
2009年9月 本社経営戦略部門へ異動と同時に東京勤務
2007-現在 (公財)総合工学振興会財団選考委員併任
2012年12月 サムスンSDI Co., Ltd.退社、エスペック㈱上席顧問
2014-2017年 (独法)科学技術振興機構「次世代革新電池の中長期戦略研究」委員
2011年-現在 国立大学法人名古屋大学客員教授併任
セミナーの趣旨
近年の自動車の電動化に伴い、自動車業界の活発な開発と共に、電池業界にも大きな動きがある。これまでは世界をリードしてきた電池産業界であったが、そのひところの勢いはない。モバイル用では韓国勢がシェアを伸ばし、中国勢が価格勝負で業績を伸ばしている。車載用でも日韓の電池業界に脅威を与えているのが中国の電池業界である。生き残りをかけた事業戦略、開発戦略で今後どのような勢力図になるかも興味深い。
【講師から】
モバイル用リチウムイオン電池(LIB)は電池業界の収益性が低下し、各社の苦戦が続いています。一方、車載用LIBは、世界中で電動化の加速が進む動きにあり、活発な開発、ビジネスモデルの確立、サプライチェーン、アライアンスを含めてダイナミックな展開がなされています。特に、1990年に発効した米国ゼロエミッション自動車(ZEV)規制は2018年に大きな変化点を迎え、ZEVの定義変更と規制が一段と強化されました。併せて、中国のNEV(New Energy Vehicle)規制も19年から類似した内容で発効し、自動車業界には大きな負荷がかかっています。現在、自動車各社がどのように対応しようとしているのか、それを受けて電池各社はどのような戦略で応えようとしているのか、そして各業界の競争力も比較します。1990年のZEV規制を受けて、自ら電池研究機能をホンダ内に創設し、それ以降、サムスンSDIで技術経営に携わった経験から、自動車業界と電池業界を客観的に俯瞰し、今後のあるべき方向についても解説します。
セミナー対象者
自動車業界、電池業界、部材業界の経営層、エンジニア、研究、営業・マーケティング部門
セミナーで得られる知識
自動車の電動化の歴史から現在に至るまで、自動車業界の戦略、電池業界の競争力、サプライチェーンの実態等。リチウムイオン電池の現状と今後、全固体電池研究の現状と展望、中国市場での陰り等。 ・全固体電池と従来の液系電解質の技術動向 ・CALTやBYDなどの中国LIBメーカーを中心にVWなどのドイツ自動車メーカーの動き ・日本の自動車メーカーの動き ・中国市場になかなか入れないサムスンはどう戦略を立て直すか。・パナソニックなどの 車載用LIBメーカー 、部材メーカーはどうすればいいのか
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.自動車の電動化の歴史から現在、今後
2.自動車の電動化をリードする各国規制
3.自動車各社の電動化戦略
4.電池業界の現状と競争力分析
5.電池部材動向
6.車載電池の安全性・信頼性の問題
7.車載電池の事故の現状
8.車載電池の国連規則と認証サービス
9.次世代革新電池
10.全固体電池の現状と今後の展望
11.電池業界のあるべき姿
12.日本が抱る問題