* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチセミナー
開催日時:2019年5月14日(火)12:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア B1F ミーティング R002
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21 → 会場へのアクセス
受 講 料:48,000円(税込) ※ 資料代含
* メルマガ登録者は 43,000円(税込)
* アカデミック価格は 25,000円(税込)
パンフレット
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★ 【メルマガ会員特典】2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2人目は無料です(1名価格で2名まで参加可能)。また、3名目以降はメルマガ価格の半額です。
★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
講 師
谷本 隆一 氏 愛知工業大学 工学部 機械学科 教授
【講師経歴】
1978年3月 大阪市立大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 修士課程修了
1978年4月 トヨタ車体㈱ 入社
2008年12月 トヨタ車体㈱ 定年退社
2009年1月 愛知工業大学 工学部 機械学科 教授
~ 現在に至る
【研究歴】
ワンボックスカーの振動騒音開発、高断熱冷凍車の開発等
【所属学会】
日本機械学会、自動車技術会
セミナーの趣旨
自動車の制振・遮音・吸音、断熱性能の基礎理論をわかりやすく紹介する。つぎに、その事例として、エンジンから発生した音が床下で音響増幅、また一重壁・内装材を透過し車室内に侵入し、吸音特性を経て車内音となるメカニズムと対策例をわかりやすく紹介する。さらに、ヒートブリッジ、ウレタンフォーム断熱性能経時劣化等の調査を行い、自動車用断熱材に必要な性能と技術動向を明らかにする。
セミナー対象者
吸音、遮音、断熱理論と応用を学びたい方
自動車の振動騒音、断熱性能に興味のある方
セミナーで得られる知識
自動車の吸音、遮音、断熱理論と対策例、応用
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.1 自動車の性能評価
1.2 ① 制振の概要
1.3 ② 吸音・遮音の概要(1/3、2/3、3/3)
1.4 ③ 断熱の概要(1/2、2/2)
第2部 自動車における車内音低減と遮音・吸音技術の概要
1.遮音・吸音基礎理論
1.1 遮音理論の基礎、吸音理論の基礎をわかりやすく紹介
1.2 自動車の車内騒音寄与度解析結果
2.音響増幅防止による車内音改善
2.1 エンジンルーム内の音響増幅と車内音
2.2 共鳴型サイレンサーの開発事例
3.一重壁パネルの遮音性改善
3.1 ステフネス、質量則、コインシデンスと透過損失
3.2 エンジンカバーの遮音性改善事例
4.内装材の遮音性改善
4.1 カーペット、フェルトなどの振動伝達比と車内音低減効果
4.2 共振型カーペット(遮音材)の開発事例
5.吸音対策
5.1 室定数と車内音低減効果、室定数測定方法
5.2 吸音シート、吸音天井の開発事例
6.音色の改善(強制力対策)
6.1 自動車における気になる音(ごろごろ音)
6.2 エンジン懸架系、吸排気系、エンジン本体の改良による音色の改善
6.3 次世代電気自動車のモーター騒音低減
第3部 自動車用高性能断熱材の開発と材料・技術動向
1.自動車・冷凍車の冷えに関する市場調査(断熱材)
2.高断熱自動車の開発と付随する技術・断熱素材の動向
2.1 自動車からの熱逃げ料の定量・予測技術の開発
2.2 自動車用断熱材の基礎と必要な性能について
2.2.1 発泡樹脂
2.2.2 発泡ウレタンフォーム
2.2.3 断熱繊維
2.2.4 VIP(真空断熱材)
2.3 上記材料等を用いた冷凍車の開発
質疑応答・名刺交換