化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~ OLEDと競合するフレキシブルディスプレイ技術も合わせて ~
 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2018年4月18日(水)10:30~16:30 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 502会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       受 講 料:50,000円(税込) ※ 資料代含
             * メルマガ登録者は 45,000円(税込)
             * アカデミック価格は 15,000円(税込)
             * 書籍同時購入または購入者 10,000円(税込) → 書籍案内のページ 
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 【メルマガ会員特典】2 名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、2人目以降はメルマガ価格の半額です。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
 

講 師

 鵜飼育弘 氏  Ukai Display Device Institute 代表、技術コンサルタント、工学博士

【講師経歴】
 1968年:大阪大学卒業、同年ホシデン㈱入社
 1979年から主にトップゲート型a-Si TFT-LCD のR&Dおよび事業化に従事
 1989年:Apple Macintosh potableに世界で初めて10型モノクロ反射型のa-Si TFT-LCDが採用された
 1994年:世界で初めて民間航空機(ボーイング777)コックピット用ディスプレイとしてTFT-LCDが採用された
     スペースシャトルのコックピット用ディスプレイとしても採用された
 1997年:Du Pontとa-Si TFTとSeによる直接変換型X線ディテクタ(FPD:Flat Panel Detectorを 開発実用化
 1999年:東京工業大学から工学博士号授与される
 同年3月退職(退職時開発技術研究所参与)
 1999年:ソニー㈱入社 STLCD(ソニーと豊田自動織機の合弁)技術部長としてLTPS TFT-LCDの量産立ち上げに従事。
     世界で初めてガラス基板上にLTPS TFTによるシステム・オン・パネルの量産
 2002年~:モバイルディスプレイ事業本部担当部長及びコーポレートR&Dディスプレイデバイス開発本部 Chief Distinguished Engineer として、技術戦略・技術企画坦当。In-Cell化技術を学業界に提唱し事業化を推進
 2008年3月:ソニー㈱退職
 2008年4月~:現職
       Journal of Display Technology (A Joint IEEE/OSA Publication) Co-Editor歴任
       九州大学、大阪市立大学大学院非常勤講師歴任
       矢野経済研究所 客員研究員、 関西コンバーティングものづくり研究会 幹事
       応用物理学会終身会員 Society for Information Display Senior Member
       「薄膜トランジスタ技術のすべて」「実践ディスプレイ工学」
       「最新ディスプレイ技術トレンド2017」
       「フレキシブルOLEDの最新技術動向」など著書多数
 

セミナーの趣旨

 2017年10月発行、「フレキシブルOLEDの最新技術動向」の出版を記念して、著者の鵜飼育弘氏にお話しいただきます。
 このセミナーはOLED(有機EL)の基礎から製造技術について述べます。次に、各種フレキシブルディスプレイの比較と現状の製造技術と課題を明確にします。さらに、ビジネス戦略を概説します。

講師から

 このセミナーを受講すれば、単なる即戦力ではなく、普遍的なOLEDの基礎から最新技術までを取得できます。

セミナー対象者

 デバイス、部材、装置メーカーの技術者、経営・企画・知財・営業等の担当者。今年入社の方にも分かり易く説明しますので、予備知識は特に必要ありません。

セミナーで得られる知識

 ・OLEDの基礎 ・OLEDの製造技術 ・各種フレキシブルディスプレイの特徴 ・市場動向とビジネス

プログラム

  ※ 適宜休憩が入ります。

1. OLED(有機EL) とは
 1) 技術沿革
 2) 動作原理
 3) 発光材料
 4) 電極材料
 5) 基板材料
 6) 駆動方式

2. バックプレーン(TFTアレイ) 技術
 1) 低温ポリシリコンLTPS
 2) 酸化物半導体

3. フロントプレーン(色塗り分け) 技術
 3.1 色塗り分け技術
  1) 各色方式
  2) カラーフィルタ方式
  3) 色変換方式
 3.2 製造方法
  1) 真空蒸着
  2) 印刷

4. 封止技術

5. モバイル用ディスプレイ技術比較 “TFT-LCD” VS “OLED”
 1) モバイルディスプレイの使用環境
 2) 解像度
 3) コントラスト比
 4) 消費電力

6. フレキシブルディスプレイ
 1) ディスプレイデバイスの進化
 2) 各種フレキシブルディスプレイ比較
 3) 基板材料とプロセス
 4) フレキシブルOLEDの製造技術と課題
 5) 新規製造技術と材料の潮流

7. ビジネス戦略
 1) メーカーの投資計画
   中国:BOE、韓国:Samsug、日本:シャープ、JDI、他
 2) コスト構造と利益配分

8. まとめ