化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2017年9月19日(火)13:30~16:30 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 503会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       受 講 料:42,000円(税込) ※ 資料代含
             * メルマガ登録者は 39,000円(税込)
             * アカデミック価格は 35,000円(税込)
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合2人目は無料です。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
 

講 師

 梶原祐輔 氏
 立命館大学 情報理工学部 情報システム学科 助教

【講師経歴】
 2009年3月 東京電機大学 理工学部 情報システム工学科卒業
 2011年3月 金沢大学大学院 自然科学研究科 電子情報工学専攻 博士課程前期課程修了
 2013年3月 金沢大学大学院 自然科学研究科 電子情報科学専攻 博士課程後期課程修了
 2013年4月 立命館大学情報理工学部助教、現在に至る。

セミナーの趣旨

 本セミナーでは、深層学習とIoT技術によるヒューマンエラー予兆検知の有用性と必要性について触れ、これらを導入し、活用するための留意点について解説するとともに、質疑応答を通して理解を深めます。本セミナーを受講することで、ヒューマンエラー予兆検知などの機械学習を活用した生産現場のスマートファクトリー化やインテリジェント製品の開発に役立ちます。

セミナー対象者

 企業の研究開発、工場の生産管理、IT関連ご担当者

セミナーで得られる知識

 機械学習の基礎とその活用方法、認知心理学の基礎とその活用方法、機械学習による単調作業におけるヒューマンエラー予兆検知

プログラム

  ※ 適宜休憩が入ります。

1 生産工程におけるヒューマンエラー
 1.1 ヒューマンエラーの発生
 1.2 現状のヒューマンエラー対策とその問題点
 1.3 人工知能によるSafetyIIの実現

2 Working Rhythmの乱れ
 2.1 単調作業とその状態遷移の種類
 2.2 ワーキングメモリと注意
 2.3 自動的処理と意識的処理
 2.4 注意と行動の制御
 2.5 作業者の動きの取得
 2.6 フーリエ変換による周期的な動きの取得
 2.7 DTWによる過去作業との類似度の算出

3 パターン認識
 3.1 パターン認識とは
 3.2 観測信号の取得
 3.3 センサの種類
 3.4 時間分解能と空間分解能
 3.5 特徴空間とその学習
 3.6 汎化と過剰適合
 3.7 汎化能力の評価
 3.8 パターン認識精度向上に向けて
 3.9 単純パーセプトロン
 3.10 多層パーセプトロン
 3.11 深層学習
 3.12 集団学習

4 深層学習によるヒューマンエラー予兆検知
 4.1 ヒューマンエラー予兆の検知とその確信度
 4.2 分類不能領域の設定
 4.3 人工知能と作業者の協同
 4.4 ヒューマンエラー予兆の検知とその結果

5 ヒューマンエラー予兆が表れる部位
 5.1 K-means法による作業者のタイプ分類
 5.2 最適なクラスタ数の設定
 5.3 タイプ分類とその結果