化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2017年7月6日(木)13:30~16:20 
       会  場:ちよだプラットフォームスクウェア 5F 503会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
       受 講 料:49,000円(税込) ※ 資料代含
             * メルマガ登録者は 44,000円(税込)
             * アカデミック価格は 35,000円(税込)
            パンフレット
 
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★ 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合2人目は無料です。
 ★ セミナーお申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。
 

セミナーの趣旨

 電気自動車(EV)への関心が高まる中、様々な分野で大規模電池システムの設計や製造が検討されている。これらのシステ ム化は電池メーカーが中心になって開発されてきたが、 最近では新規に参入するメーカーにおいても開発が行われている。ハイブリッド車(HEV)や EV などの電動車両において、エネルギーマネジメント技術は、重要な位置付けになっている。
 本セミナーでは電池の特性を理解し、電池の「長寿命化」「安全性向上」「高効率化」を支えるバッテリーマネージメントシステム(BMS)の要素技術や次世代電池について解説する。また、現在ではリチウムイオン電池(LiB)の導入/運用/交換の費用対効果への注目が集まっている。LiBの経済運用や費用対効果の可視化につながるリアルタイム劣化診断の最新動向について体系的に説明する。

セミナー対象者

 リチウムイオン電池を搭載する製品・機器のビジネスに関わる、研究・開発・商品企画・技術営業・マーケティング部門の方

セミナーで得られる知識

 ① BMSの知識
 ② リチウムイオン電池の寿命に関する知識
 ③ リチウムイオン電池の劣化とその影響に関する知識
 ④ リチウムイオン電池劣化診断手法の体系的知識

プログラム

講演 1.
EVに適したLiBの開発とそのBMS及びアクティブCellバランサ
13:30~14:50
(質疑含)
講 演: 小池哲夫 氏
㈱EVTD研究所 代表取締役(前日野自動車HV開発部部長)
【講演プログラム】 1. EVに適したLiBの開発
 1.1 電気自動車の課題
 1.2 LiBに求められる性能機能
 1.3 課題の対応策
 1.4 蓄電装置の設計の考え方

2. LiB組電池のBMSの開発
 2.1 BMS必要性
 2.2 BMS機能の構成

3. LiB組電池のアクティブCellバランサ(ACB)の開発
 3.1 各種セル容量バランサ方式
 3.2 各種方式によるACB作動原理
 3.3 効果

 
講演 2.
リチウムイオン蓄電池のリアルタイム劣化診断
 
15:00~16:20
(質疑含)
講 演: 有馬理仁 氏  大和製罐㈱ 技術管理部新規事業 グループリーダー
【講演プログラム】 1. リチウムイオン蓄電池の寿命と劣化
 1.1 リチウムイオン電池の寿命
 1.2 リチウムイオン電池の劣化の要素
 1.3 リチウムイオン電池の劣化の進み方

2. スマートセンサによる劣化診断
 2.1 IoT
 2.2 スマートセンサの概念
 2.3 今後劣化診断で要求されること

3. リチウムイオン蓄電池の劣化診断法の系統

4. 当社でのリアルタイム劣化診断研究の取組