* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチセミナー
開催日時:2017年6月6日(火)13:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア 503会議室 → 会場へのアクセス
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
受 講 料:42,000円(税込) ※ 資料代含
* メルマガ登録者は 39,000円(税込)
* アカデミック価格は 35,000円(税込)
パンフレット
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★ 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合2人目は無料です。
講 師
山下賢治 氏
㈱ADEKA 樹脂添加剤開発研究所 添加剤開発室 主任
セミナーの趣旨
高分子材料には多種類のプラスチック添加剤が少量ずつ配合されており、長寿命化や高機能化に大きく貢献している。しかし、適切な処方が施されていないと効果が不十分となるだけでなく、プラスチックに悪影響を及ぼす場合がある。例えば、酸化防止剤/光安定剤を使用する際、添加量を誤るとブリードアウトによる外観不良や変色を引き起こす可能性がある。
本セミナーでは、高分子材料の劣化を抑制する酸化防止剤/光安定剤の効果的な選び方・使い方を解説し、また高機能化に貢献する核剤や難燃剤についても紹介する。
セミナー対象者
プラスチック添加剤に興味のある企業の方々
セミナーで得られる知識
① 自動酸化反応のメカニズム
② 酸化防止剤・光安定剤の適切な使用方法
③ ブリードアウトや変色への対処法
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1. 長寿命化
(1) 高分子材料の酸化劣化と安定化
a. 高分子材料の酸化劣化機構
b. 添加剤の機能と種類
(2) 酸化防止剤の種類と有効な使用方法
a. フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤の役割と性能比較
b. 重金属不活性化剤の役割と性能比較
(3) 光安定剤の種類と有効な使用方法
a. UVAの作用機構および性能比較
b. HALSの作用機構および性能比較
2. 高機能化
(1) ポリプロピレン向け核剤、透明化剤
a. 高分子の結晶化と核剤の作用機構
b. PP用核剤・透明化剤の種類と性能比較
(2) ポリオレフィン向け難燃剤