* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチセミナー
開催日時:2017年6月5日(月)13:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア 503会議室 → 会場へのアクセス
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
受 講 料:42,000円(税込) ※ 資料代含
* メルマガ登録者は 39,000円(税込)
* アカデミック価格は 35,000円(税込)
パンフレット
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★ 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合2人目は無料です。
講 師
小澤和典 氏 ㈱オザワエナックス 代表取締役
【講師経歴】
1967年 東京大学物理工学科卒業
1972年 米国ペンシルバニア大学 金属工学修士課程 卒業
1982年 東北大学工学博士学位授与<鉄及びコバルトの斜め蒸着膜の構造と磁気特性に係る研究>
1967年 ソニー㈱入社 超音波遅延線、フェライト単結晶、磁気ヘッド、磁気テープ、蒸着テープ、ハードディスク、リチウムイオン二次電池等の開発及び生産技術を担当。戦略本部部長、電池事業本部本部長、1991年 リチウムイオン2次電池の実用化(世界初)
1996年 ソニー㈱退社、エナックス㈱設立
2014年 エナックス㈱退社
2014年 ㈱オザワエナックス設立 現在に至る
≪受 賞≫
1994年 電気化学協会論文賞(日本)、1994年 Electrochemical Society Technology Award(USA)、2004年 東京都ベンチャー技術大賞(東京都都知事賞)、2006年 IBA Technology Award(USA)、2010年 ダイヤモンド社ベストマネージメント賞、2011年 平成23年度知財功労賞(特許庁長官賞)、2015年 東久邇宮文化褒賞
≪その他≫
1985年 東北大学工学部非常勤講師、2011年 系統連携円滑化蓄電システム技術開発(NEDO委託研究 LS0006)応用物理学会終身会員
≪書 籍≫
“Lithium Ion Rechargeable Batteries” Edited by Kazunori Ozawa, Wiley-VCH(2009)、「世界のリチウムイオン電池産業と市場動向」シーエムシー・リサーチ(2015)、他多数
セミナーの趣旨
リチウムイオン電池は日本(ソニー)が世界で初めて開発したにもかかわらず、韓国、中国の後塵を拝している。全ての技術および産業は常に流動的であり、その地位を保つためには深い洞察と革新がなければならない。中国では巨大工場とともに安全性を高めるための新たな動きが出てきた。しかし既にインドをはじめとする東南・南アジア諸国も急速に成長しつつある。本セミナーではリチウムイオン電池の生みの親である本人が日本をもう一度世界のリーダーにするための考え方と行動の指針を与える。
セミナー対象者
① 電池の研究者、開発者、製造担当者
② 電池戦略の担当者
③ マーケットリサーチ担当者
セミナーで得られる知識
① リチウムイオン電池の基本原理
② リチウムイオン電池の開発、製造のポイント
③ リチウムイオン電池の世界情勢
④ 日本の目指すべき方向
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1 リチウムイオン電池の基本(温故知新)
1.1 リチウムイオン電池の基礎
1.2 リチウムイオン電池の構造
2 リチウムイオン電池開発の方向
2.1 正極活物質
2.2 負極活物質
2.3 電解液
2.4 セパレータ
3 リチウムイオン電池製造の方向
4 世界のリチウムイオン電池情勢
4.1 中国の動向
4.2 ヨーロッパの動向
4.3 インドを中心とした東南・南アジアの動向
5 リチウムイオン電池発展のために
5.1 夢と現実
5.2 設計大国を目指して