* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチセミナー
開催日時:2017年5月24日(水)13:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア 502会議室 → 会場へのアクセス
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
受 講 料:42,000円(税込) ※ 資料代含
* メルマガ登録者は 39,000円(税込)
* アカデミック価格は 35,000円(税込)
パンフレット
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★ 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合2人目は無料です。
講 師
松村修二 氏
群馬大学大学院 理工学研究院 客員教授 工学博士<元富士重工業㈱>
【講師経歴】
1975年 東北大学大学院工学研究科(機械工学専攻)修士課程を修了
同年 富士重工業㈱入社、振動騒音研究実験に従事
1979年 スバル技術研究所にてCAE(Computer Aided Engineering)の開発
1993年 工学博士(東北大学)
2006年 富士重工業㈱を退職、群馬大学客員教授就任
群馬大学では産学連携製造中核人材育成事業、高度専門留学生育成事業に参画、専門は振動騒音解析、圧縮性流体解析
2009年 群馬大学次世代EV研究会を設立し、幹事に就任現在に至る。
【活 動】
≪研究歴≫
衝撃波の実験的研究と圧縮性流体の数値解析、自動車の振動騒音低減の研究実験、流体騒音の研究実験、小型電気自動車の研究と製作
≪所属学会≫
自動車技術会、日本機械学会、電気自動車普及協会
≪書 籍≫
「一から作る電気自動車の設計」、「衝撃波ハンドブック」(一部)、「大車林」(一部)、「次世代自動車と部品・材料技術」(一部)
セミナーの趣旨
自動車メーカーの元技術者数人で実際に製作したマイクロEVを題材に、電気自動車を作る上で最低限必要な技術を解説する。特にバッテリーなどの主要部品に要求される性能や安全性についても言及する。ここで題材にするマイクロEVは、大掛かりな工作機械を使わず、手作りで完成させたものであり、聴講後はその気になれば誰でもマイクロEVが作れるようになる。また、本格的な電気自動車でも、基礎的な部分はマイクロEVと共通しており、マイクロEVの作り方を知っておくことは電気自動車を理解する上で有益と思われる。さらに、EVの今後の展開として、国土交通省から出された超小型モビリティの普及計画やEVの最新動向を報告する。
セミナー対象者
① マイクロEVを作ってみたい方、およびそれに関する起業を考えている方
② マイクロEVを中心とした電気自動車の企画や運営をされている方
③ 電気自動車の構成部品に関わっている方、およびその動向を知りたい方
④ マイクロEVを中心とした電気自動車の動向を知りたい方。
セミナーで得られる知識
① 電気自動車がどのような過程を経て作られるかが分かり基本構造を知ることが出来る
② 電気自動車の基本的な構成部品とその役割を知ることができる
③ 小さな電気自動車であれば自分で製作できるようになる
④ 次世代の自動車はどうなるかなど、今後の交通機関の動向を探る上での参考になる。
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.1 製品開発の流れ
1.2 デザイン企画
1.3 社会動向・市場動向
2 基本構造の設計
2.1 法規確認
2.2 レイアウト及び全体構想
2.3 性能設計(走行性能、車体フレーム、サスペンション、ステアリング等)
3 電気・電子回路の構想および検討
3.1 パワーユニット構成
3.2 インバータ
3.3 インホイルモータ
3.4 バッテリー
4 FRPによるボディ製作
4.1 車体外板の製作
4.2 FRPボディ製作の手順( アウターライン図作成から塗装まで)
5 生産へのステップ
5.1 基本条件策定
5.2 試作
5.3 工程設計
5.4 原価試算
5.5 生産
6 EVの今後の展開
6.1 次世代自動車の予測
6.2 EVの応用展開
6.3 国交省の超小型モビリティ計画最新情報