* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチセミナー
開催日時:2017年4月18日(火)10:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア 503会議室 → 会場へのアクセス
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
参 加 費:49,000円(税込) ※ 資料代、弁当代含
* メルマガ登録者は 44,000円(税込)
* アカデミック価格は 35,000円(税込)
パンフレット
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★ 2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合2人目は無料です。
講 師
中條博則 氏 / 共創企画代表
【講師経歴】
1976年3月 信州大学工学部電子工学科卒業
1976年 ㈱東芝入社Audio機器回路設計に従事
1989年 Video機器商品企画に従事
1990年 MMP(Apple JV)Promotion&Marketingに従事
1994年 Optical Disc Drive設計業務に従事
2002年 イメージセンサ開発部カメラモジュール開発業務に従事
2005年 WLOを採用したReflowable Full-WLCMを発案
2014年1月 ㈱東芝 定年退職
2014年2月 共創企画事業開始
セミナーの趣旨
自動車の安全性向上を目指す欧米の立法活性化、IT産業参入によるInfotainment機能普及の拡大、欧州勢力のEV普及促進への急転、RealTimeAI機能の新規採用などにより自動運転実現機運が高まっている。車載カメラは、ADAS、自動運転の主要なセンサとして搭載数の大幅増が見込まれ、小型化や機能の複合化、コストの低減が非常に重要な要素となっている。コスト低減にはプラスチックレンズの採用が必須であるが、小型化・複合化による発熱増、取付け個所に関係する耐熱性の向上などクリアすべき課題が多い。これら市場背景、カメラの技術動向、耐熱樹脂材料・製法・放熱対策などについて解説する。
セミナー参加対象者
自動車関連企業、車載カメラメーカー、レンズメーカー、材料メーカー等の開発、企画、営業企画担当者等
セミナーで得られる知識
ADASの市場・技術動向、自動運転技術の進捗状況、AIの概要、車載カメラの市場動向、車載カメラの技術動向、耐熱レンズの種類とトレンド、車載用イメージセンサの技術・市場動向など
プログラム
1.1 スマホが作ったConnectedCar実現への軌跡
1.2 車載器のハッキング検証をきっかけに復活する自動車業界標準AGL
2 ADAS搭載拡大、RealTimeDNN採用により急激に進化する自動運転技術
2.1 現行ADASDe-Facto技術、Mobileye「Eye-Q」の今後の課題
2.2 「e-mirror」世界的に解禁、Level-3のOverride問題クリアに光明か?
2.3 Teslaの事故が示した統計的AI技術の限界
2.4 自動運転実現に必須なRT-DNNとCloudDNNの連携
2.5 RT-DNN搭載に必須なEV化を促進する350kW超急速充電設備
3 ADAS、自動運転で重要な役割を果たす車載カメラの市場動向
3.1 ミシガン州「無運転席車」公道試験認可により自動運転Level見直し
3.2 FCA,Hondaとの提携により新たなステージに進むWayMo(Google)
3.3 コスト・安全面で問題のあるLIDARに代わり存在感を示すカメラ
3.4 ADAS機能の普遍化、自動運転促進により拡大する車載カメラの定義
3.5 機能別車載カメラの市場動向とSupplyChain
4 数量急拡大が見込まれる車載カメラ、レンズへの要求特性
4.1 機能複合化により、変化するカメラ・レンズへの要求特性
4.2 車載カメラ用レンズに要求される特性、各種レンズ比較
4.3 車載カメラ小型・高耐熱性実現に最適なリフロー化技術概要
4.4 耐熱レンズの低価格化を実現するWLOの動向
4.5 リフローカメラモジュールの主要車載カメラシステムへの応用例
5 車載カメラに要求される機能、市場拡大が期待されるFIRカメラの動向
5.1 車載イメージセンサに要求されるさまざまな機能
5.2 超低価格FIRカメラを実現する新規材料・製法・構造
5.3 超低価格サーモグラフィFIRカメラのスマホへの展開
6 IoT本格化に向けた業界動向
6.1 家庭用IoT規格の動向
6.2 Droneの市場動向と技術的課題
6.3 IoT社会を見据えた半導体業界の急激な再編動向
まとめ
※ 適宜休憩が入ります。