新素材シリーズ
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチセミナー
開催日時:2016年4月18日(月)13:00~16:30 開場 12:30
会 場:あすか会議室 神田小川町 4階 401会議室 → 会場へのアクセス
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-1-7 日本地所第7ビル
参 加 費:48,000円(税込) ※ 資料代含
* メルマガ登録者は 43,000円(税込)
パンフレット
セミナーの趣旨
自動車を始め様々な用途・分野で軽量化の取り組みが進んでおり、炭素繊維複合材料への期待が高まっている。その中でも炭素繊維複合材料(CFRP)は高い強度と軽さを併せ持つ材料のため、様々な用途に使用されている。
金属からCFRPへの代替が急がれている。NEDOの試算によると、鋼を主構造とすると車両重量は1,380kgであるが、CFRPを多用することにより410kgと約30%の軽量化が可能になり、22.5%の燃費改善が見込める。
車体軽量に積極的な自動車メーカーは、CFRPに何を期待しているのか。本セミナーでは素材の特性、成形加工などを解説し、自動車や工業分野での用途事例を紹介する。
プログラム
1. 電気自動車に採用された量産車用CFRP、国内外の自動車メーカーの動向 |
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講 師 | 山根 健 氏 山根健オフィス代表 13:00~14:40(質疑含) |
プログラム | 1. 次世代自動車への課題 1) さまざまな規制 2. CO2削減のための技術 3. 電気自動車の役割と課題 4. 自動車用材料の転換研究 5. 量産車体へのCFRP採用の取り組み |
<講師から> | 持続可能な社会を実現するためには自動車においてもCO2の大幅な削減が必要となっている。あらゆる自動車に共通して有効な手段として車両の軽量化があげられる。軽量化のために材料転換の技術開発が進められており、「マルチマテリアル」化が注目されている。中でも炭素繊維強化樹脂(CFRP)はその材料特性から現時点で最有力の軽量化材料として注目されている。電気自動車においては車両の軽量化は電池搭載量削減効果もあり積極的な軽量化が求められており、BMWは電気自動車の量産をおこなうに際し、車体にCFRPを採用することとし、その量産システムを開発した。今後はCFRPをより広範に採用していく。 |
2. 自動車用途に要求されるCFRP、および研究開発動向 |
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講 師 | 影山裕史 氏 金沢工業大学 大学院工学研究科 高信頼性ものづくり専攻 教授 前トヨタ自動車(株) 有機材料技術部 主幹 14:50~16:30(質疑含) |
プログラム | 1. 自動車を取り巻く環境の変化
2. 自動車におけるCFRPへの期待 3. 自動車CFRP技術の現状 4. 自動車CFRP技術の今後 |
<講師から> | レジャー用品や航空宇宙でお馴染みとなったCFRP(炭素繊維複合材料)が、スパーカーなどの限定車両だけでなくBMWのi3などの量産車両に展開され、注目を集めている。ここでは、CFRP材料の特徴から、将来の自動車におけるCFRPの意味について言及してみたい。また、開発課題を取り上げ、CFRPならではの設計や製造について触れてみることにより、将来CFRPが自動車構成材料としてポピュラーになるには、どうすればよいのかの一例を紹介したい。 |
※ プログラム充実のため内容が変更になることもあります。 |