化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 IoTシリーズ
 
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

        再開催を希望   

CMCリサーチセミナー

       開催日時:2016年4月14日(木)13:00~16:30 開場 12:30
       会  場:あすか会議室 神田小川町 4階 401会議室  → 会場へのアクセス 
            〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-1-7 日本地所第7ビル
       参 加 費:48,000円(税込) ※ 資料代含
             * メルマガ登録者は 43,000円(税込)
            パンフレット

セミナーの趣旨

 IoTと3Dプリンター技術は各々独自に発展してきたが、昨今、双方が歩んできた道が交わりを見せている。設計・製造の現場だけでなく、研究・教育機関、歯科などの医療施設、小売店舗などの流通分野、 さらに家庭にまでそのフィールドは広がりつつある。 本セミナーでは、IoTと3Dプリンター及び造形材料の関係を深めるコンセプトにした。
 

プログラム

1. 3DプリンターからIoTファブリケーターへ
講 師 田中浩也 氏 慶應義塾大学 環境情報学部 准教授
    13:00~14:40(質疑含)
プログラム 1. 3Dプリンターをはじめとするデジタルファブリケーション技術の現状と位置づけ
2. IoT(Internet of Things)技術の現状と位置づけ
3. IoTと3Dプリンターの融合可能性について
4. それによって未来に生まれるサービスと産業の事例
5. 新たな職業/職能誕生の可能性
6. IoTファブリケーターを支える各種ウェブサービスの例
7. 3D検索エンジン (http://fab3d.cc)
8. 汎用工作機械CAM(http://fabcam.cc)
9. 制作コラボレーションシステム (http://fabble.cc)
<講師から> 文部科学省COI(Center of Innovation)プロジェクトの一環で研究開発している。(http://coi.sfc.keio.ac.jp)  「IoTファブリケータ」について、その概念、機能と狙いを解説する。
2. 3Dプリンター材料、 求められる材料と今後の開発の方向性
講 師 萩原恒夫 氏 東京工業大学大学院理工学研究科産官学連携研究員
    14:50~16:50(質疑含)
プログラム 1. 3Dプリンター概説
2. 3Dプリンターに求めるもの
3. 3Dプリンターとその材料
4. 3Dプリンターおよびその材料の国内外の市場
5. 樹脂材料を中心としてその現状と開発動向
6. 材料から見た3Dプリンターの今後の行方とビジネスチャンス
7. 医療・歯科用途など宝飾用途など
<講師から>  光造形システムの発明を契機に、 多様な三次元積層造形法が開発され、実用化されてきた。既に20年以上経過し、その基本特許が切れる時期を迎え、低価格機が出現するに至り、産業革命をももたらす可能性があると大きな注目を集めている。これら造形装置は、今日は親しみやすい3Dプリンターと呼ばれるようになった。しかし、現状、出力材料(造形材料)としては熱可塑性樹脂や光硬化性樹脂が主体であり、3Dプリンターを利用した個別表現=高付加価値という点からも、未熟でありその性能・品質・機能の向上が強く求められている。本講演では、3Dプリンターの材料について現状を理解するとともに、今後の開発の方向性を探る。
※ プログラム充実のため内容が変更になることもあります。