第1部:リチウムイオン電池の基礎とそのリサイクル技術の動向
第2部:リチウムイオン電池の焼成粉末からのリチウム回収およびキレートイオン交換樹脂によるレアメタルの分離技術
第3部:エマルションフローによるリチウムイオン電池(LIB)の水平リサイクル
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【アーカイブ配信受講:1/22(木)~2/5(木)】を希望される方は、⇒こちら からお申し込み下さい。
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開催日時:2026年1月21日(水)10:00~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:55,000円(税込)
定 員
30名
備 考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
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申込方法
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講 師
秋田大学 大学院理工学研究科 教授 博士(工学)
熊谷 誠治 氏
<ご専門>
電気電子工学,環境エネルギー工学
<ご略歴等>
2000年 秋田大学大学院鉱山学研究科博士後期課程修了,博士(工学)を取得
その後,日本学術振興会特別研究員,秋田県立大学助手,助教,准教授,秋田大学准教授を経て,2018年から秋田大学教授。
2015~2016年 電気学会論文委員会A3(材料部門)主査,2022年~現在 日本素材物性学会編集委員長
秋田大学理工学部電気電子工学コースにて,電力・エネルギー関係の教育を行うとともに,リチウムイオン電池やキャパシタなどの蓄電デバイスの基礎現象解明や高性能化に関する研究に従事。
2009年 秋田わか杉科学技術奨励賞,
2016年 科研費平成28年度審査委員表彰(日本学術振興会),
2019年 日本素材物性学会山崎賞を受賞
◆◇◆ 第2部 ◆◇◆
愛媛大学 大学院理工学研究科(工学系)教授 博士(工学)
青野 宏通 氏
<ご専門>
無機材料化学
◆◇◆ 第3部 ◆◇◆
(株)エマルションフローテクノロジーズ
取締役CTO 長縄 弘親 氏
<ご専門>
分離化学、分析化学、環境化学など
<ご略歴等>
平成元年3月 理学博士(東京理科大学)
平成元年9月 フランス原子エネルギー庁(CEA)ポスドク
平成4年4月 日本原子力研究所 入所
平成16年4月 同研究所 グループリーダー
平成20年4月 日本原子力研究開発機構 研究主席
令和2年3月 同機構 定年退職
令和3年4月 株式会社エマルションフローテクノロジーズ創業、取締役CTO就任、
現在に至る
必要な予備知識
●高校で化学または化学基礎を勉強して頂いた程度の知識があれば,理解できるように解説します。
●特に予備知識は必要ありません
●一般的な元素の元素記号(たとえば、Ni、Co、Li、Mn)。
プログラム
| ◆◇◆ 第1部 ◆◇◆ リチウムイオン電池の基礎とそのリサイクル技術の動向 |
| 【趣 旨】 | スマートフォンからドローン,さらには家電まで,リチウムイオン電池はそれらの高性能電源として多く使用されています。大容量化されたリチウムイオン電池は,電気自動車の普及および再生可能エネルギーの導入に大きく貢献できることから,脱炭素を目指す現代社会では,その重要性が益々高まっています。日頃の業務でリチウムイオン電池に関わるケースが増えつつあります。しかし,その動作原理や使用材料についての知識,さらに蓄電池としての特徴や使用上の注意などを習得する機会は,非常に限られています。
本セミナーの前半では,蓄電池が必要とされる社会背景から蓄電池の種類と特徴,さらに電池化学の基礎を踏まえた上で,リチウムイオン電池の動作原理と材料に関する知識を深めていきます。セミナーの後半では,リチウムイオン電池の持続的な製造に将来必須となるリサイクル技術,さらに国内外の電池材料のリサイクル情勢について説明します。 |
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| 【習得できる知識】 | ◎リチウムイオン電池を取り扱う上で知っておくべき動作原理や使用材料,他の蓄電池と比べた場合のリチウムイオン電池の特徴,持続的な電池製造に関係する原料資源の確保やリサイクル方法など,リチウムイオン電池の将来展開に関する知識。 ◎リチウムイオン電池に関する知識を深めることで,製造および使用する製品の性能や信頼性向上,さらには低コスト化につながることが期待されます。 |
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| 【受講対象】 | ◎電気自動車やハイブリッド自動車,ドローンや家電の開発,製造,販売など,業務の中でリチウムイオン電池を取り扱う方 ◎リチウムイオン電池の製造や開発に関する現状と将来について興味のある方 |
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| 【講演プログラム】 |
1.電池の基礎 1-1. 蓄電池が必要とされる理由 1-2. 一次電池と二次電池 1-3. 電気自動車と二次電池 1-4. 電池の構成要素 1-5. 起電力とその源 1-6. エネルギー密度,入出力密度,寿命 2.リチウムイオン電池の詳細 3.リチウムイオン電池のリサイクル 質疑応答 |
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| ◆◇◆ 第2部 ◆◇◆ リチウムイオン電池の焼成粉末からのリチウム回収およびキレートイオン交換樹脂によるレアメタルの分離技術 |
| 【趣 旨】 | 電気自動車の著しい普及に伴いリチウムイオン電池(LIB)の需要が急速に伸びている。主流の三元系LIBにはLi, Ni, Co, Mnのレアメタルが多量に使用されており、資源不足や価格高騰が懸念されているため資源確保が重要な課題となる。本講演では、使用済みLIBを焼成処理して得られる「ブラックサンド」について、資源分析を行なった。またリチウムを洗浄により回収し、キレートイオン交換樹脂により分離するプロセスを検討している。キレートイオン交換樹脂によるレアメタルを分離・回収する技術については、現時点では試薬を用いたモデル廃液による実験のみであるが、これまで得られた成果について紹介する。また、性能は劣るが、リチウム以外のレアメタルを使用しないリン酸鉄リチウム電池(LFP)が普及している。もし、十分なデータが得られていればLFPからのリチウム回収についても述べる。 | |
| 【習得できる知識】 | 1. 企業から提供された使用済み車載用リチウムイオン電池の焼成粉末(ブラックサンド)の資源分析評価を知ることができる 2. ブラックサンドの水洗浄によりリチウムを回収する方法を知ることができる 3. キレートイオン交換樹脂によりNi、Co、Mnの分離する方法を知ることができる |
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| 【受講対象】 | ◎制約はありません | |
| 【講演プログラム】 |
1. 本研究の背景および目的
2. 使用済みリチウムイオン電池の資源評価 2.1 使用済みLIBの処理フロー 2.2 ブラックサンドの粒度分布 2.3 ブラックサンドの資源量 2.4 ブラックサンドのXRD分析 3. ブラックサンドからのリチウム回収 4. キレートイオン交換樹脂によるNiとCoの分離 5. キレートイオン交換樹脂によるMnの分離 (6. リン酸鉄リチウム電池からリチウムを回収する研究) 質疑応答 |
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| ◆◇◆ 第3部 ◆◇◆ エマルションフローによるリチウムイオン電池(LIB)の水平リサイクル |
| 【趣 旨】 | 本セミナーでは、新しい溶媒抽出の方法“エマルションフロー法”を知っていただくとともに、レアメタルのリサイクルや有害物質の除去に適用した例を紹介する。溶媒抽出は、化学的な高度分離で利用され、他の湿式法と比較して、目的成分に対する回収容量が大きく、かつ大量・迅速処理に適している。一方で、処理後の排水への油分の混入が問題視されるが、油水分離の能力が非常に高いエマルションフローは、その常識をくつがえし、油汚染水を浄化する技術としても、水処理産業分野で注目されている。また、現在、最も普及しているミキサーセトラーの4倍から10倍の処理能力を持つので、装置サイズを1/4から1/10に小型化できる(化学反応の反応速度に依存)。さらに、もともと濃縮装置として開発された経緯から、従来装置では実現困難な高濃縮が可能である。 | |
| 【習得できる知識】 | ◎廃棄されたリチウムイオン電池(LIB)などからのレアメタルの水平リサイクル(廃LIBから回収された材料を使って、再度、LIBを製造)、PFAS(有機フッ素化合物)などの有害有機化合物の回収・除去などについて、知識を習得できる。 | |
| 【受講対象】 | ◎金属リサイクル、金属製錬、電池メーカ、正極材メーカ、自動車OEM、フッ素系化学品メーカ、半導体メーカ、繊維メーカに所属する技術者の方。 | |
| 【講演プログラム】 |
1.エマルションフローの紹介 原理、特徴、従来法との比較など 2.レアメタルリサイクルへの適用 3.環境ソリューション 4.その他 質疑応答 |
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スケジュール
◆第1部◆10:00~13:00
(昼休憩)13:00~14:00
◆第2部◆14:00~15:00
(小休憩)15:00~15:10
◆第3部◆15:10~16:30
スケジュールは目安です。変更となる可能性がございます。
