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~基礎理論から量子アルゴリズム、量子エラー訂正まで~
 
1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は 受講料 66,000円(税込)/1口 が格安となります。
☆☆☆ Web配信セミナー ☆☆☆
☆☆☆ 本セミナーは、Zoomを使用して、行います。☆☆☆

トリケップスセミナーのご案内

 開催日時:2026年1月15日(木)10:00~17:00
 参 加 費:お1人様受講の場合 53,900円(税込/1名)
     1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 66,000円(税込/1口)

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講 師

川畑 史郎(かわばたしろう)氏 
   法政大学 情報科学部 教授(工学博士)

<略歴、等>
 1995年 名古屋大学 工学研究科 結晶材料工学専攻 修士課程修了。
 1998年 大阪市立大学 工学研究科 応用物理学専攻 博士課程修了(工学博士)。
 1998年 通産省 電子技術総合研究所 研究員。
 2001年 産業技術総合研究所 研究員。
 2023年 同 副センター長。
 2024年より 法政大学 情報科学部 教授(現職)。
 2025年より NEDO イノベーション戦略センター フェロー(現職)。
  その間、NTT、広島大学、オランダTwente大学、スウェーデンChalmers工科大学、仏CNRS、仏ILL、仏LPMMC等にて、客員研究員や客員教授を併任。
  2018年~ 文科省光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP量子情報処理領域サブプログラムディレクタ。
  2019年~2023年 一般社団法人量子ICTフォーラム理事及び量子コンピュータ技術推進委員会委員長。
  2020年~2024年 NEDO 高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発 量子関連コンピューティング技術 プロジェクトリーダー。
  2020年~ 内閣府 ムーンショット型研究開発事業 目標6「2050年までに、経済・産業・安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現」 アドバイザ。
  2022年~ JSTさきがけ「物質と情報の量子協奏」アドバイザ。
 2025年~ 経済産業省 貿易経済安全保障局 安全保障貿易管理調査員。
 2025年~ 文科省光・量子飛躍フラッグシッププログラムQ-LEAP人材育成プログラム領域プログラムディレクタ。

セミナーの概要

 石破首相は2025年を量子産業化元年と位置づけ、量子技術の産業化支援を強化する方針を示しました。また2025年6月にカナダで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)において、量子コンピュータを中心とする量子技術に関する共同声明「量子技術の未来に向けた共同声明」が採択されました。
 量子コンピュータとは、重ね合わせや量子もつれなどの量子力学原理を情報処理に利用したコンピュータです。量子コンピュータを用いると、因数分解、機械学習、量子化学計算、金融、線形連立方程式等のいくつかの数学的問題を古典コンピュータに比べて指数関数的に高速に解くことが可能となります。そのため、世界的大企業やスタートアップが量子コンピュータハードウェア・ソフトウェア開発やビジネス展開に向けた取り組みを行っています。
 本セミナーにおいては、量子コンピュータの基礎を理解することを目的として、量子コンピュータの基礎理論について非専門家向けにわかりやすく解説を行います。具体的には、量子コンピュータを理解するために必要な数学(線形代数,テンソル)、量子力学の基礎、量子ビット、量子回路、量子チューリングマシン、量子もつれと量子テレポーテーション、量子エラー訂正、量子エラー、量子アルゴリズム、量子計算量理論などについて解説を行います。また、量子コンピュータ上で高速に実行可能な量子アルゴリズムについても具体例をあげて解説を行い、量子回路シミュレータを用いた量子プログラミング実習も行います。

講義項目

 1 今何が起こっているのか?:FTQC時代の幕開け
  1.1 QuEraとAtom computingの中性原子量子コンピュータ:論理量子ビットの衝撃
  1.2 Googleの超伝導量子コンピュータ:本格的な論理量子ビットの実現
  1.3 IBMの量子データセンターStaring計画:2029年に200論理量子ビットの計画
  1.4 RSA2048解読のリソース推定:100万物理量子ビットで1週間以内に解読可能
  
 2 古典コンピュータの基礎
  2.1 古典コンピュータ
  2.2 0と1のデジタル計算
  2.3 半導体トランジスタと集積回路
  2.4 ムーアの法則と限界
  
 3 量子コンピュータのための数学と物理
  3.1 ベクトル
  3.2 行列
  3.3 エルミート行列とユニタリ行列
  3.4 ブラケット表記
  3.5 シュレディンガー方程式
  3.6 重ね合わせの原理
  3.7 ユニタリ時間発展
  3.8 量子状態の観測:射影測定とボルンの規則
  
 4 量子コンピュータ入門:基礎編
  4.1 量子ビット
  4.2 テンソル積
  4.3 量子もつれ状態
  4.4 量子チューリングマシン
  4.5 量子論理回路
  4.6 1量子ビットのユニタリ変換
  4.7 2量子ビットの量子論理回路
  4.8 万能量子論理回路とSolovay-Kitaevの定理
  4.9 量子回路シミュレターハンズオン
  
 5 量子コンピュータ入門:発展編
  5.1 量子もつれと量子相関
  5.2 ベル状態
  5.3 量子もつれの応用:量子鍵配送
  5.4 ベル状態生成とベル測定
  5.5 量子テレポーテーション
  5.6 古典コンピュータのエラー
  5.7 量子コンピュータのエラー
  5.8 量子エラー訂正符号:Shor符号など
  5.9 表面符号
  
 6 量子アルゴリズム
  6.1 量子計算量理論
  6.2 量子加速と量子アルゴリズム
  6.3 因数分解とShorのアルゴリズム
  6.4 耐量子計算暗号
  6.5 量子化学計算と化学産業
  6.6 線形代数と計算工学
  6.7 Deutsch & Jozsaアルゴリズム
  6.8 量子回路シミュレータを用いた量子アルゴリズムのプログラミング