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~ 日本のポジティブリスト制度2025年6月1日完全施行前の留意点を学ぶ ~

CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】のご案内

       開催日時:2024年9月25日(水)10:30~16:30 
       受 講 料:55,000円(税込)  * 資料・見逃し配信付
          *メルマガ登録者 49,500円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

【見逃し配信】
・ 当該ウェビナーにお申込みいただいた場合には、サービスとしてZOOMを使用した「見逃し配信」を合わせて提供いたします。
・ 見逃し配信では、ウェビナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・ ウェビナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴可能です。
・ 原則、遅くとも開催4営業日後までに録画動画の配信を開始します(一部、編集加工します)。
・ 視聴期間はウェビナー開催日から4営業日後を起点に1週間となります。
 ex)8/2(金)開催→8/9(金)までに配信開始→8/16(金)まで視聴可能
  
※ お申込みいただいたメールアドレスに、視聴用URL・パスワードを送付します。配信開始日を過ぎてもメールが届かない場合は弊社までご連絡ください。
※ 配信は準備ができ次第行いますので、開始日が早まる可能性もございます。その場合でも終了日は変わりません。
 上記例の場合、8/6(火)から開始となっても8/16まで視聴可能です。
※ 原則、配信期間の延長はいたしません。
ただし、GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合は、それに応じて弊社の標準配信期間設定を延長します。
  
※ 万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合でも、当該ウェビナーの価格に変更はありません。お詫びといたしまして、次回弊社セミナー/ウェビナーをお申し込みの際、5%割引させていただきます。(メルマガ会員価格でもその価格からさらに5%引)

 
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 2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。ウェビナー参加のお申込は、お一人ずつ下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお願いします。
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講 師

 藤井 均 氏  藤井包装技術事務所 所長

【講師経歴】
 2014年6月まで大日本印刷㈱にて包装材料の開発、包装設計に従事。2016年6月まで、容器包装に関する業界団体に所属、 2016年7月より藤井包装技術事務所を開設。

【著 書】
 機能性・環境対応型包装材料の新技術、抗菌抗カビ技術と応用、欧米の食品用容器包装法規制の動向、包装材料における環境対応、環境配慮型容器包装の開発動向、EUにおける容器包装規制 等

セミナーの趣旨

 食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度が2020年6月1日に施行後、食品衛生法改正に伴い器具・容器包装事業者に次の義務が追加された。① 合成樹脂器具・容器包装には、ポジティブリスト収載物質のみ使用 ② 合成樹脂器具・容器包装の適正製造管理(GMP) ③ 販売・製造・輸入者の情報伝達 ④ 自治体への届け出。現在引き続き施行日以前の使用実績物質を調査中で、5年間の経過措置を設け、2025年に完全施行となる。
 2023年11月に完全施行(2025年6月1日)後の収載物質(合成樹脂、添加剤)及びポジティブリスト形式の改正が告示された。また、ポジティブリスト制度の導入に伴い、現行の器具容器包装の規格基準とポジティブリストの整合性から、合成樹脂規格及び用途別規格の改正、削除案が出された。本講演では、現行及び完全施行後のポジティブリスト制度を詳細に説明する
 欧州、米国ではすでにポジティブリスト制度が実施されている。欧州でのポジティブリスト制度を説明し、プラスチック規則、ポジティブリスト、疑似溶媒、適合性テスト(成分移行試験)や、この欧州規則への適合性の確認手順について解説する。米国でのポジティブリスト制度を説明し、容器包装の連邦規則集、プラスチック、紙・板紙、添加剤等の個別規格、安全性試験について解説する。また、欧州・米国共に、新規物質申請制度が制定されており、申請制度内容及び安全性の判断について説明する。

セミナー対象者

 ・食品メーカー ・容器包装メーカー・樹脂メーカー・色材メーカー・添加剤メーカー ・装置メーカー(食品加工、プリンター等)・食品製造装置メーカー・印刷 ンターメーカー 等

セミナーで得られる知識

 ・ 日本:食品衛生法、食品・添加物等の規格基準及び自主基準ポジティブリスト制度、GMP、情報伝達、新規物質申請
 ・ 欧州:枠組み規則、食品に接触することを意図した材料及び製品の規則GMP、適合宣言、表示、再生材料、欧州市場への上市の要件
 ・ 米国:食品包装規制(FFDCA、連邦規則集)GMP 米国新規物質登録制度(FCN)、米国市場への上市の要件

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

Ⅰ 日本における容器包装規制
  
1 ポジティブリスト制度概要
2 容器包装に関する食品衛生法概要
3 食品衛生法改正による追加義務

 3.1 ポジティブリスト収載物質に限定 
   a 規制内容 
   b 対象範囲
 3.2 器具又は容器包装を製造する営業の施設の衛生的な管理(GMP)
 3.3 情報伝達の実施
 3.4 器具・容器包装製造事業者(委託含む)の届出
4 ポジティブリスト収載物質
 4.1 収載物質の一般規格
 4.2 ポジティブリスト形式
 4.3 ポジティブリスト収載物質
 4.4 ポジティブリスト未収載物質(経過措置期間中使用可能)
5 既存物質におけるポジティブリストの改編と物質の整理
 5.1 既存物質におけるポリマー・添加剤の範囲の改編
 5.2 ポジティブリスト形式・収載物質の改編
 5.3 収載物質一般規格改正案
6 ポジティブリストへの追加申請手続き
 6.1 既存物質
 6.2 新規物質
7 食品衛生法既定の合成樹脂の規格基準(PL掲載物質の規格基準)
 7.1 一般食品用合成樹脂規格基準
 7.2 乳等用合成樹脂規格基準
  
Ⅱ 欧州における容器包装の法規制
  
1 欧州における法規制

 1.1 総括的規則
  ・加盟各国の共通の基本原則(特別法令の採択、適合宣言等)
 1.2 食品接触材料および物品の適正製造基準(GMP)
 1.3 食品接触プラスチック材料及び製品の欧州規則
  1.3.1 化学物質ポジティブリスト
   a.認可されたモノマ.、他の出発物質、微生物醗酵高分子、添加剤等
   b.化学物質のグループ規制
  1.3.2 材料及び製品への規制
  1.3.3 適合宣言
  1.3.4 適合試験(食品疑似溶媒、特殊移行量試験、総移行量試験、 換算係数(FRP))
  1.3.5 多層材料及び製品の規則
2 プラスチック規則のガイドライン
 2.1 プラスチック規則の全般的なガイドライン
 2.2 サプライ・チェーンにおける情報に関するガイドライン
3 新規物質の申請ガイドライン
4 安全性評価
  
Ⅲ 米国における法規制と安全性試験・評価
  
1 米国における法規制

 1.1 連邦食品医薬品化粧品法(FFDCA)
 1.2 容器包装関連の連邦規則集(ポジティブリスト)
  1.2.1 間接食品添加物:接着剤、缶コーティングなど
  1.2.2 間接食品添加物:基材 
   a 紙及び板紙の成分 
   b ポリマー:オレフィンポリマー、ナイロン、PET、ポリスチレン等の概説
  1.2.3 間接食品添加物:添加物、製造助剤、殺菌剤
2 FDA認可申請制度
  FAP登録制度、FCN制度(食品接触物質上市前届出制度)
3 安全性評価  
  推定摂取量及び毒性試験
  
Ⅳ 日・米・欧の比較
  
1 ポジティブリスト制度
2 新規物質申請制度
3 食事中濃度算出及び毒性試験
4 食品用器具・容器包装における再生プラスチック材料の使用

  

  
  

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