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★溶接の基礎を幅広く解説!
★溶接による割れなどの不具合とその対策について習得することができる!

 
※オンライン会議アプリzoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
【アーカイブ配信受講:7/23(火)~8/6(火)】を希望される方は、⇒ こちら からお申し込み下さい。

R&D支援センターウェビナーのご案内

       開催日時:2024年7月22日(月)9:30~12:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
 
お申し込み受付中

申込方法

 下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。

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講 師

 松野技術士事務所 代表  松野 進 氏

【ご略歴・ご経歴】
横浜国立大工学部金属工学科卒業。
株式会社栗本鐵工所にて耐摩耗・耐腐食鉄系鋳造材料について他メーカや大学等と共同研究を実施。
現在は、松野技術士事務所を開設。
“低けい素による高マンガン鋳鋼の高靭性化”にて平成9年度 日本鋳造工学会技術賞受賞。

受講対象・レベル

 設計、製造、品質保証などの所属で基礎から学びたい方。

必要な予備知識

 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

1. 溶接用語が習得できます。
2. 溶接方法の原理が理解できます。
3. 溶接施工時の不具合の原因と対策が理解できます。 

趣 旨

 金属の中でも鉄鋼材料は最も生産量が多いため、私たちのまわりには数多くの鉄鋼材料でできた製品があります。鉄鋼材料で製品を製造するためには鉄鋼材料同士を接合する必要があります。接合方法としては、ボルト・ナットや接着剤などの他に溶接が用いられます。溶接はボルトや接着剤による接合に比べ、部品が高温に加熱されるため、被熱による影響を考慮する必要があります。本講座では、溶接の概要、溶接用語の解説により、溶接の基礎を学んでいただいた後、溶接による割れなどの不具合とその対策について解説いたします。

プログラム

1. 溶接の基礎
1-1. 溶接とは
1-2. 溶接の分類
1-3. 接合方法によるメリットとデメリット
1-4. 溶接の接合メカニズム
1-5. アーク溶接の種類
1-6. アークとは
1-7. 非消耗電極式と消耗電極式アーク溶接
1-8. 代表的な溶接法
1-9. 溶接用語
  
2. 溶接施工
2-1. 前進溶接、後進溶接
2-2. 予熱、後熱、パス間温度の効果
2-3. 開先形状と溶接施工性の関係
2-4. 突合わせ継手における開先形状
2-5. 溶接金属のガス吸収の影響
2-6. 溶接金属のガスの吸収を防ぐ方法
  
3. 炭素鋼の溶接特性
3-1. 一般構造用圧延鋼材(SS材)
3-2. 溶接構造用圧延鋼材(SM材)
3-3. 建設構造用圧延鋼材(SN材)
3-4. 溶接入熱と熱影響部の硬さの関係
3-5. 溶接部の硬さについて
3-6. 溶接部の断面硬さ分布
3-7. 炭素鋼熱影響部の溶接過程における組織変化
3-8. 炭素鋼の溶接熱影響部の組織
3-9. 炭素鋼の溶接熱影響部の最高硬さと予熱・パス間温度の関係
3-10. 溶接用連続冷却変態図
  
4. ステンレス鋼の溶接
4-1. ステンレス鋼の化学組成と物理的性質
4-2. オーステナイト系ステンレス鋼の溶接
4-3. フェライト系ステンレス鋼の溶接
4-4. マルテンサイト系ステンレス鋼の溶接
4-5. 二相ステンレス鋼の溶接
4-6. 溶接材料の選択
4-7. ステンレス鋼の溶接時の予熱・後熱
4-8. 溶接金属の組織の推定方法
4-9. 異材接手の溶接
  
5. 溶接による割れの原因と対策
5-1. 溶接による高温割れと原因
5-2. 溶接による高温割れ対策
5-3. 溶接による低温割れと原因
5-4. 溶接による低温割れ対策
  
6. 溶接による変形・欠陥の原因と対策
6-1. 溶接による変形
6-2. 溶接による変形の原因
6-3. 溶接による変形の対策
6-4. 溶接による欠陥
6-5. 溶接による欠陥の原因と対策
  
7. 非破壊試験方法
7-1. 磁粉探傷試験
7-2. 浸透探傷試験
7-3. 放射線透過試験
7-4. 超音波探傷試験
7-5. 溶接部の気密試験