化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:7/25~8/8(何度でも受講可能)】
の視聴を希望される方は、 こちら からお申し込み下さい。

R&D支援センターウェビナーのご案内

       開催日時:2024年7月24日(木)10:30~16:30
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:55,000円(税込)

定 員

 30名

備 考

資料付【PDFを配布いたします】

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
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申込方法

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講 師

 東亞合成(株) 基盤コア技術研究所 博士(工学)  佐内 康之 氏

受講対象・レベル

 これからUV硬化技術を導入する企業の技術者、光源をランプ式からUV-LEDに切り替えようと考えている企業の技術者。前半のイントロダクション部分については基礎的な部分から紹介いたしますので、既にUV硬化に関わっておられる方は途中からのご参加で構いません。

趣 旨

 UV硬化技術は短時間で容易にインキ、コーティング、接着剤などの高分子材料を得ることができ、量産設備も比較的簡便な仕様とできる汎用性が高い技術である。硬化方法の特性から、種々の基材上への「表面加工」として用いられることが多く、硬化度や力学物性を樹脂単体で評価することが難しい。本講演では、UV硬化樹脂の硬化度に影響する要因や対策について概説し、基材を含む複合部材を用いた硬化度・各種物性の評価手法を紹介する。また、環境負荷低減への取り組みとして、UV硬化に用いられる光源も従来の水銀ランプ方式からUV-LEDへと切り替えられるケースも増えており、LEDを使用する際に注意すべき点についても述べる。さらに、UV硬化樹脂のバイオベース化に向けた取り組みについても研究・開発事例を紹介する。

プログラム

1.イントロダクション
  1-1 代表的なモノマー・オリゴマー(既存技術範囲内の構造)
  1-2 バイオ由来アクリレートの例(市販品および研究開発品)
  1-3 環境負荷低減に向けた対策と実情
  1-4 光開始剤の種類
  
2.硬化物性に対するUV照射条件の影響
  2-1 コーティングと接着剤のUV硬化挙動の違い
  2-2 硬化条件とコーティング物性
  2-3 硬化条件と塗膜の耐黄変性
  
3.硬化不良対策
  3-1 表面硬化性に影響する要因と対策
   ・化学構造と表面硬化性
   ・UV強度と表面物性
   ・膜厚と硬化性
  3-2 内部硬化性に影響する要因と対策
    ・光の吸収と透過について
    ・光開始剤やモノマーの吸収特性の影響
  
4.接着・密着について
  4-1 収縮と内部応力
  4-2 モデル配合系の基材密着性
  4-3 密着性改善の一般的な手法
  
5.着色や濁り
  5-1 着色や濁りの原因
  5-2 モノマー・オリゴマーの影響
  5-3 光開始剤の影響
  5-4 添加剤の影響