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★金属材料に生じる疲労とその評価法について、力学の知識や基礎から解説!
★繰り返し負荷が作用する部材の破壊について理解し、疲労を考慮した設計の基礎が習得できる!

 
こちらは 7/25(木)実施WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。期間中何度でも視聴できます

R&D支援センターウェビナーのご案内【アーカイブ配信】

       配信開始日:2024年
       配信終了日:2024年日
       参 加 費:49,500円(税込)

備 考

・こちらは 7/25(木)実施WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。
・配信開始日以降にセミナー資料(PDF形式)、閲覧用URL(※データの編集は行っておりません)をお送りします。
セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
    
お申し込み受付中

申込方法

 下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。

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講 師

 静岡大学 工学部 准教授  藤井 朋之 氏

【ご専門】
材料強度学

【ご経歴等】
日本材料学会破壊力学部門委員会,「はじめての破壊力学」講習会 講師
(担当:破壊力学の基礎,材料の破壊靭性の評価,金属疲労への適用の基礎)

受講対象・レベル

 製造業務にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方。

必要な予備知識

 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

・繰り返し負荷が作用する部材の破壊について理解できる
・疲労に及ぼす影響因子について理解できる
・疲労を考慮した設計の基礎が習得できる 

趣 旨

 機械部品の破壊は,経済的損失を招くだけでなく人命が失われる大惨事につながる可能性があることから,その製造に際しては材料選定,設計が注意深く行われているはずです.しかしながら,機械部品を長期間使用した際に破損・破壊することが散見されます.この破損・破壊の多くが“疲労”を原因とすることが知られています(事故を伝えるニュース報道で「部品が金属疲労により破壊し・・・」 と聞いたことがある方も多いと思います).長期間使用する機械部品の設計には疲労強度の考慮が必要となりますが,高専や大学の機械科等で習う材料力学では,“疲労”という言葉の説明はあっても,その評価に関する解説はほとんどありません.

 そこで本講義では,製造業務にたずさわる若手技術者や新人の方を対象に,金属材料に生じる疲労とその評価法について,基礎に絞って解説します.疲労の評価に必要となる力学の知識についても本講義内で解説しますので,初学者も疲労と疲労設計の基礎について習得することができます.

プログラム

1.疲労の評価に必要となる材料力学の基礎
 1-1.材料に作用する力と応力
 1-2. 材料の変形とひずみ
 1-3. 応力とひずみの関係
 1-4. 応力集中
  
2.金属疲労の基礎
 2-1. 疲労による事故:事例紹介
 2-2. 疲労破壊の機構とその特徴
 2-3. S-N曲線
  
3.疲労に及ぼす影響因子
 3-1. 応力集中
 3-2. 平均応力
 3-3. その他の因子
  
4.疲労強度評価のための疲労試験と疲労設計
 4-1. 疲労試験
 4-2. 疲労設計の考え方