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S&T出版ウェビナーのご案内

       開催日時:2024年7月11日(木)10:30~16:30
       受 講 料:52,800円(税込) ※ 資料付
       会  場:【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。 

備 考

<Webセミナーのご説明>
本セミナーはZoomウェビナーを使用したWebセミナーです。
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<禁止事項>
セミナー当日にZoomで共有・公開される資料、講演内容の静止画、動画、音声のコピー・複製・記録媒体への保存を禁止いたします。
 
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申込方法

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講 師

赤坂 修一 氏
東京工業大学 物質理工学院 材料系 助教

 
<講師略歴>

  
《略歴》
1997年~1999年 東京工業大学大学院 理工学研究科 有機材料工学専攻 修士課程
1999年~2002年 横浜ゴム株式会社 入社
2002年~2005年 東京工業大学大学院 理工学研究科 物質科学専攻 博士後期課程
2005年~2008年 東京工業大学大学院 理工学研究科 研究員
2008年~2016年 東京工業大学大学院 理工学研究科 物質科学専攻 助教
2016年~現在 東京工業大学 物質理工学院 材料系 助教
  
《研究内容》
高分子の力学的性質
振動・騒音対策(制振・防振・吸音・遮音)材料
  
《活動等》
日本ゴム協会 関東支部 副支部長(2015年から)
日本ゴム協会 e-JSM編集委員会 委員(2011年から)
制振工学研究会 幹事(2014年から)
制振工学研究会 材料技術分科会 主査(2014年から)
制振工学研究会 振動音響解析ワーキンググループ 主査(2016年から)
ほか
  
《受賞歴》
末澤賞(日本材料科学会)
第18回CERI最優秀発表論文賞(日本ゴム協会)
第8回ブリヂストンソフトマテリアルフロンティア賞 奨励賞(日本ゴム協会)
ほか

セミナーの趣旨

 振動・騒音は身近な社会問題の一つであり、住環境・労働環境の悪化、製品寿命の低下を引き起こす。振動の対策材料には、制振と防振材料があり、主に高分子材料が使用される。高分子材料の粘弾性特性を活用して、振動エネルギーの吸収、反射により対象物の振動を低減させる。
 本講演では、高分子制振・防振材料を取り扱う上で知っておくべき、高分子の構造、力学特性、評価法から、制振・防振材料としての特性、材料設計の手法について解説する。

プログラム

1.振動、騒音対策の概要
 振動騒音対策(制振、防振、吸音、遮音)の種類
  
2.高分子の力学的性質
 2.1 高分子の構造
  2.1.1 一次構造
  2.1.2 高次構造
 2.2 力学的性質の測定法
  2.2.1 レオロジー要素
  2.2.2 クリープ、応力緩和
  2.2.3 引張試験
  2.2.4 動的粘弾性測定
 2.3 高分子の粘弾性挙動
  2.3.1 温度依存性
  2.3.2 周波数依存性
  
3.制振材料の設計と評価
 3.1 分子構造の影響
 3.2 可塑剤の添加効果
 3.3 フィラーの添加効果
 3.4 ポリマーブレンド、共重合体の影響
 3.5 架橋(加硫)の影響
 3.6 拘束型・非拘束型制振鋼板と評価法
  
4.防振材料
 4.1 防振(振動絶縁)材料の考え方
 4.2 防振材料の種類と特徴
 4.3 免震材料の種類と特徴