~ バイナリー発電を中心に ~
* 本セミナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチセミナー
開催日時:2024年7月26日(金)13:30~16:30
会 場:ちよだプラットフォームスクウェア → 会場へのアクセス
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-21
受 講 料:44,000 円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 39,600 円(税込)
* アカデミック価格は 26,400 円(税込)
パンフレット
※ 当該セミナーは、会場でのセミナーとライブ配信のウェビナー(オンラインセミナー)のハイブリッドです。 → ウェビナーのご案内
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
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講 師
森 豊 氏 森豊技術士事務所
【講師経歴】
早稲田大学理工学部機械工学科卒業、九州大学工学研究院機械工学専攻博士課程卒業。1976年から㈱荏原製作所にて気体機械及び関連装置の開発・設計、廃棄物発電および排熱回収発電にバイナリー発電を応用したシステムの開発、燃料電池コージェネシステムの商用化を担当。
2018年 森豊技術士事務所を開設。バイナリー発電、排熱利用技術、水素・燃料電池システムの技術支援を行う。2022年~放送大学 非常勤講師、2014年~2022年 早稲田大学 創造理工学部 非常勤講師。技術士(機械部門)、エネルギー管理士、博士(工学)
セミナーの趣旨
政府が策定した最新のエネルギー基本計画では、産業部門における対応としては「徹底した省エネルギーによるエネルギー消費効率の改善」と「熱需要や製造プロセスを脱炭素化するための電化・エネルギー転換」の必要性を挙げている。また、徹底した省エネルギーの更なる追求として「工場排熱等の未利用エネルギーの活用に向けた取組強化等が必要である」と明記している。
一方、NEDO/TherMATが2019年3月に公開した大規模な排熱実態調査では、全国の排ガス熱量の多い15業種の排ガス熱量や温度分布はこの15年間大きく変わっていないとの報告であり、その後も顕著な未利用エネルギーの活用事例は公表されていない。中低温の産業排熱はあっても、これ以上利用することは本当に不可能なのであろうか、何が利用の妨げになっているのか、何か利用できる技術はないのかであろうか。
本セミナーでは、まず中低温の排熱を利用する技術にはどのようなものがあるのか、各技術がどのような個所に適するのかを学習する。また中低温排熱から電気を得ることをできるバイナリー発電はどのようなものか、強みはどこにあるのか、適さないところはどこか、などを詳しく説明する。適用を検討する際の注意点やポイントは何かなど、基礎から応用まで、要点とともに幅広く知ることができる。
セミナー対象者
製造業のエネルギー利用部門、製造部門、生産管理部門、研究開発部門、新規市場開拓部門、市場動向を知りたい企業、商社、調査会社、中堅技術者、経営層など
セミナーで得られる知識
1. 国内の排熱の現状
2. 排熱利用技術の種類と特徴、動向、実施例
3. バイナリー発電技術の基礎から応用、動向、実施例
4. 排熱利用技術・バイナリー発電を検討及び導入する際のポイントなど
プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
2. 国内の排熱の状況(全体、各産業)
3. カーボンニュートラルに向けた政府や産業界の排熱利用への取組み
4. 排熱利用技術の全容
5. 排熱利用技術の種類と特徴、最新動向、課題
5.1 熱エネルギーとしての利用技術
熱交換器、ヒートパイプ、吸収式冷凍機、 ヒートポンプ
5.2 熱エネルギーから電気エネルギーへの変換技術 蒸気タービン、バイナリー発電、スターリングエンジン、熱電素子
6. 排熱を有効に利用する際の注意点
7. バイナリー発電とは
7.1 バイナリー発電とは
7.2 バイナリー発電の特徴、強みと弱み
7.3 バイナリー発電の最新動向
7.4 国内外の実施例
7.5 経済性
7.6 課題と将来展望
8. まとめ