~脱炭素化に向けた利活用と技術課題もふまえて~
☆ バイオ燃料、化学製品、医薬品、食品、化粧品など幅広い分野の応用に期待される微細藻類・海洋微生物について、基礎知識から産業利用の現状、実用化した具体例、課題・問題点など最新動向を解説!
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こちらは 6/14実施WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。【視聴期間:6/17~6/24】 期間中何度でもご視聴いただけます。
R&D支援センターウェビナー【アーカイブ配信】
配信開始日:2024年6月17日(月)
配信終了日:2024年6月24日(月)
参 加 費:55,000円(税込)
備 考
・ こちらは 6/14実施WEBセミナー のアーカイブ(録画)配信です。【視聴期間:6/17~6/24】 期間中何度でもご視聴いただけます。
・ セミナー資料と視聴用URLをメールでお送りします。
セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講 師
宮崎大学 農学部 海洋生物環境学科 教授 博士(農学) 林 雅弘 氏
【ご専門】
応用微生物学・栄養化学
受講対象・レベル
・微細藻類ビジネス(従属栄養種を含む)を検討している企業関係者の方
・微細藻類を取り扱っている企業研究者
・脱炭素化に向けた微細藻類の展開・課題を知りたい方、等
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・微細藻類を商材として実用化するための事業化計画の考え方
・微細藻類の今後の産業利用可能性、等
趣 旨
各種微細藻類の産業利用研究がブームになり、様々な公的資金や補助金が投入されているが、実際にすでに実用化されてビジネスになっている例はそれほど多くない。微細藻類の利用と産業利用の間に存在する様々なハードルと、それを克服して実用化した具体例について講義する。
また、脱炭素化にむけても微細藻類の利用が注目されているが、実際に脱炭素化にむけて克服しなければならない技術的ハードルについても指摘する。
プログラム
1-1 微細藻類の基礎知識
1-2 微細藻類ビジネスの現状
1-3 微細藻類ビジネスの問題点
1-4 研究材料としての微細藻類
(1)微細藻類のメリット
(2)微細藻類のデメリット
(3)実用化に向けた技術的課題
(4)脱炭素化にむけて克服しなければならない技術的ハードル
2.微細藻類の培養・生産プロセス技術
2-1 微細藻類の培養技術
(1)微細藻類培養の基本プロセス
(2)スケールアップとそのポイント
2-2 微細藻類の成分回収・分離・抽出技術
(1)微細藻類の成分回収・分離・抽出技術とそのポイント
3.各微細藻類の特徴・培養のポイントと実用化例
3-1 ユーグレナ
(1)ユーグレナの生理生態学
(2)培養の際のポイント
―生育条件
―水質・他の生物の影響
―特徴的な代謝
(3)ユーグレナの用途別機能及び有効成分と基本的な生産プロセス
―飼料
―バイオプラスチック
―ナノファイバー
(4)ユーグレナの従属栄養培養による脱炭素
3-2 クロレラ
(1)クロレラの生理生態学
(2)培養の際のポイント
―生育条件
―水質・他の生物の影響
―特徴的な代謝
(3)クロレラの用途別機能及び有効成分と基本的な生産プロセス
―飼料
―食品
(4)クロレラの産業利用に向けた課題とその克服事例
3-3 ヘマトコッカス
(1)ヘマトコッカスの生理生態学
(2)培養の際のポイント
―生育条件
―水質・他の生物の影響
(3)ヘマトコッカスの用途別機能及び有効成分と基本的な生産プロセス
―食品
―化粧品
(4)ヘマトコッカスの産業利用に向けた課題とその克服事例
3-4 ラビリンチュラ
(1)ラビリンチュラの生理生態学
(2)培養の際のポイント
―生育条件
―水質・他の生物の影響
―特徴的な代謝
(3)ラビリンチュラの用途別機能及び有効成分と基本的な生産プロセス
―食品
―バイオ燃料
(4)ラビリンチュラの従属栄養培養による脱炭素
4.産業利用・脱炭素社会に向けた今後の活用展開
4-1 ユーグレナ
(1)バイオ燃料
(2)バイオプラスチック
4-2 ラビリンチュラ
(1)飼料
(2)食品
(3)医薬品
(4)バイオ燃料
5.終わりに
多様な微細藻類の産業利用にむけて-必要性と技術課題-
<質疑応答>