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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】 のご案内

       開催日時:2024年7月31日(水)10:30~16:30 
       受 講 料:55,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 49,500円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
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申込方法

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講 師

 工藤 宏人 氏  関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科 教授

【講師経歴】
 2000年3月 東京工業大学大学院 総合理工学研究科 物質電子化学専攻 博士後期課程 修了博士(工学)
 2000年4月 山形大学大学院 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー 講師(中核的研究機関研究員)
 2000年4月 神奈川大学 助手(工学部 応用化学科)
 2007年4月 神奈川大学 助教(工学部 物質生命化学科)
 2009年4月 神奈川大学 准教授(工学部 物質生命化学科)
 2012年4月 関西大学 准教授(化学生命工学部 化学・物質工学科)
 2016年4月 関西大学 教授(化学生命工学部 化学・物質工学科) 現在に至る。

セミナーの趣旨

 高分子は、有機合成化学を基礎とし、連鎖重合法や逐次重合法により合成され、様々な産業分野に応用されています。そのような高分子材料を、新しい材料として開発し、あるいは改良を施すために、高分子の性質とその合成法をよく理解することは、新たな解決法の開拓や新たな発想に繋がるものと思われます。
 講師は、企業様との技術相談の長年の経験から、基礎的な知識の重要性を強く感じています。また、高分子分野とは異なる技術分野においても、高分子の観点からアプローチすることで、解決に導く可能性も少なからずあるように思われます。昨今では、自動車・機械・エレクトロニクス等様々な分野において高分子材料が用いられる機会が増え、高分子を専門としない技術者においても、その基礎知識をきちんと理解しておくことは非常に大切なことであると思われます。
 本セミナーでは、大学院の講義における基礎講座としての高分子化学をイメージしています。学生時代に、高分子合成化学を一通り学んではいたが、もう一度学び直したい方や、新たな技術課題に直面し新たな解決策を探りたい方、あるいは高分子合成化学をきちんと学んだことが無くその理論・メカニズムに興味がある方等を対象に、高分子の構造や基本的性質から、様々な高分子合成法及びその反応機構・特徴などについて解説、実務に必要となる高分子合成化学の基礎知識を養うことを目指します。

セミナー対象者

 日々の研究開発業務などで高分子材料を取り扱う方で、もう一度、高分子合成化学を学び直したい方、新しく、高分子合成化学を学びたい方など

セミナーで得られる知識

 ・ 高分子合成化学の基礎知識
 ・ ありとあらゆる高分子材料の合成法について、その反応機構や特徴等を理解できる
 ・ 基礎から学び直すことで、新たな解決手段の再発見につながる。

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. 高分子とは何か
 ・ 高分子の特徴と歴史
  
2. 分子の化学構造
 ・ 高分子の一次構造
 ・ 分岐構造と網目構造
 ・ 高分子溶液の性質
 ・ 高分子の分子量
  
3. 重縮合反応による高分子の合成法と反応機構・特徴等
 ・ 溶融重縮合法
 ・ 溶液重縮合法
 ・ 界面重縮合法
 ・ 活性エステル法
 ・ 直接重縮合法
 ・ 縮合剤を用いた重縮合
 ・ ポリアミド
 ・ ポリエステル
 ・ ポリカーボネート
 ・ ポリエーテル
 ・ ポリイミド
 ・ ポリベンゾオキサゾール
  
4. 重付加反応による高分子の合成法と反応機構・特徴等
 ・ ポリウレタン
 ・ ポリウレア
 ・ 可溶性ポリイミド
 ・ ビスエポキシドの重付加
 ・ ラジカル重付加
 ・ 固相反応系の重付加
  
5. 付加縮合反応による高分子の合成法と反応機構・特徴等
 ・ ポリフェノール樹脂の合成
 ・ 尿素樹脂の合成
 ・ メラミン樹脂
 ・ エポキシ樹脂
 ・ オキセタン樹脂
  
6. ラジカル重合による高分子の合成法と反応機構・特徴等
 ・ ラジカルとは
 ・ ラジカル重合の素反応
 ・ ラジカル重合の開始剤
 ・ 光ラジカル重合
 ・ ラジカル重合禁止剤
 ・ ラジカル重合方法
  
7. ラジカル共重合について
 ・ ラジカル共重合反応性
 ・ Fineman-Ross法
 ・ 共重合組成曲線
 ・ 様々なモノマー反応性比
 ・ 交互共重合の例
  
8. カチオン重合による高分子の合成法と反応機構・特徴等
 ・ カチオン重合の素反応
 ・ カチオン重合開始剤
 ・ 光カチオン重合開始剤
 ・ 光カチオン重合の開始剤反応機構
  
9. アニオン重合による高分子の合成法と反応機構・特徴等
 ・ アニオン重合とカチオン重合の比較
 ・ アニオン重合の開始反応
 ・ 成長反応
 ・ 停止反応
 ・ アニオン重合性モノマー
 ・ アニオン重合開始剤
  
10. 配位重合による高分子の合成法と反応機構・特徴等
 ・ チーグラ・ナッタ触媒の応用例
 ・ エチレン、プロピレンの重合
 ・ 立体規則性ポリマーの合成
  
11. リビング重合について
 ・ リビング重合の定義と発見
 ・ リビングアニオン重合
 ・ リビングカチオン重合
 ・ リビングラジカル重合
  
12. 開環重合による高分子の合成法と反応機構・特徴等
 ・ 開環重合性モノマー
 ・ ポリアミノ酸の合成
 ・ ポリ乳酸の合成
  
13. 高分子の官能基変換(高分子反応)
  

  
  

関連図書

        材料・合成技術

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