* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。
CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】
開催日時:2024年7月26日(金)13:30~16:30
受 講 料:44,000円(税込) * 資料付
*メルマガ登録者 39,600円(税込)
*アカデミック価格 26,400円(税込)
パンフレット
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test
★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
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講 師
尼子 清夫 氏 MacA M1㈱ 代表取締役
【講師経歴】
《専門》
事業戦略・事業開発、航空電力系統システム・エンジニアリング、 エンジンおよび装備品 電力制御・熱制御、グローバル航空市場マーケティング、 海洋構造物耐航性設計
2022年2月~現在 ㈱シーエムシー・リサーチ主催講演会 登録講師
《略歴》
2018年4月~現在 代表取締役、MacA M1 ㈱ DX/GX時代を迎えグローバル航空・宇宙市場 プロジェクト企画・設計・開発に関するコンサルティング業
2013年6月~2018年3月 執行役員、技術本部管掌、ナブテスコ ㈱
2011年6月~2013年6月 執行役員、航空宇宙カンパニー 管掌、ナブテスコ ㈱
2009年4月~2011年3月 委員長、航空装備品委員会、日本航空宇宙工業会
2002年2月~2008年3月 取締役支配人、STS (J/V 旧 Hamilton Sundstrand Corp. 現 Collins Aerospace / UTC & 旧 Teijin Seiki 現 ナブテスコ) ㈱
1996年8月~1996年11月 PMD71修了– Harvard Business School (Boston, MA, USA)
1980年4月~1986年8月 エンジニア、海洋構造物耐航性設計、海洋事業本部、日立造船 ㈱
セミナーの趣旨、ポイント
DX/GX時代のグローバル航空市場を取り上げ、グローバルに活躍するプレーヤーの現在・今後の動向を考察し、グローバル市場で競争力を向上させる施策(競争優位の条件設定とそのレベル達成必須) は何かを探る。
今後の市場成長に欠かせない新規プロジェクト「造らずに創る」に注力した取組み、その手法と数多くの事例を紹介。2024年3月、経産省・国土交通省が提唱する「次世代航空機開発 (全電気式・水素活用、国際連携重視)」への対応・準備に不可欠な「航空機及び 装備品安全認証」とその取り組み事例を学び、今後の挑戦企業がグローバル航空市場の Tier 1等業界有力・活躍プレーヤーと共創していく条件や基盤作りを提起する。DX/GXを推進するグローバルソフトウェア・システム有力ベンダーの「造らずに創る」をキーワード゙とした最新高度化解析・シミュレーションの最新手法、現在ここまできた技術レベル到達、及びその事例を明示し、 CAE/シミュレーション/デジタルツインの前提となる「航空装備品安全認証試験とその安全性確保」も併せて解説する。
航空機、エンジン及び搭載装備品・システム (グローバルUAM-アーバンエアモビリティ、空飛ぶクルマ、有人小型電動航空機/eVTOLは電動化航空機との共通動向が多岐に渡る–その市場含む) を対象とする事業企画、システム設計、開発、試作及び量産ものづくりに関して、日本市場の今後、特にDX/GX化に強く関係する電動化航空機の動向を俯瞰しつつ、大いに参考に値する「ボーイング社ものづくり革新事例-“DA Digital Analytics & DT Digital Thread“ の展開」 や環境負荷対応必須の事業戦略、適用材料とその開発動向も展望する。
講演者は、1987年以降約30年航空業界Tier 1企業で航空装備品(特にエンジン系統、航空電力マネージメント等)の設計・開発プロジェクトに関わり、2003年以降米UTC(United Technologies社)との日本合弁企業を通じた経営、2008年以降ナブテスコ航空宇宙カンパニー管掌役員として防衛省及びグローバルメガプレーヤー(Boeing/UTC/BAE/Parker/Honeywell/Safran等)との契約・市場マーケティング・共創/協業に従事。
2009年からの2年間 日本航空装備品委員会 委員長 (日本航空宇宙工業会) に就任、米欧の委員会メンバーやメガプレーヤー経営層と軍需・民需における今後の装備品・システムの方向性を討議。長年のグローバルメガプレーヤー及び日本最上位プレーヤーの経営層やプロジェクト総責任者との交流体験・業界知見を通じて、昨今DX/GX及びSDGsを捉えたグローバル航空市場を考察、2024年以降始まる「次世代航空機開発(全電気式・水素活用、国際連携重視)」への対応・準備を踏まえ、今後の日本プレーヤーの競争力向上に向けた施策に言及する。
セミナー対象者
・「次世代航空機開発(2024年3月経産省主導)」に向けたマーケティング・エンジニアリング に従事される方
・ グローバル航空市場に新規参入される方(SP サービスプロバイダー含む)でDX/GX時代を迎えてLCA ライフ・サイクル・アセスメント 環境負荷算定必須と対応される方
・ グローバル航空市場(プライベートジェット市場及びUAM市場含)に新規参入を図ろうとする企業、研究開発・企画・設計・ものづくり機関の関係者
・ グローバル航空市場で活躍する事業開発戦略企画推進者及びプロジェクト事業推進者
・ グローバル航空市場を俯瞰し、日本市場成長のマーケティング・エンジニアリングに従事される方
・ グローバル航空市場で装備品の設計・開発・生産技術(CAE/Simulation/Software含)関係者
・ グローバル航空市場に課せられるCN カーボンニュートラル、即ち現在進行中の「電動化推進航空機」への取組み、新事業環境認識に基づき環境 負荷対応を評価、日本市場を開拓される方
セミナーで得られる知識
・ 「次世代航空機開発(2024年3月 経産省主導)」に向けたマーケティング・エンジニアリング準備と対応
・ グローバル航空市場における事業開発を推進するための着目点と基本戦略構築の重要ポイント
・ グローバル航空市場の機体・航空装備品・システムに関する企画・設計・開発エンジニアリング重要ポイント
・ グローバル航空市場に新規参入するためのマーケティング・エンジニアリング及びDX/GX時代環境負荷対応の基礎と重要ポイント
・ グローバル航空市場の技術・エンジニアリング(CAE/Simulation/Software活用中心) の動向と現在実現しているレベルから観る将来技術ロードマップ・グローバル航空市場におけるDX/GX時代の事業環境認識、対象市場分析、及び有力プレーヤーの動向
・ グローバル航空市場における新市場、「UAM 市場」の動向と今後のエンジニアリング対応
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プログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1-1. DX/GX時代を迎えてグローバル航空市場の進展
1-1-1. グローバル & 日本 対象市場
1-1-2. “新たなAI/IoT時代:Digital Transformation”
1-1-3A. 設計/ものづくり/品質保証–プロセス・チェーンの関係”
1-1-3B. 2023年「ものづくり白書」
1-1-3C. 2021年「ものづくり白書」
1-1-4. DXの潮流・新たな事業環境への対応
1-1-5. 航空機ビジネスの特徴から観る今後の効果
1-1-6. DX/GX/AM(Additive Manufacturing)グローバル航空市場 業界再編と新たなサプライチェーン
1-1-7. DX事業環境認識
1-1-8. 「企画・設計・開発」段階から“造らずに創る”取組みの必要性
1-2. 航空電動化動向-電動化推進航空機 DX/GX時代に対応する航空装備品の進化
1-2-1. A) 航空市場デジタル化
B) デジタル&グリーンの波
C) 航空市場カーボンニュートラルへの取組み (水素、SAF等グリーン化への取組み)
1-2-2. 電力系統 A) 機体内配置
B) 電力供給発展の歴史、HVDC高圧直流の時代
C) 民間航空機電動化 顕著な事例・動向
1-2-3. 電動化推進航空機(次世代)技術トレンド、日本Tier 1プレーヤー 次世代航空機開発動向
1-2-4. Boeing社電動化の流れ、及び同社DA Digital Analytics & DT Digital Thread 注力推進事例
<参考 1-2 電動化構造事例>
1-2-5. 日本、グローバルプレーヤー動向
1-2-6. 海外、グローバルプレーヤー動向
1-2-7. 装備品含む適用材料、DX/GX時代の材料開発 ⇒ < 参考 2 -2 日本 材料メーカーのマーケット・ポジション> も参照
2. 日本航空市場マーケティング-航空装備品の進化とプレーヤー
2-1. Marketing 本来の強化ポイント
2-2. A) 重工系(IHI/KHI)、ホンダ航空事業事例
B) 防衛装備品 研究・開発事例
C) 航空機リース市場、ビジネスジェット市場
2-3. 航空市場 開発技術力・競争力強化–次世代航空機開発 新戦略への対応
2-4. 日本Tier 1装備品企業のマーケット・ポジション–日本Tier 1プレーヤーとその装備品 開発事例
<参考 2 -1 民需&防衛 グローバル航空市場Tier 1プレーヤーのマーケット・ポジション>
日本Tier 1エンジン&装備品プレーヤーの相関
<参考 2-2 日本材料メーカーのマーケット・ポジション>
3. 空飛ぶクルマ UAM(アーバンエアモビリティ、有人) 市場マーケティング–新規参入含めプレーヤーの動向
3-1. 「はじめに」-日本ドローン(無人)市場、小型電動航空機日本市場、ドローン安全性確保
3-2. 空飛ぶクルマ UAM 今後の発展
3-3. 空飛ぶクルマ UAM プレーヤー
3-4. A) 空飛ぶクルマの動向
B) 機体開発の主要課題
C) 電池開発の動向
D) 機体開発活発化の背景
3-5. 空飛ぶクルマ 機体開発10超事例
<参考 3-1 空飛ぶバイク>
<参考 3-2 航空機産業及びUAM産業の構造>
<参考 3-3 UAM事業性について >
3-6. 空飛ぶクルマ適用DX進展事例
3-7. 空飛ぶクルマ適用DX/AM事例
4. グローバル航空市場 企画・設計・開発~造らずに創る~
4-1. 3D CAD&CAEの歴史~何故海外ソフトウェアが選択されたか~
4-2. DX促進のキー:Cloud
4-3. ここまで到達した技術レベルと航空市場適用・進化
4-4. DX促進プレーヤーの技術力向上を事例から観る
4-4-1. 航空装備品安全認証試験とその安全性確保–CAE/シミュレーション/デジタルツインの前提
4-4-2. CAE/シミュレーション手法を駆使した成果、今後の活用と展望–音響解析ソリューション
5. DX/GX時代のグローバル航空市場 新たな事業環境認識と準備・対応~造らずに創る~そして~環境負荷対応と目標達成必須~の時代
5-1. 「企画・設計・開発・ものづくり革新」と「環境負荷対応 目標達成への取組み」
5-2. 「企画・設計・開発体制作り」「進化・深化するSoftwareとその基盤」~造らずに創る~事例研究とその成果 次世代航空機開発への取組み、今後への活用と展望
5-3. 日本航空市場-今後の展望とMarketing指針
5-4. グローバル航空市場で成長、日本プレーヤーが競争優位を築くためには