化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~基本技術,高性能化/小型化技術から技術動向まで~
  
1口(1社3名まで受講可能)でのお申込は 受講料66,000円(税込)/1口 が格安となります。

トリケップスセミナーのご案内

     開催日時:2024年5月14日(火)10:30~16:30
     会  場:東京都千代田区内の会場を予定
     受 講 料:お1人様受講の場合 53,900円(税込/1名)
          1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 66,000円(税込/1口)
 
お申し込み受付中

申込方法

 お1人様受講の場合、下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。
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講 師

森本 雅之(もりもとまさゆき)氏 
   モリモトラボ 代表(工学博士) / 元 東海大学 教授

<経歴、等>
 1975年 慶應義塾大学 工学部 電気工学科卒業
 1977年 慶應義塾大学大学院 修士課程修了
 1977年~2005年 三菱重工業株式会社勤務(名古屋研究所、エレクトロニクス事業部、基盤技術研究所など)
 1990年 工学博士取得(慶應義塾大学)
 1994年~2004年 名古屋工業大学 非常勤講師
 2005年~2018年 東海大学 電子情報学部 電気電子工学科 教授 (現在、工学部電気電子工学科に改組)
 2018年~ モリモトラボにて活動開始
 2018年~ 東海大学 非常勤講師
 2019年~ 首都大学東京 非常勤講師
 2020年~ 神奈川大学 非常勤講師
 2020年~ 東洋大学 非常勤講師
 …モータとパワーエレクトロニクスの応用を考慮した研究開発。エアコン、フォークリフト、マイクロガスタービンなどの特定用途限定の 電気機器及びパワエレ機器の研究開発。産業機械、鉄道システム、自動車システム、分散電源などのパワエレ応用システムの研究開発。

セミナーの概要

 カーボンニュートラルを目指して世界的に電動車が増加しており、電動車の研究開発が活性化している。電動車のキーコンポーネントは,モータ,パワーコントロールユニット(PCU),バッテリである.このうち,モータの性能は車の走行性能に直接影響する。すなわち,モータはすべての電動車のキー技術である.
 そこで、本セミナーでは、電動車に使われるモータについて、基本技術、高性能化,小型化等の技術を解説し,さらに技術動向を展望する。また,最近よく取り上げられているe-axleの現状と動向についても述べる.

講義項目

 1 モータの基本
  1.1 モータの進化
  1.2 モータの原理
  1.3 モータの構成
  1.4 モータの制御
  
 2 自動車用モータ
  2.1 自動車を取り巻く環境
  2.2 電動車の構成と分類
  2.3 駆動モータのトルク特性
  2.4 自動車用モータの特徴
  
 3 IPMモータ
  3.1 交流モータの原理
  3.2 リラクタンストルク
  3.3 各種のIPM モータ
  3.4 IPMモータの制御
  3.5 IPMモータの設計
  3.6 各社のIPMモータ
  
 4 誘導モータ
  4.1 誘導モータの原理
  4.2 誘導モータの性能
  4.3 誘導モータの制御
  4.4 各社の誘導モータ
  
 5 巻線界磁型モータ
  5.1 弱め磁束制御
  5.2 巻線界磁とは
  5.3 可変界磁モータ
  
 6 モータの絶縁
  6.1 絶縁の構成
  6.2 上限温度
  6.3 絶縁の評価
  
 7 モータの冷却
  7.1 伝熱の基本
  7.2 モータ内部の伝熱
  7.3 モータの損失
  7.4 駆動モータの冷却法
  
 8 e-axle
  8.1 e-Axleとは
  8.2 e-Axleの技術
  8.3 e-Axleの課題
  
 9 今後の動向
  9.1 高効率化
  9.2 高速化
  9.3 高電圧化
  9.4 製造技術