~ 電気自動車・自動運転・脱炭素、海外現地取材も含めて主要動向すべて解説 ~
★ 車載プラスチックのニーズやトレンド、さらに規制動向など広い視点で理解できるセミナーです!
※ 本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。
R&D支援センターウェビナーのご案内
開催日時:2024年5月13日(月)10:30~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:55,000円(税込)
定 員
30名
備 考
・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーです。
・セミナー資料や演習用紙は事前に郵送いたします。会社以外の場所で受け取りを希望される場合は、ご住所をお知らせ下さい。セミナー資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
お申し込み受付中
申込方法
下記のカートへの投入、あるいはFAX用紙にてお申込ください。
FAX申込用紙PDF |
講 師
㈱Tech-T(技術オフィスTech-T)代表取締役
埼玉工業大学 客員教授 博士(工学) 消費生活アドバイザー 高原 忠良 氏
<ご専門>
高分子物性工学
<学協会等>
プラスチック成形加工学会、自動車技術会、フィラー研究会
<ご略歴>
1980~1989 新日本無線㈱ 高融点金属・セラミックの研究
1989~2012 トヨタ自動車 樹脂部品生産&材料・加工技術・CAE開発
2012~2015 SamsungSDI(韓国本社) エンプラ研究所
2015~2017 大手自動車メーカ 研究所 次世代車要素技術開発
2017~現職 埼玉工業大学 客員教授
2020~現職 ㈱Tech-T(技術オフィスTech-T)設立
2021~現職 東北工業大学 ゲストスピーカー
受講対象・レベル
・これから車載プラスチックを勉強する方
・車体軽量を検討する方
・EV や FCVなどの次世代車動向に興味がある方
・SDGsや2050年カーボンニュートラルまでの戦略を検討する方
習得できる知識
・車載プラスチックの概要(種類・成形法・適用部品・活用注意点)
・樹脂・加工法・計測法などのトレンド
・SDGsや環境規制情報と対応の方向性
・次世代車対応の着眼ポイント
趣 旨
カーボンニュートラルの視点で、プラスチックの使用を悪とする風潮もありますが、短絡的な使用中止はむしろ、脱炭素に逆行するかもしれません。特に、自動車の世界では、樹脂の存在無くしては、クルマそのものがなりたたなくなるほどの役割を担っています。脱炭素も見据えた最適な活用のためには、まずはプラスチックのメリット・デメリットを理解した上で、車載のための条件までも俯瞰しての活用がキーポイントになります。まずはこの基礎をご説明します。
モビリティと樹脂の関係をトヨタ自動車のマルチパスウエイの視点でカテゴリー化しました。車載プラの位置づけが良く理解できます。その上で、脱炭素対応とされる電気自動車や水素燃料自動車などのグローバルおよび主要国・地域での販売動向を解説します。
後半では、内外装のデザインのトレンドや新機能と車載プラスチックの関係を整理の上、領域拡大を解説します。EUのELV規制指令(車載樹脂の内の25%にリサイクル樹脂使用の義務化)も大きなインパクトのある話題です。さらには、プラスチックそのもののカーボンニュートラル対応の事例紹介を準備しています。
樹脂の基礎の理解や復習とともに、車載プラスチックのニーズやトレンド、さらに規制動向など広い視点で理解できるセミナーです。理解を深めるために可能な限り動画で解説します。
プログラム
(初心者は導入として、専門家は再整理として)
(1)活用の狙い: コスト低減/軽量化/高品位化
(2)活用における課題と対応: 耐熱性/剛性/耐久性/耐環境特性
(3)トヨタのカイゼン活動 コストダウンの活動イメージ
2.トヨタのマルチパスウエイ目線で「車載プラ」を整理
3.新エネルギー車(NEV)と樹脂
(1)NEV普及(EV&FCV)のグローバル販売トレンド
(2)日中韓越のNEV普及状況現地調査
(3)電動化対応デバイスと樹脂の活用
(4)韓国現地 水素燃料自動車 世界で最も普及
(5)高圧水素タンクを例としてCFRPについて解説
4.モビリティのトレンド 意匠や機能と樹脂
(1)Japan Mobility Showから
(2)中国現地
・マンマシンインターフェース変化に対応したダッシュボード
・クルマの顔が変わる
(3)日本 日産・マツダの新意匠 透明樹脂を活用した2層成形
(4)クルマの進化対応 ADAS/自動運転対応デバイス類
(5)外板がすべて樹脂化されている超小型BEVの紹介
5.車載用プラスチックのカーボンニュートラル
(1)プラスチックとしての対応
サーマル/メカニカル/ケミカルリサイクル、植物由来
(2)カーボンニュートラル対応例
・各種展示会から
日欧の主要なケミカル素材メーカ
・韓国現地 HyundaiのカーボンニュートラルPR
・中国現地 EUのELV規制を見据えた対応例
6.成形加工や部品計測に役立つ最新技術紹介
7.まとめに変えて、モビリティを取り巻く環境変化
(1)ベトナム&中国現地 日本車優位の総崩れ懸念
(2)日本OEMと国内生産は赤信号
(3)車載プラ活用は知恵次第
(4)最大の課題は車載プラの脱炭素
スケジュール
10:30~12:00 講義
12:00~12:50 昼食
12:50~14:30 講義
14:30~14:40 休憩
14:40~16:30 講義
※ 講義の進行状況により多少前後いたします。