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~ 具体的なトラブルを例に挙げ、トラブルを未然に防ぐ ~
☆ 微生物の特性を十分理解したうえで、安全に微生物を扱うためのポイントを解説いたします!
はじめて微生物を取り扱う方、微生物の検査に携わっており、日頃から疑問に感じていることがある方にもおすすめの講座です!

※ 本セミナーはLIVE配信も実施する予定です。職場や自宅で受講したい方は こちら からお申し込みください。

R&D支援センターセミナー

       開催日時:2024年4月18日(木)12:30~16:30
       会  場:江東区産業会館 第2会議室  → 会場へのアクセス 
       参 加 費:49,500円(税込、資料付)

講 師

 麻布大学 生命・環境科学部 教授 博士(獣医学)  古畑 勝則 氏

【専門】環境微生物学(レジオネラ属菌) 微生物生態学(バイオフィルム) 微生物制御学

【活動等】
 ・クリーン温泉推進会議 座長
 ・ (一財)東京顕微鏡院
 ・ NPO カビ相談センター
 ・ 日本バイオフィルム学会
 ・ (公財)日本建築衛生管理教育センター
 ・ (一社)日本ヘルシーシステム協会
 ・ NPO 入浴施設衛生管理推進協議会
 ・ (一社)全国給水衛生検査協会

定 員

 15名

受講対象・レベル

〇 はじめて微生物を取り扱う方
〇 微生物の検査に携わっており、日頃から疑問に感じていることがある方 

習得できる知識

1)細菌の培養について
2)細菌の分離培養について
3)細菌の同定(鑑別)について
4)真菌の培養について
5)細菌・真菌の染色について 

趣 旨

 微生物の検査において培養法は基本となります。
 培養とは、検査する側の都合で微生物を増やすことです。したがって、培養法では目に見えないものすごい数の細胞を扱うことになります。
 取り扱う微生物の種類によっては感染症が発症する可能性があります。

 この講義では、微生物の特性を十分理解したうえで、安全に微生物を扱うためのポイントをお話しします。
 はじめて微生物を取り扱う方、微生物の検査に携わっており、日頃から疑問に感じていることがある方など、是非ご参加ください。

プログラム

 1. はじめに
  
 2. 微生物の特性

  (1) 細菌
  (2) 真菌
  (3) ウイルス
  
 3.細菌の増殖
  
 4.常在微生物
  
 5.感染と感染症

  (1) 感染の成立要因
  (2) 現代の感染症
  (3) 易感染性宿主
  
 6. バイオハザード・バイオセーフティ
  (1) 危険度分類
  (2) バイオセーフティレベル
  
 7. 微生物制御
  (1) 滅菌
  (2) 消毒
  
 8. 微生物の培養
  (1) 無菌操作
  (2) 培地
  (3) 分離培養
  (4) 真菌の培養
  
 9. 染色
  (1) 細菌染色(グラム染色)
  (2) 真菌の染色
  
 10. 微生物の鑑別・同定
  (1) 選択分離培養
  (2) 性状試験(生化学的性状試験)
  
 11. 遺伝子検査
  (1) 増幅法
  (2) 遺伝子型
  
 12. トラブル対応
   (1) 培養が汚染した
   (2) 分離がうまくできない
   (3) 染色がきれいに染まらない
   (4) 性状試験が判定できない
   (5) 同定ができない
  
 13. まとめ
  
 【質疑応答】