~ 次世代移動通信・次世代自動車への対応に向けて ~
※ オンライン会議アプリZOOMを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2024年4月17日(水)10:30~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:55,000円(税込)
定 員
30名
備 考
・資料付(製本テキスト)※データの配布はありません。
※ご自宅への送付を希望の方はお知らせください。
ご指定が無い場合はお申込み時の住所へ郵送いたします。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
【注意事項】
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講 師
国立大学法人 宇都宮大学
工学部 基盤工学科 情報電子オプティクスコース(電気電子分野)
大学院 地域創生科学研究科 工農総合科学専攻
准教授 博士(学術) 清水 隆志 氏
【ご専門】マイクロ波・ミリ波工学、高周波計測工学
【ご経歴】
1999 埼玉大・工・電気電子卒。2001 同大大学院博士前期課程了。2004 同大大学院博士後期課程了。博士(学術)。同年東北工大研究員,2007 埼玉大大学院研究員,同年東工大大学院研究員,2008 宇都宮大大学院工学研究科助教,2016 同准教授,現在に至る。
【研究歴】
1998年~ミリ波誘電体材料測定・高温超電導フィルタに関する研究、2004年~NRDガイドを用いたミリ波デバイスに関する研究、2007年~ミリ波集積回路・その実装に関する研究、2009年~共振型光変調器に関する研究、2016年~Additive Manufacturing技術によるマイクロ波・ミリ波回路に関する研究。
【学会関係】
電気学会 「次世代電磁波応用を切り拓く先進的技術」調査専門委員会 委員長、電子情報通信学会 エレクトロニクスソサエティ編集出版会議 庶務財務幹事、MWE 2023実行委員会 展示委員長 他多数。
【受賞】
2005 電子情報通信学会学術奨励賞受賞、2006 Asia-Pacific Microwave Conf. APMC2006 Prize, 2016 IEEE Microwave Theory and Tech. Society Japan Young Engineer Award他。
受講対象・レベル
・企業、研究機関の技術者・研究者
・企業、研究機関の回路設計担当者
・企業、研究機関の材料開発担当者
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・ミリ波に関する基礎知識、次世代ミリ波システムの動向、ミリ波回路材料の使い方・使われ方、ミリ波線路・回路の基本設計、ミリ波材料評価技術など
趣 旨
2020年春に商用サービスを開始した5G通信やさらに高性能・大容量な6G通信、そしてレベル5の次世代完全自動運転車などの実現に向けて、ミリ波と呼ばれる30GHz帯以上の周波数が脚光を浴びています。一方で、ミリ波帯は、マイクロ波帯よりも数倍から数十倍以上も周波数が高くなるため、回路材料となる導体や誘電体に起因した損失が増加し、回路実現を困難にします。このため、使用する周波数帯域において精度良く材料評価し、ミリ波システム設計者が望むミリ波材料をいち早く提供できることが求められております。
本セミナーでは、次世代移動通信や次世代自動車への展開に必須となるミリ波やミリ波材料に関する基礎知識からミリ波材料評価方法、さらにはミリ波回路やミリ波システムへの応用例などに関して解説します。
プログラム
1-1. なぜミリ波が注目?
1-2. 定義・特徴
2. ミリ波システム
2-1. これまでのミリ波システム
2-2. これからのミリ波システム
3. 回路評価技術の基礎
3-1. 伝搬定数
3-2. Sパラメータ
3-3. 測定方法
4. ミリ波回路
4-1. ミリ波伝送線路
(1) 設計方法
(2) 設計事例
4-2. ミリ波受動回路
(1) フィルタの実現例
(2) アンテナの実現例
4-3. ミリ波集積回路
4-4. 望まれるミリ波材料
5. 材料評価技術
5-1. 材料評価技術の分類・特徴
5-2. 高損失材料の評価技術
5-3. 低損失材料の評価技術
(1) 平板材料の評価方法
(2) フィルム材料の評価方法
(3) 異方性材料の評価方法
5-4. 導体材料の評価技術
(1) 表面側の評価技術
(2) 界面側評価技術
6.まとめ