化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

☆ 脱炭素燃料として注目されるアンモニア! 本講座では、政策動向から,ブルーアンモニア、グリーンアンモニアの製造法とコスト、利用技術の取組み状況について詳しく解説いたします
 
Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2024年3月22日(金)10:00~12:00
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:38,500円(税込)

備 考

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

国立大学法人 東海国立大学機構 岐阜大学 副学長
 / 工学部 化学・生命工学科 教授 博士(工学) 
神原 信志 氏

【ご専門】
化学工学、反応工学、環境工学、エネルギー工学

【所属学会】化学工学会、日本エネルギー学会、日本機械学会、日本燃焼学会、自動車技術会

受講対象・レベル

 商社、エンジニアリングメーカ、エンジンメーカ、工業炉メーカ、燃料電池メーカ、造船、化学、食品など発電や熱利用で脱炭素を計画している技術者

必要な予備知識

 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

・燃料アンモニアの特長、位置づけ、動向、今後の見通しを理解できます。
・燃料アンモニアの利用方法(脱炭素エネルギーへの転換)を習得できます。 

趣 旨

 アンモニアは脱炭素燃料および水素キャリアとして,2050年カーボンニュートラル実現のためのエネルギーとして位置づけられました。
 本講演では,わが国におけるアンモニアに関する政策動向を概説した後,アンモニアの基礎知識としてブルーアンモニアやグリーンアンモニアの製造法とコストを詳しく説明します。また,脱炭素燃料としてのアンモニア利用技術として,現在の取組み状況をわかりやすく解説します。

プログラム

1.アンモニアの政策動向
 1-1 アンモニア利用に関する政策動向
 1-2 IEAレポート(The Future of Hydrogen)の要点
 1-3 第6次エネルギー基本計画でのアンモニアの位置づけ
 1-4 2050年カーボンニュートラルに伴う成長戦略
 1-5 総合資源エネルギー調査会の近況
 1-6 内閣官房GX実行会議
 1-7 中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議
 1-8 関東広域アンモニアサプライチェーン構想
 1-9 新潟県カーボンニュートラル産業ビジョン
  
2.アンモニアの基礎知識
 2-1 アンモニアの物性と特長
 2-2 他のエネルギーとの比較
 2-3 アンモニア製造プロセスの概要
 2-4 ブルーアンモニアとグリーンアンモニア
 2-5 ブルーアンモニアとグリーンアンモニアのコスト
 2-6 グリーン水素とグリーンアンモニアのコスト
 2-7 ブルー水素とブルーアンモニアの発電コスト比較
 2-8 アンモニアサプライチェーン
  
3.アンモニア利用技術とビジネス展望
 3-1 NEDO GI基金:電力・船舶分野での利用技術開発
 3-2 内閣府SIP第3期:産業・運輸・民生分野での利用技術開発
 3-3 国内外の研究開発動向とビジネス展望
 3-4 アンモニア利用カーボンリサイクル技術と新規ビジネスモデル
  (1)アンモニアで排ガス中CO2を固定する
  (2)CO2キャリアおよびH2キャリアの役割
  (3)合成燃料製造への展開
  
 【質疑応答】