☆ CO2を活用した化学品製造に関する、化学業界の現状と技術体系について解説するとともに、それを可能とする触媒技術の最前線について詳しく解説! 特に、低級アルケン製造にCO2を利用する最新の取り組みに関し、世界最高性能を示す革新触媒技術の詳細を解説する
Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2024年2月20日(火)12:30~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:49,500円(税込)
備 考
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
講 師
大阪大学 大学院工学研究科応用化学専攻 教授 博士(工学)
古川 森也 氏
【専門】
触媒化学、無機材料化学
【ご活躍】
2019年08月~2021年07月 文部科学省研究振興局 学術調査官
2019年10月~2023年03月 科学技術振興機構 さきがけ研究者
2022年05月~2025年04月 触媒学会 編集委員 幹事
受講対象・レベル
・化学、石油・天然ガス、エネルギー、環境・SDGs関連分野に従事する方
・企業、国研の若手・中堅研究者、技術者およびR&D戦略担当者
・CO2を利用した化学品製造に興味のある方
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
・化学業界におけるCO2利用の現状
・CO2を利用した化成品合成の最前線
・CO2変換に有効な触媒技術に関する知識
・合金材料を利用した触媒の設計指針
趣 旨
CO2を活用した化学品製造に関して、化学業界の現状と技術体系について解説するとともに、それを可能とする触媒技術の最前線について詳しく紹介する。特に、基幹化学品である低級アルケン製造にCO2を利用する最新の取り組みに関し、世界最高性能を示す革新触媒技術の詳細を解説する。具体的には、初めに化学業界におけるCO2利用・排出削減の現状について、CO2排出削減に対する考え方・取り組みやCO2を活用した化学品製造の分類について概説し、続いてCO2を炭素源とする化学品製造として代表的なカーボネート製造、メタネーション、合成ガスによる燃料製造、メタノール合成を経る化成品合成について説明する。またCO2を添加剤として利用する化学品製造としてメタンドライリフォーミングやアルカン酸化脱水素についても説明する。最後に、プロパン酸化脱水素の系を例に、具体的な触媒の設計指針や多元素化による性能向上などについてその詳細を解説する。
プログラム
1-1 CO2排出削減に対する考え方・取り組み
1-2 CO2を活用した化学品製造の分類
2.CO2を炭素源とする化学品製造
2-1 カーボネート製造
2-2 メタネーション
2-3 合成ガスと燃料製造
2-4 メタノールを経由した化成品合成
3.CO2を添加剤として利用する化学品製造
3-1 メタンドライリフォーミング
3-2 低級アルカンの酸化脱水素
4.CO2を利用したプロパン酸化脱水素に有効な触媒開発
4-1 多元素合金を利用した触媒設計指針
4-2 3元系合金を用いた高性能触媒の開発
4-3 6元系合金への展開による更なる高性能化
5.まとめ
【質疑応答】