~ 構造と力学物性の関係、構造解析手法、成形加工など ~
☆ ポリマーアロイに関する幅広い知識が得られ、新規ポリマーアロイ材料を作るための材料設計に対する考え方を理解することができる!!
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2024年2月28日(水)10:30~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:55,000円(税込)
定 員
30名
備 考
・資料付(PDFデータでの配布)
※ 紙媒体での配布はございません。
※ 資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
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3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
講 師
山形大学大学院 大学院有機材料システム研究科 准教授 博士
西辻 祥太郎 氏
【ご専門】
高分子物性
受講対象・レベル
・若手技術者や新人の方。
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。
習得できる知識
・ポリマーアロイに関する幅広い知識が得られ、新規ポリマーアロイ材料を作るための材料設計に対する考え方を理解することができる。
趣 旨
高性能高分子材料を開発する方法として、2種類以上の高分子を複合化するポリマーアロイは非常に重要である。本講演では、まずポリマーアロイの定義について述べ、開発事例を紹介しながら歴史に触れる。そして、相溶性や熱力学といったポリマーアロイの物理について詳しく説明する。次にポリマーアロイにおいて最も重要である構造と力学物性の関係について述べ、顕微鏡法および散乱法を用いた構造解析、ポリマー同士の界面構造、相容化剤の種類や効果について説明する。さらに現在のポリマーアロイの開発ではなくてはならない方法であるリアクティブプロセッシングの構造制御に関して詳しく説明する。これらの知見を踏まえて、具体的な開発事例を通して、押出機を用いた新規ポリマーアロイの開発や特殊溶融混練について紹介し、その仕組みや構造制御に関して概説する。最後に今後のポリマーアロイの開発についても言及する。
プログラム
1. ポリマーアロイの基礎
1-1. ポリマーアロイの定義
1-2. ポリマーアロイの歴史
1-3. 相溶性と相容性
1-4. 相図と熱力学
2. ポリマーアロイの構造
2-1. 構造と力学物性
2-2. 構造の解析手法
2-3. ポリマーアロイの界面構造
2-4. 相容化剤の種類・効果
2-5. リアクティブプロセッシング
3. ポリマーアロイの成形加工
3-1. 溶融混練押出
3-2. 高L/D二軸混練押出機とリアクティブプロセッシング
3-3. 特殊溶融混錬機による新規ポリマーアロイの開発
4. 今後のポリマーアロイ
4-1. 超分子とポリマーアロイ
4-2. 資源循環社会とポリマーアロイ