化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

脱炭素社会の背景と動向、サプライチェーン全体のGHG排出量を算定する目的を理解し、Scope1、2、3の算定演習を通し、簡易な算定その後の活用の見通しが立てられるようになる状態を目指します!
 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2024年2月22日(木)13:00~17:00
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

Value Frontier㈱ 環境コンサルタント  大野 佳 氏

【ご専門】
エネルギー管理士

在学中はエネルギー経済モデルの開発と研究を行う。
NPO法人環境エネルギー 政策研究所、公益財団法人地球環境産業技術研究機構でインターンなど。
卒業後、制御・計測機器メーカーを経て、現在、Value Frontier(株)のコンサルタント。
エネルギー管理士。

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Value Frontier㈱ 環境コンサルタント  清野 貴明 氏

家電系業界新聞、IT系Webマガジン、医学系出版社の編集を経て、近年は統合報告書やサステナビリティレポートの企画提案、制作進行を担当。
現在は主に環境経営コンサルティング業務に従事し、TCFDの戦略策定支援など、脱炭素を中心とした企業価値向上を支援している。

受講対象・レベル

・これからサプライチェーン排出量算定に取組む担当者の方
・取引先や上司から脱炭素の対策や提案を求められている担当者の方
・顧客から製品の環境影響についての説明を求められている方
・Scope1、2、3とLCA、CFPの違いを知りたい方
・Scope1、2、3の実際の算定方法を知りたい方

※ コンサルティング業界の方、講師業をされている方は受講をご遠慮願います。(お申し込みを頂いた後、受理しかねることもございます。ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。) 

必要な予備知識

 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

・GHGプロトコルの動向が分かります。
・TCFD、SBT、CDP、RE100、など
 各種イニシアチブと制度の関係性について理解できます。
・自社のサプライチェーン排出量の算出方法の基礎知識を理解できます。
・自社で取り組みを行う場合に、何から取り組めば良いか分かります。
・Scope1、2、3の基本的な考え方と簡単な算定ができます。 

趣 旨

 パリ協定に基づき、産業革命以降の気温上昇を1.5℃〜2℃未満に抑える目標を各国で共有しており、実現するには2050年にCO2排出実質ゼロ(脱炭素)の達成が必須です。
 世界各国が脱炭素社会にシフトする中、日本政府も2050年「カーボンニュートラル」を宣言し、2030年までに13年比46%削減を目指しています。その状況下で、企業経営者は「気候危機」を緊急の社会課題と認識したうえで、事業活動を通じて気候変動によるリスクを低減する必要があります。また、事業活動の収益機会を最大化するための中長期的な価値創造ストーリーを描き、株主、従業員、顧客、取引先、地域社会などあらゆる利害関係者に持続的な企業価値の向上を明示していくことが重要です。サプライチェーン全体の温室効果ガス(GHG)排出量の把握は気候変動対応の第一歩であり、GHGの削減と情報開示を着実に進めるために必要です。
 本セミナーでは、脱炭素社会の背景と動向、サプライチェーン全体のGHG排出量を算定する目的を理解し、Scope1、2、3の算定演習を通し、理解を深め、簡易な算定その後の活用の見通しが立てられるようになる状態を目指します。

プログラム

1. 脱炭素を取り巻く現状の理解
   (1) なぜ地球温暖化が起きているのか
   (2) 国際的な基準、動向(CDP、SBT、TCFD等の概要)
   (3) 国内の現状
   (4) 省エネ法
   (5) 温対法
  
2. GHG排出量算定について
   (1) GHGプロトコルについて
   (2) サプライチェーンGHG排出量算定の必要性
   (3) 組織のGHG排出量算定とLCA、CFPの違い
   (4) LCA、CFPについて
   (5) 組織のGHG排出量算定の基本的な流れ
   (6) 組織のGHG排出量算定の適用範囲設定の考え方
   (7) SCOPE1,2について
   (8) SCOPE3 15カテゴリの説明
  
3. Scope1、2、3算定の演習
   (1) Scope1算定方法
   (2) Scope1算定演習
   (3) Scope2算定方法
   (4) Scope2算定演習
   (5) Scope3算定方法
   (6) Scope3算定演習
     (カテゴリ1~15)
  
4. 算定の活用
   (1) 第三者検証について
   (2) 対策・ロードマップ作成について
   (3) 開示方法について
  
【質疑応答】