☆ マイクロバブルとウルトラファインバブルの特性・発生器・測定法を解説します!
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信受講:6月17日(月)~6月28日(金)】を希望される方は、 ≫こちら≪ からお申し込み下さい。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2024年6月14日(金)12:30~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:49,500円(税込)
備 考
・資料付(PDFデータでの配布)
※紙媒体での配布はございません。
※資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
講 師
名古屋大学大学院 工学研究科 化学システム工学専攻 准教授 安田 啓司 氏
【学位】
博士(工学)
【専門】
化学工学、超音波工学、物理化学
【略歴】
1997年 名古屋大学大学院 工学研究科 助手
2002年 名古屋大学 廃棄物処理施設 助教授
2008年 名古屋大学大学院 工学研究科 准教授
2012年 化学工学会 反応工学部会 ソノプロセス分科会 代表
2015年 ファインバブル学会連合 理事
2015年 永井科学技術財団 学術賞
2016年 ソノケミストリー学会 副会長
2017、2021年 化学工学会 論文審査貢献賞
2014、2018、2022年 ソノケミストリー学会 論文賞
受講対象・レベル
・ファインバブル(マイクロバブル、ウルトラファインバブル(ナノバブル))に関心のある方や基礎知識、活用方法、研究動向を知りたい方
必要な予備知識
・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。
習得できる知識
・ファインバブル(マイクロバブル、ウルトラファンバブル)の基本的特性が理解できる。
・各種ファインバブル発生器の仕組みと特徴がわかる。
・ファインバブルの計測方法が理解できる。
・ファインバブル様々な活用方法と最新研究が理解できる。
趣 旨
微細気泡「ファインバブル」である「ウルトラファインバブル(ナノバブル)」(大きさが1μm以下)と「マイクロバブル」(直径:1~100 μm)について、それぞれの様々な特性、発生器の種類、測定法について基礎からわかりやすく解説します。特にウルトラファインバブルは、水中で数か月以上安定であること、帯電性を制御できること、超音波によって生成・除去できること、水の蒸発や添加によって濃度を調節できることなどから近年注目を集めています。
活用方法と研究について「ウルトラファインバブル」では、洗浄の実用化例、吸着・脱着・抽出の促進と微粒子合成の最新研究を紹介します。また、「マイクロバブル」では、着色排水の処理、エマルジョンの分離、ハイドレートの形成などの研究を紹介します。「ファインバブル」は低環境負荷、安全、クリーン、低コストである方法なので、持続可能な社会形成に向けて、今後の進展が大いに期待できます。
プログラム
1-1 マイクロバブルの特性
・上昇速度、自己加圧効果、表面電位等
1-2 マイクロバブルの発生器
・旋回流式、スタテックミキサー式、加圧溶解式等
1-3 マイクロバブルの測定法
2.マイクロバブルの活用方法と研究
2-1 着色排水の脱色
2-2 エマルジョン排水の油水分離
2-3 ハイドレートの形成促進
3.ウルトラファインバブルの基礎
3-1 ウルトラファインバブルの特性
・大きさ、濃度、表面電位、長期安定性、濃縮等
3-2 ウルトラファインバブルの発生器
・超音波式、旋回流式、スタテックミキサー式、加圧溶解式等
3-3 ウルトラファインバブルの測定法
4.ウルトラファインバブルの活用方法と最新研究
4-1 洗浄
・無機塩の洗浄メカニズムと高速道路での実用化例
4-2 吸着,脱着,抽出の促進
・活性炭への鉛イオン吸着,土壌からの銅イオン脱着,植物からの抽出
4-3 微粒子の合成
・金属ナノ粒子の合成、中空粒子の合成等