化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

   
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2024年2月28日(水)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

大戸 達彦氏
名古屋大学大学院工学研究科 材料デザイン工学専攻 計算材料設計講座 准教授

【講師経歴】
 2013年4月~2013年5月 JSPS 特別研究員 PD、産業技術総合研究所
 2013年6月~2023年2月 大阪大学大学院 基礎工学研究科 助教
 2023年3月~ 名古屋大学大学院 工学研究科 准教授

【専門分野】
 第一原理計算を主体とした表面・界面科学 特に分子エレクトロニクス・界面分光・不均一触媒

【所属学会】
 日本物理学会 日本化学会 日本応用物理学会

セミナーの趣旨

 水を電気分解するための触媒としてはPtやIrが適していることが知られているが、その希少性のため、ありふれた元素で代替する必要がある。しかし、無数にある元素の組み合わせの中から適切な触媒を見出すことは困難である。本セミナーでは、卑金属をベースに高性能な水分解用電極を探索する試みについて、第一原理計算と機械学習の観点を中心に解説する。

セミナー対象者

 ・ 元素戦略に興味のある方
 ・ 水電界触媒に興味のある方
 ・ 第一原理計算と機械学習を用いた物質探索に興味のある方

セミナーで得られる知識

 ・ 「機械学習力場」の概念・作成方法・応用に関する基礎知識
 ・ 水分解触媒開発への第一原理計算の活用方法
 ・ 多数の元素を含む物質を起点とした触媒探索戦略

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. 水電界の背景
 1-1. なぜ卑金属搭載固体高分子型水電界か
 1-2. 水の電気分解の仕組みと触媒の学術研究動向
 1-3. 卑金属と腐食
 1-4. 卑金属電極触媒の開発戦略
  
2. 電極の作製と評価
 2-1. 作製方法
 2-2. 構造評価
 2-3. 触媒性能評価
  
3. 第一原理計算を用いた触媒性能評価
 3-1. 密度汎関数法のごく簡単な説明
 3-2. 第一原理計算と遷移状態計算
 3-3. 遷移状態計算を用いない触媒活性評価
 3-4. 水分解反応の活性評価方法
  
4.  機械学習力場を用いた触媒性能評価の加速
 4-1. 機械学習力場の必要性
 4-2. 機械学習力場概論:カーネル回帰とニューラルネットワーク
 4-3. 9元合金の機械学習力場の構築
 4-4. 機械学習力場を援用した触媒活性評価
  
その他:質疑応答
  

  
  

関連図書

        材料・合成技術
        機械・装置

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        機械・エレクトロニクス・コンピュータ