化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

  
* 本ウェビナーは開催済みです。再開催のご要望があれば、お知らせください。

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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2024年2月22日(木)13:30~16:30 
       受 講 料:44,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 39,600円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 菅原 秀一 氏  泉化研 代表

【講師経歴】
 1972 東北大学大学院 工学研究科 高分子化学専攻
 ~2000 呉羽化学工業(現 ㈱クレハ)機能樹脂部・技術担当部長
 ~2005 三井物産㈱ 本店 無機化学本部 PM ナノテク事業企画部門 PM この間、リチウムイオン電池関係の新規会社設立 FSほか
 ~2010 ENAX㈱ 米澤研究所 先端技術室 PM
 この間、2006~2010 NEDO 系統連係蓄電システム 研究 PM 北陸電力㈱/ENAX㈱ 共同研究所 PM/プロジェクト・マネージャー FS/フィジビリティースタダー

セミナーの趣旨

 リチウム(メタル)が、万能の負極材であることは言うまでもない。高性能正極材のコバルト系とハイ・ニッケル系を否定はしないが、今後のEV拡大の世界を想定すると、遷移元素(レアメタル)のサプライ・チェーンは、EV用電池の最大のネックである。
 資源的に全く制約の無い硫黄は、その極めて高い容量1,675Ah/Kgが背景にあるが、低い出力電圧が最大の欠点である。またこれまでの多くの研究が、電解液系で行われたが、電解液への硫黄中間体の溶出が障害となっている。
 EVの航続距離Km(WLTC)は、600Kmが最低レベルであり、これは電池の比容量Wh/Kgのレベルに依存する。現行のNMC811三元系正極材と、炭素系負極材の電池は、300Wh/Kgがほぼ頭打ちである。一方でリチウム・硫黄電池では、500Wh/Kgのレベルも狙えるのではないか。
 以上の様な制約をクリアする事は、実用レベルで達成することは容易ではないが、本Webinerで提案する、「究極のリチウム・硫黄電池(Z)=双極子構造(Y)×固体電解質(X)」が一つの選択肢であろう。
 固体電解質の技術と情報は、最近はかなりレベルアップして、実用セルへの適用も見え始めて来た。ここでは硫化物系と酸化物系を比較検討したい。
 双極子(バイポール)セルは、意外と知られていないが、単極子のN層タンデムで、出力電圧がN倍になるメリットが活かせる。液絡防止など、セル構造の制約が課題ではあるが、固体電解質との組合せでは、以外と簡単な構造が可能である。
 かなり不確定要素はあるが、本Webinerでは、(X)と(Y)を解説した上で、究極の(Z)を考えてみたい。

セミナー対象者

 「特に限定は無いが、リチウムイオン電池のブレーク・スルーにチャレンジする方に、共に考えるチャンスを 持ちたい」

セミナーで得られる知識

 「知識ではなく、推理と推進のスキルを体験して頂きたい」

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1. リチウムイオン電池の構成と単極子vs.双極子
 単極子セル
 双極子セル
 電圧と電流
 液絡防止の構造
 過去の開発事例
  
2. 固体電解質の電気化学
 電解質の特性パラメーター
 硫化物系電解質
 酸化物系電解質
 電解質の温度係数
 正・負極とのイオン伝導パス
  
3. 負極の選択と特性
 炭素系負極材
 非炭素液負極材
 リチウムおよびリチウム合金系
 リチウムの特性と充電・放電
  
4. 正極の選択と特性
 汎用正極材とLFP系
 ハイニッケル系正極材
 NMC三元系正極材
 黄系正極材と特性
  
5. リチウム硫黄電池の開発事例
  

  
  

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