マイクロバイオーム研究を進める上で必須のゲノム科学の基礎から解説! マイクロバイオーム研究における解析手法とは??
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2024年3月19日(火)10:30~16:30
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
定 員
30名
備 考
資料付
【LIVE配信セミナーとは?】
・本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
・「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM を
ダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
ZOOM WEBセミナーのはじめかたをご覧ください。
・お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
LIVE配信のみのセミナーです。
・お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
・後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
・セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
ご自宅への送付を希望の方はご住所などをお知らせください。
・ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
・講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく
複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
講 師
国立遺伝学研究所 情報研究系 教授・副所長 博士(薬学) 黒川 顕 氏
【略歴】
1995年 東北大学理学研究科博士前期課程修了
1998年 大阪大学大学院薬学研究科博士後期課程修了、博士(薬学)
2001年 大阪大学微生物病研究所・助手
2004年 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科・准教授
2008年 東京工業大学大学院生命理工学研究科生命情報専攻・教授
2013年 東京工業大学地球生命研究所・教授、副所長
2016年 国立遺伝学研究所生命情報研究センター・教授
2019年より現職
受講対象・レベル
・マイクロバイオームに興味を持っている方
・マイクロバイオーム(ヒトの腸内や皮膚など、あるいは、土壌を含めたある特定環境中の細菌叢)の解析・分析をしている方、これからしたい方
・10年、20年、30年後……に実る研究テーマ・シーズを先行調査する立場の方 など
習得できる知識
・マイクロバイオーム研究の全体像・概況
・マイクロバイオームの意義や作用・効果
・マイクロバイオームデータの解析・分析方法
・マイクロバイオーム研究によって起こり得る今後の変化、産業利用・応用の可能性 など
趣 旨
今猛烈な勢いで世界的に進められているマイクロバイオーム研究について、その概況、研究の最前線、基礎としてのバイオインフォマティクスから、マイクロバイオームの解析手法に至るまで解説します。マイクロバイオームにおけるデータ解析において欠かす事ができないメタゲノム解析についても説明します。
プログラム
1 マイクロバイオーム研究の前提となるゲノム科学概論
1.1 ゲノム解析とバイオインフォマティクス
1.1.1 ゲノム科学とは
1.1.2 バイオインフォマティクスとは
1.1.3 塩基配列の決定方法
1.2 ゲノム解析の基礎と意義
1.2.1 ゲノム配列の決定方法
1.2.2 遺伝子アノテーション
1.2.3 比較ゲノム解析
1.2.4 メタゲノム解析
2 マイクロバイオーム研究のためのバイオインフォマティクス入門
2.1 分子進化学入門
2.1.1 分子進化学とは
2.1.2 なぜ分子進化学を理解する必要があるのか
2.1.3 アミノ酸配列の分子進化解析
2.1.4 核酸配列の分子進化解析
2.2 配列解析基礎1
2.2.1 ペアワイズアラインメント
2.2.2 相同性検索
2.2.3 マルチプルアラインメント
2.3 配列解析基礎2
2.3.1 進化系統解析
2.3.2 モチーフ解析
2.3.3 確率モデルに基づく配列解析
3 マイクロバイオーム研究とデータベース
3.1 生命科学におけるデータベースの役割と種類
3.1.1 なぜデータベースなのか
3.1.2 配列データベース
3.1.3 代謝データベース
3.1.4 その他のデータベース
3.2 マイクロバイオーム研究に有用なデータベース
4 マイクロバイオーム研究における解析手法
4.1 メタゲノム解析とは
4.1.1 アンプリコンシーケンシングによるメタゲノム解析
4.1.2 ショットガンシーケンシングによるメタゲノム解析
4.1.3 MAG解析
4.1.4 メタトランスクリプトーム解析
4.2 マイクロバイオームデータからの知識発見