導電性高分子のドーピング方法から伝導特性向上やキャリア伝導機構の最新動向など詳解!
※ オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のノートPCで受講できます。
R&D支援センターウェビナー
開催日時:2023年12月11日(月)13:00~17:00
開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
参 加 費:49,500円(税込)
持参物
受講にはWindowsPCを推奨しております。
タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
備 考
資料付
【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
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3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
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講 師
名古屋大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻 准教授・博士(理学) 伊東 裕 氏
最終学歴:京都大学大学院理学研究科博士後期課程中退
専門分野:有機導電物質の電気伝導・超伝導
習得できる知識
導電性高分子のドーピング方法
導電性高分子薄膜の電気伝導機構
導電性高分子の高導電化の方法
導電性高分子の熱電素子応用
趣 旨
導電性高分子は軽量安価でフレキシブルな電子材料としてIoT社会での活躍が期待され、ドーピング下の電気伝導に関心が集まっている。しかし高分子薄膜は、高分子が配向した結晶領域を配向が乱れた境界領域が取り囲む複雑な構造からなり、電気伝導モデルの構築が遅れ、素子性能効率向上への指針が明らかになっていない。
本セミナーでは、ドーピング時に現れる電荷キャリアの特徴、ドーピングの方法の基礎について触れた後、ドーピング濃度上昇によって変化していくキャリア伝導機構に関する最近の研究と、伝導特性向上に向けた取り組み、さらに電極材料・熱電素子応用への展望について述べる。
プログラム
2.ドーピングの方法
2-1.化学ドーピング
2-2.電気化学ドーピング
2-3.ドーピング量の決定
3.導電性高分子薄膜の構造
3-1.結晶領域・境界領域・タイ分子
3-2.主鎖配向制御
4.キャリア伝導機構
4-1.電気伝導の基礎
4-2.最近接ホッピング
4-3.可変領域ホッピング
4-4.輸送エネルギーモデル
4-5.弱局在
4-6.金属的伝導
5.応用技術
5-1.半導体応用
5-2.透明電極
5-3.熱電素子