化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

~研究成果を確実に事業につなげるには?イノベーションを生む研究開発テーマのマネジメント~
化粧品開発に求められることとは? 化粧品の持つ機能的価値と意味的価値、顧客体験価値とは?

 
※ 本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2023年12月11日(月)13: 00~16:00
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

資料付

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 日本化粧品技術者会 東日本支部事務局長  植村 真樹 氏
   
【ご専門】
 R&Dマネジメント、人材・組織活性化 等

【ご略歴】
 1985年3月 慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 卒業
 1987年3月 慶應義塾大学大学院 理工学研究科 応用化学専攻 修士課程修了
 1987年4月 ㈱資生堂入社
 2009年4月 同 研究所総務室長
 2011年4月 資生堂医理化テクノロジー(株)代表取締役社長
 2015年1月 ㈱資生堂 フロンティアサイエンス事業部長
 2020年1月 同 フロンティアサイエンスイノベーションセンター長
 2021年12月 同 定年退職
 2022年1月 日本化粧品技術者会 入会

【ご活動等】
 (社)企業研究会 R&Dマネジメント交流会議(2002年~) 現在、副コーディネーター
 (社)企業研究会 開発塾(2023年~) コーディネーター

趣 旨

 リアルとバーチャル、AIと人間、グローバルとローカル、経済価値と社会価値等、世の中の両極化が進むとともに、顧客の価値観・生き方も多様化してきている。このように不確実性が増大するVUCAの時代背景のもと、企業に求められる経営の在り方やモノづくりのスタイルも大きな変革を迫られている。
 本セミナーでは、「今、世の中で何が起こっているか」の考察を起点に、化粧品開発に求められること、化粧品の持つ機能的価値と意味的価値、顧客体験価値を考えるとともに、今後の化粧品ビジネスにおける研究テーマの設定とマネジメントのあり方、及びその基礎となる組織活性化について、演者の経験を振り返りながら考える。

プログラム

 1.VUCA時代を迎えて(社会変化の加速)
  1.1 外部環境の変化を直視する
  1.2 ESG、SDGs、CSV経営と自社独自性の提案
    (事例)ユニリーバのUSLPプラン
    ・日本化粧品工業会のサスティナビリティ指針 他
  
 2.パーパスに基づく戦略策定
  2.1 パーパス経営と実現に向けた要件
  2.2 ポートフォリオ・オブ・イニシアティブ
  2.3 「超長期視点」と「超短期視点」の戦略策定
    ・ロードマップの基本形(ケンブリッジ大学) 他
  
 3.化粧品ビジネスにおける今後の価値づくり

  3.1 国内外化粧品産業の現状と展望
    ・激変する化粧品流通
    ・化粧品業界の5F分析
    ・アジア化粧品メーカーの台頭 他
  3.2 顧客価値創造の時代
    ・R&D活動におけるDXの推進(事例:資生堂のケース) 他
  3.3 化粧品開発に求められること
    ・化粧品ビジネスの特性
    ・化粧品の新たな価値創造
    ・化粧品に求められる品質と開発の方向性 他
  3.4 化粧品の意味的価値と顧客体験価値
    ・機能的価値競争から意味的価値の共創へ 他
    ・顧客価値を有用性情報に落とし込む(事例:資生堂のケース)
  3.5 顧客インサイト起点の価値開発
    ・事業コンセプトの作成(事例:資生堂のケース) 他
  3.6 自社コア技術を活かした新たな価値開発
  
 4.イノベーションを生む研究開発テーマのマネジメント
  4.1 研究開発テーマのマネジメント上の課題
  4.2 良い研究開発テーマを生むマネジメントの基本姿勢
    ・イノベーションを起こすキーポイント(事例:デンソーウェーブのケース)
    ・ステージゲート法からステージサポート法へ  他
  4.3 新たなつながりを実現するオープイノベーションの成功の要件
    (事例)資生堂、コーセー、花王、ロレアルのケース  他
  4.4 研究成果を確実に事業につなげる
    ・ワイドレンズ(事例/ファイザーのケース) 他
  
 5.化粧品開発者の心得と組織風土の改革
    ・化粧品開発技術者にとっての大切な心掛け(日本化粧品技術者会資料を引用)
    ・ダイバーシティの推進 
    ・なぜ、ヒット商品やロングセラー商品が生まれにくいか 他
  

スケジュール

※多少前後する可能性がございます。
 13:00~13:45 講義1
 13:45~13:50 休憩
 13:50~14:45 講義2
 14:45~14:50 休憩
 14:50~15:30 講義3
 15:30~16:00 質疑応答