~これからの製品開発で求められるワイヤレス化のための必須知識~
トリケップスセミナー
開催日時:2023年10月10日(火)10:00~17:00 トリケップスセミナー
会 場:東京都千代田区内の会場を予定
受 講 料:お1人様受講の場合 53,900円(税込/1名)
1口(1社3名まで受講可能)でお申し込みの場合 66,000円(税込/1口)
講 師
小暮 裕明(こぐれひろあき)氏
小暮技術士事務所 所長
技術士(情報工学)/工学博士(東京理科大学)/特種情報処理技術者/
電気通信主任技術者(第1種伝送交換)
<略歴>
1977年 東京理科大学卒業後、エンジニアリング会社で電力プラントの設計・開発に従事
1988年 技術士国家試験「技術士第二次試験」合格・登録(#20692 情報工学部門)
1992年 技術士として独立開業 SE教育、電磁界シミュレータ技術指導を開始
1998年 東京理科大学大学院博士課程(社会人特別選抜)修了、工学博士
2004~2017年 東京理科大学講師(非常勤)コンピュータネットワーク他を担当
2014~2017年 拓殖大学工学部講師(非常勤)電気磁気測定 担当
現在、技術士として技術コンサルティング業務、セミナー講師等に従事
<専門>
電磁界シミュレータ技術指導、小型アンテナ設計支援、SE教育、講演など
セミナーの概要
IoT機器やセンサー系の装置など,これからの製品開発はワイヤレス化が必須となりました.システムを導入する際には,ユーザーの適用範囲に応じたインフラを選択し,安定したワイヤレス通信の確保が求められます.システム構築にあたっては電波(電磁波)に関する基本的な特徴の理解,特に「アンテナ設計」が要となります.最近は回路技術者が配線の延長としてアンテナを設計する機会が増えています.またワイヤレス化を主導する管理者がアンテナ製品を選択する際にも,シミュレーションで得た知見を活用して,最適な設置状況を把握できます.
本セミナーでは,電磁界シミュレータを用いた小型アンテナやシステム設計支援のノウハウをもとに,アンテナ設計から運用までの流れとポイントを学びます.
講義項目
1.1 RFIDタグシステム
1.2 ワイヤレス充電システム
1.3 LPWAシステム
1.4 ワイヤレスLANシステム
1.5 UWBシステム
2 ワイヤレス化の導入にあたって
2.1 必要な通信距離とインフラの選択
2.2 多種のアンテナを分類する
2.3 インフラに応じたアンテナの選択基準
3 アンテナからの放射
3.1 電波(電磁波)の本質を理解する
3.2 放射のメカニズム
3.3 アンテと電磁環境
4 シミュレーションによるアンテナ設計支援
4.1 電磁界シミュレータによるアンテナ設計事例(デモ)
4.2 重要なインピーダンス整合とは
4.3 アンテナの特性とその評価基準
5 アンテナの測定
5.1 フィールドでの電界強度測定
5.2 フィールドでのアンテナ特性測定
5.3 放射効率の測定
6 ワイヤレス・システムの稼働・運用における問題と解決
6.1 設置状況と不安定動作の原因
6.2 電磁波ノイズ問題とは?
6.3 ノイズ問題解決の実例
まとめとQ&A