化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

☆ CO2をメタン変換する技術的ポイントや、変換後のメタンを原料とした合成ガスの製造技術、固体炭素の連続回収方法など解説! また、現行の大型水素製造システムが抱える問題点、未来型水素製造プロセスの取り組み状況なども紹介します。
 
Zoomを使ったWEBセミナーです。在宅、会社にいながらセミナーを受けられます。

R&D支援センターウェビナー

       開催日時:2023年9月29日(金)13:00~16:00
       開催場所:【WEB限定セミナー】※ 会社やご自宅でご受講ください。
       参 加 費:49,500円(税込)

定 員

 30名

備 考

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、 こちら からミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。Zoom WEBセミナーのはじめかたについては こちら をご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。

・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

講 師

 静岡大学 学術院 工学領域 教授 博士(工学)
 福原 長寿 氏

【ご専門】
 反応工学、触媒化学

【ご活躍】
 静岡大学カーボンリサイクル技術研究所 所長
 静岡県ふじのくに未来のエネルギー会議 委員

受講対象・レベル

 環境エンジニアリング分野やエネルギー分野に係わる産業界の方々

必要な予備知識

 特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

・メタネーションの基本と課題が理解できる。
・メタネーションが抱える課題の解決方法が理解できる。
・カーボンニュートラルの達成に向けた現在の取り組みが理解できる。 

趣 旨

 2050年までのCO2排出実質ゼロ宣言を受けて、昨年度にカーボンニュートラルを目指したグリーン成長戦略の指針が政府より発表された。
 本講演では、この戦略指針で中心技術の一つにあげられるCO2のメタン化技術について、産業プロセス排出の大量CO2をメタン変換する技術的ポイントや、変換後のCH4を原料とした合成ガスの製造技術、そして低炭素化技術となる固体炭素の連続回収方法について紹介する。また、メタン化反応だけではなく、アンモニア合成や燃料電池車などに未来エネルギーとして必要となる水素の製造プロセスについて、現行の大型水素製造システムが抱える問題点を説明しつつ、未来型水素製造プロセスの取り組み状況などを紹介する。

プログラム

1.CO2のメタン化技術
 1-1 国内外の状況と課題
 1-2 構造体触媒システムによるメタン化反応
 1-3 CO2を高速処理するメタン化反応
 1-4 室温雰囲気でのメタン化反応(オートメタネーション)
 1-5 小型発電機からの排ガス処理の実例
  
2.CH4から合成ガスの製造と固体炭素の捕集
 2-1 メタンのドライ改質反応の現状と課題
 2-2 構造体触媒システムによるドライ改質反応
 2-3 CO2とCH4から固体炭素を連続捕集する技術
 2-4 メタン化反応との組み合わせプロセス
  
3.水素製造のための改質プロセス
 3-1 炭化水素の水蒸気改質とは
 3-2 大型改質プロセスの現状と課題
 3-3 未来型改質プロセスの展開