化学品の市場調査、研究開発の支援、マーケット情報の出版

 
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CMCリサーチウェビナー【ライブ配信】

       開催日時:2023年10月17日(火)10:30~16:30 
       受 講 料:55,000円(税込)  * 資料付
          *メルマガ登録者 49,500円(税込)
          *アカデミック価格 26,400円(税込)
         パンフレット

※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
 お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
   → https://zoom.us/test
 ★ アカデミック価格:学校教育法にて規定された国、地方公共団体および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。
 ★【メルマガ会員特典】2名以上同時申込かつ申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、1名あたりの参加費がメルマガ会員価格の半額となります。
 ★ お申込み後のキャンセルは基本的にお受けしておりません。ご都合により出席できなくなった場合は代理の方がご出席ください。

講 師

 野村 和宏 氏  NBリサーチ 代表

【講師経歴】
 1990年 京都工芸繊維大学 高分子学科 修士課程修了
  同年 長瀬チバ(現ナガセケムテックス)に入社 在職中は半導体封止材、絶縁封止材、CFRPマトリックス、各種接着剤などの変性エポキシ樹脂製品の開発業務に従事
 2018年 ナガセケムテックスを退職
 2019年 NBリサーチ設立 封止材や接着剤に関する技術コンサルタント

セミナーの趣旨

 エポキシ樹脂は耐熱性、耐湿性、絶縁性、強度、接着など様々な面で優れた特性を有しているため建築用途から航空宇宙、自動車、家電、半導体まで幅広い用途で使用されている。もちろん各分野で要求される特性もレベルも異なっているためエポキシ樹脂の設計においては非常に多くの原料の選択肢が必要となり、管理すべき項目も多岐に渡っている。またエポキシ樹脂は硬化に化学反応を伴うため取り扱いにおいても十分な注意が必要である。
 本講義ではまずエポキシ樹脂の設計に関する基礎技術を押さえた上でそれぞれのアプリケーションで必要な特性とレベル、設計手法を説明した後に演者の長年の経験から得た発生しがちな不具合についての原因究明、対処法についても紹介し、最後に最新の技術動向についても触れたい。これからエポキシ樹脂を扱う技術者にもエポキシ樹脂を扱いなれた技術者にも良い気付きになれば幸いである。

セミナー対象者

 エポキシ樹脂の変性品開発を行う技術者、変性エポキシ樹脂を使用する技術者

セミナーで得られる知識

 エポキシ樹脂の基礎、エポキシ樹脂の配合技術、エポキシ樹脂の設計および使用時のトラブル対策、エポキシ樹脂の技術トレンド

プログラム

      ※ 適宜休憩が入ります。

1.エポキシ樹脂の基礎
 1-1 エポキシ樹脂の合成法
 1-2 エポキシ樹脂の種類と特長
 1-3 構造による物性の変化
  
2. 硬化剤の基礎
 2-1 アミン系硬化剤
 2-2 酸無水物系硬化剤
 2-3 フェノール系硬化剤
 2-4 その他の硬化剤
  
3. 添加剤の基礎
 3-1 カップリング剤の種類と役割
 3-2 反応性希釈剤、非反応性希釈剤の使い分け
 3-3 無機フィラーの用途別の使い方
 3-4 低応力化剤の種類と選択法
  
4. エポキシ樹脂の製造法と設備
  
5. エポキシ樹脂の応用分野と要求特性

 5-1 接着剤
 5-2 CFRPマトリックス
 5-3 絶縁封止材
  
6. エポキシ樹脂の評価法
 6-1 粘性評価
 6-2 反応性評価
 6-3 熱特性評価
 6-4 電気特性評価
 6-5 強度評価
  
7. エポキシ樹脂の設啓・使用時のトラブル
 7-1 不純物によるトラブル
 7-2 硬化性のトラブル
 7-3 吸湿によるトラブル
 7-4 ボイドに関するトラブル
  
8. アプリケーション別の設計技術
 8-1 接着剤の設計
  8-1-1 接着理論
  8-1-2 被着体の表面処理
  8-1-3 接着性を改善するための設計
 8-2 封止材の設計
  8-2-1 残留応力に対する対応
  8-2-2 リフロープロセスでのクラック、剥 離
 8-3 CFRPマトリックスの設計
  8-3-1 含浸性
  8-3-2 CFとの密着性
  
9. エポキシ樹脂の技術トレンド
 9-1 超高耐熱樹脂
 9-2 高周波への対応(低誘電)
 9-3 リサイクル
 9-4 バイオマスエポキシ
  

  
  

関連図書

        材料・合成技術

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